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【台風情報】復活「台風18号(ソウデル)」はUターン、最大瞬間風速25m/s・996hPa、今後の進路は?
9月11日までの雨・風シミュレーションで確認

台風18号は沖縄や奄美に大雨や暴風をもたらしたあと、いったん熱帯低気圧へ変わりました。
ところが、高い海面水温の海域を進みながら、再び発達。
今度は南シナ海を東北東へ進み、台湾方面へ向かう見込みだそうです。
しかも、もう一つ台風24号(クロヴァン)も東から接近中。東日本や西日本では3日夜から前線が停滞し、台風や高気圧から暖かく湿った空気が流れ込むため、東北から沖縄の広い範囲で、長期間大雨になる恐れがあるとのこと。
どこかでぶつかるのかな。2大怪獣の決戦みたいに。

そんなこと、あるんだ。
いったん消えたと思ったものが、また現れる。
しかも、今度は前より強くなって戻ってくる。
なんだか、ゴジラみたいですね。
復活する恐怖、といえば、もちろん『ゴジラ-0.0』。
映画『ゴジラ-0.0』公式サイト
劇場公開が迫ってきました。
11月3日。「ゴジラの日」です。

前作『ゴジラ-1.0』(2023年)は、戦争によって「ゼロ」になった日本を、さらにゴジラが「マイナス」に突き落とす物語でした。
続編のタイトルが『ゴジラ-0.0』。
今度は、戦争とゴジラの襲撃をくぐり抜け、ようやく復興と日常を取り戻しつつある日本が舞台です。
舞台は1949年。
前作のゴジラ襲撃から2年後の世界。
つまり、「ようやく、ゼロに戻った」と思ったところへ、また何かがやって来る。
怖いですねえ。
しかも今回、予告編を見ると、前作以上に気になるものがいろいろ出てきます。
関連する話題は、こちら。
0630 起床 気分快 晴 「雪風」! 映画化するんだ。必見だと思う。 - にこたろう読書室の日乗
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☆
さて本題。
ちょっとマニアックな話題ですが、『ゴジラ-0.0』に登場する艦艇を予想してみます。
これは、とても興味があるところです。
まず、予告映像で目を引くのが、なんといっても飛行機。
敷島浩一が、また飛行機に乗っています。
「航空戦艦伊勢から橘花発進」という絵は山崎監督が好きそうなビジュアルだと思いますが、今回の敷島の搭乗機はアメリカ製のA-1スカイレイダーらしい。
たぶん。少なくとも予告映像では、そう見える。

A-1スカイレイダーは、第二次世界大戦末期に開発されたアメリカ海軍の艦上攻撃機です。
1946年から運用されていますから、1949年という『ゴジラ-0.0』の時代設定なら、時代的には十分あり得る機体です。
しかし、ここで疑問が。
A-1スカイレイダーは、艦上機です。ならば、どこから飛ばすのか?
当然、空母です。あるいは、航空戦艦。
そうなると、旧日本海軍の艦艇が気になってきます。
伊勢。日向。
あるいは空母・葛城。
「航空戦艦伊勢からA-1スカイレイダー発進!」は、技術的に可能なんだろうか。
ただし、ここには大問題があります。1949年です。
終戦時に残っていた艦艇なら何でもいい、というわけにはいかない。
1945年に残存していた。そこから戦後を生き延びて、修理されて、1949年に再び動ける状態になっている。
この条件を全部クリアしなければならない。
そこで、こんな本を引っ張り出してきました。

『終戦と帝国艦艇――わが海軍の終焉と艦艇の帰趨』
福井静夫著。出版共同社。
帝国海軍の誕生から75年。
その最期を看取る役目を負った造船技術士官・福井静夫さんが、太平洋戦争終結時の海軍艦艇についてまとめた資料です。
傷ついた艦艇が、その後どのような運命をたどったのか。復員輸送に使われた艦。機雷掃海に従事した艦。そして、解体されていった艦。
(この「艦」は「ふね」と読みましょうね。時代考証間違えてる作品がたまにあります)
僕が持っているのは復刻版ではなく、初版。
この本に載っている終戦時に残っていた艦艇の一覧を眺めながら、「この中から、ゴジラと戦える艦を復活させるとしたら?」などと考えてみる。(海防艦以降は引用省略)

