血圧値 128/75/70 酸素飽和度 98% 体温 36.3℃ 体重 68.8キロ
先日、京急大師線を巡行した記事を書きましたが、その際、川崎大師の「東門前駅」で降りて、お昼ご飯を食べました。
せっかくですからお蕎麦屋さんを探して、「荷風セット」を更新しようということで選んだのが、このお店。
東門前駅から歩くこと徒歩5分。
参道に入る角の一等地にあります。
おお、またしても「松月庵」。
例の「松に月」の紋所は付いてないなあ。
「松月庵暖簾会」の一門ではないのか?
お店の中はこんな感じ。
店内は1Fがテーブル席で、2Fがお座敷席です。
お座敷でゆっくりっていうのも良いなあ。
かなり広いけど、2時でも満席状態。
初詣の時は大変でしょうね。
☆
以前、このシリーズでは、学芸大学駅前の「松月庵」の記事を書きましたね。
0630 起床 気分快 晴 【荷風セットを食べる】№03 目黒区鷹番(学芸大学駅) 松月庵 20240125 - にこたろう読書室の日乗
「松月庵」のルーツとして、下記のような二つの説を引用しました。
①松月庵の創始者は壁谷(かべや)一族。大正末期から昭和初期あたりに、愛知県蒲郡市から壁谷性の青年が上京してきて、そば屋を始めます。これが当たり、壁谷氏は一族を東京に呼び寄せ、一族や従業員たちをどんどん暖簾分けさせます。結果、東京を中心に松月庵がたくさんできました。
②蕎麦屋「松月庵」の創業者は愛知出身の「松山竹助」とされ大正9年(1920年)に上野動物園裏の門前で創業が始まりと記録されている。
ところが、ごらんのとおり。
なんと、こちらの「川崎大師 松月庵」は明治17(1884)年の創業、と高らかにうたっています。
どうなっているのかな。
「二八」と呼ばれる手打ちそばや「かえし」に代表されるつゆ仕込など、江戸伝統の技法を四代にわたり受け継いでいます。
かつ丼がないのですが、大きな海老が載った天丼が好評らしいので、今回は天丼を食べましょう。
荷風先生もかつ丼ばかりでなく天丼も召し上がっていたので、特に問題はありません。
もつ煮込みと冷酒。
鉄板の「菊正宗」。
神田「やぶそば」も、置いている日本酒は創業以来、菊正宗一筋。
そういうものなんだなあ。
良いねえ、粋です。
着丼!
大海老天2本と香の物とお吸い物。
この海老の存在感。貫禄。
衣を増量とかしていなくて、まんまこの大きさです。
いや、久し振りにこういう規模のものを見たなあ。
圧巻。
天丼はこのくらいシンプルで良い。
熱々でサクサク、ぷりぷりで美味しかったです。
意外と、薄味。
(天丼を注文したら今まで入っていなかった野菜がいっぱい、という報告もあるので、いろいろあるのかな)
みそ田楽と出汁巻き卵も良いらしいので、それは今度来たときね。
ごちそうさまでした。