にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0500 起床 気分快 雨 【荷風セットを食べる】№09 川崎大師 松月庵 20240519 川崎港町・鈴木町界隈巡行・付録

血圧値 128/75/70 酸素飽和度 98% 体温 36.3℃ 体重 68.8キロ

 

先日、京急大師線を巡行した記事を書きましたが、その際、川崎大師の「東門前駅」で降りて、お昼ご飯を食べました。

 

せっかくですからお蕎麦屋さんを探して、「荷風セット」を更新しようということで選んだのが、このお店。

 

東門前駅から歩くこと徒歩5分。

参道に入る角の一等地にあります。

 

 

おお、またしても「松月庵」。

 

 

例の「松に月」の紋所は付いてないなあ。

「松月庵暖簾会」の一門ではないのか?

 

 

お店の中はこんな感じ。

店内は1Fがテーブル席で、2Fがお座敷席です。

お座敷でゆっくりっていうのも良いなあ。

かなり広いけど、2時でも満席状態。

初詣の時は大変でしょうね。

 

 

以前、このシリーズでは、学芸大学駅前の「松月庵」の記事を書きましたね。

 

0630 起床 気分快 晴 【荷風セットを食べる】№03 目黒区鷹番(学芸大学駅) 松月庵 20240125 - にこたろう読書室の日乗

 

「松月庵」のルーツとして、下記のような二つの説を引用しました。

 

①松月庵の創始者は壁谷(かべや)一族。大正末期から昭和初期あたりに、愛知県蒲郡市から壁谷性の青年が上京してきて、そば屋を始めます。これが当たり、壁谷氏は一族を東京に呼び寄せ、一族や従業員たちをどんどん暖簾分けさせます。結果、東京を中心に松月庵がたくさんできました。

 

②蕎麦屋「松月庵」の創業者は愛知出身の「松山竹助」とされ大正9年(1920年)に上野動物園裏の門前で創業が始まりと記録されている。

 

ところが、ごらんのとおり。

 

 

なんと、こちらの「川崎大師 松月庵」は明治17(1884)年の創業、と高らかにうたっています。

どうなっているのかな。

 

「二八」と呼ばれる手打ちそばや「かえし」に代表されるつゆ仕込など、江戸伝統の技法を四代にわたり受け継いでいます。

 

 

かつ丼がないのですが、大きな海老が載った天丼が好評らしいので、今回は天丼を食べましょう。

荷風先生もかつ丼ばかりでなく天丼も召し上がっていたので、特に問題はありません。

 

 

もつ煮込みと冷酒。

鉄板の「菊正宗」。

神田「やぶそば」も、置いている日本酒は創業以来、菊正宗一筋。

 

そういうものなんだなあ。

良いねえ、粋です。

 

着丼!

 

 

大海老天2本と香の物とお吸い物。

 

 

この海老の存在感。貫禄。

衣を増量とかしていなくて、まんまこの大きさです。

いや、久し振りにこういう規模のものを見たなあ。

圧巻。

 

天丼はこのくらいシンプルで良い。

熱々でサクサク、ぷりぷりで美味しかったです。

意外と、薄味。

(天丼を注文したら今まで入っていなかった野菜がいっぱい、という報告もあるので、いろいろあるのかな)

 

みそ田楽と出汁巻き卵も良いらしいので、それは今度来たときね。

 

ごちそうさまでした。