まず、戦艦。
長門。
これは、あり得たら最高ですね。ただし、かなりのIFです。
史実では長門は1946年、ビキニ環礁で行われた原爆実験「クロスロード作戦」に使用され、沈没しています。
だから、「ビキニ環礁で完全には破壊されなかった世界線」なら、長門の復活もあり得る。しかも、「柱島沖の海底に沈んだ陸奥から補修パーツを取ってくる」なんて設定にしたら、面白いでしょう。
次に航空母艦。
これは、どれも可能性があります。
とくに、葛城。
終戦時に残っていた日本海軍最後の大型空母です。
(上記の表に無いのは動けるからです)
戦後は復員輸送艦として使われ、最終的には解体されました。
でも、『ゴジラ-0.0』の世界ではどうでしょう。
もし日本政府が、「またゴジラが来るかもしれない」と考えていたら。
葛城を解体せず、どこかで密かに修理していた。そして1949年。再び飛行甲板に航空機が並ぶ。
そして、大淀。
これもいい。
大淀は、艦隊旗艦・司令部機能を重視して建造された巡洋艦です。
『ゴジラ-0.0』で、軍艦そのものが主役になるとは限りません。
むしろ、複数の艦艇を束ねる「司令艦」のような役割なら、大淀は非常に似合う。
「大淀より各艦へ」なんて無線が入ったら、それだけで上がります。
そして、航空巡洋艦・利根。
艦の前部に主砲塔4基を集中し、後部を飛行機発進甲板・水上偵察機待機所とした、第二次世界大戦当時としては珍しい艦型。後部甲板にカタパルトを備え、水上偵察機を運用した艦です。このカタパルトから、何かを発進させる。
これも、ものすごく画になります。
ただし、利根も史実では1945年に大破着底し、戦後解体されています。
したがって、現役復帰するなら、こちらもかなり大きな「歴史改変」が必要です。
でも、ゴジラ映画ですからね。多少の歴史改変は、許してもらいましょう。
そして、駆逐艦。
ここは、涼月でしょう。
天一号作戦から奇跡の帰還を果たした駆逐艦です。
艦首と舵を失っても後退航法で生還したというエピソードが有名ですね。
終戦後、若松港(福岡県北九州市)の軍艦防波堤として今日に至るまで港を守る任務についています。この「戦争を生き残った」という物語性がいい。
ゴジラと戦う艦艇の中に、「戦争を生き延びた艦」がいる。
これは『ゴジラ-1.0』から続く物語としても、かなり意味があると思います。
そして最後。
やっぱり、雪風。
これはもう、かなり期待していいのではないでしょうか。
『ゴジラ-0.0』では、田中美央さんが再び堀田辰雄艦長を演じます。
あの人が、また出てくる。ということは、「雪風」にも、何らかの形で期待してしまいますよね。
史実の雪風は、終戦後も復員輸送に従事し、1947年に中華民国へ引き渡されました。だから1949年の日本に「日本海軍の雪風」がいるとすれば、これも歴史改変。
(丹陽という民国名での登場かもですが)
でも、幸運艦・雪風が、もう一度ゴジラの前に現れる。
この絵は、見てみたい。
そして、もう一つ。
今回の予告映像には、二式大艇。つまり二式飛行艇が登場しています。
これはもう、予想ではなく、実際に映像で確認できるものです。
前作の『ゴジラ-1.0』は震電だった。今度は二式大艇。

山崎貴監督、旧日本軍の「カッコいいもの」を、かなり分かっていらっしゃる。
しかも二式大艇は、艦載機ではありません。飛行艇です。
ということは、「A-1はどこから飛ぶのか?」という問題と、「二式大艇は何をするのか?」という問題が、別々に存在するわけです。
大艇でゴジラをおびき寄せている風なシーンがあります。
あと、大和の徹甲弾みたいな形の爆弾を水平爆撃するシーンも。
あれは何なんだろう。
震電の再起用は確定。

量産型になってるかもですが。これは楽しみ。
さて、ここまで来ると、僕の『ゴジラ-0.0』登場艦艇予想はこんな感じ。
本命 雪風(『ゴジラ −1.0』のわだつみ作戦の時のお姿)

対抗 葛城

司令艦 大淀

映える艦 利根

歴史を背負う艦 涼月

超大穴 長門

「イ号400」から発艦する「晴嵐」や、航戦の「伊勢/日向」から射出する「彗星」や「瑞雲」も観てみたいところですが。



史実ではどの艦も1949年まで現役の軍艦として残ってはいません。
ですから、これはあくまでも、「もし『ゴジラ-0.0』の世界で、戦後に旧海軍艦艇を修復・復活させていたら?」という、勝手な世界線です。
こういうことを考えている時間が、映画公開前の一番楽しい時間だったりします。
そして、もう一つ。
映画の中で、どんな艦艇が出てくるにしても、そこには1945年8月15日を生き延びた艦艇たちの「その後」があります。
戦争が終わっても、復員輸送をして、機雷を掃海して、人を故郷へ送り届けて、そして最後には解体されていった艦艇たち。
その「戦後」を、もしゴジラ映画がもう一度拾い上げるのだとしたら。
これは楽しみです。
さて、僕の予想は当たるでしょうか。
答え合わせは、11月3日。
ゴジラの日。
どんな「艦(ふね)」が、再び海へ出てくるのか。