血圧値 124/85/67 酸素飽和度 98% 体温 36.2℃ 体重 69.1キロ
城ヶ島から立石経由で、森戸海岸まで来ました。
ここで泊まります。
至福のシチリア料理店に行くのです。
「葉山 うみのホテル」
葉山うみのホテル【公式】 - HAYAMA UMINO HOTEL -
海沿いのペンションみたいなホテル、かなあと思ってましたが、想像の斜め上を行くお洒落なホテル。
まずは、展望大浴場へ。
江ノ島も見えます。
お部屋も、ゆったり豪華。
創業4周年で、施設・設備も奇麗。
さきに結論を書きますと、このホテル、海が目の前にあり、海が一面に広がる大浴場とおいしい朝食で非常に素敵な時間を過ごせました。
ここから、海岸通りを徒歩5分で今晩のレストランへ。
途中、この周辺は凄い羽虫の大群の羽化があったみたい。
時刻・湿度のマッチングのせいでしょう。
自然のいとなみを感じます。
シチリア料理 ピスカリア
神奈川県三浦郡葉山町堀内918-20
TEL 046-802-8388
ピスカリア (Piscaria) - 逗子・葉山/イタリアン | 食べログ
ホテルから海岸通りを南に少し歩いて、森戸海岸へ出る小径の角にあります。
地元の漁港で揚がった魚介や有機栽培の野菜を使い、シチリアやイタリアで食される料理を昼はセット、夜はアラカルトで提供。
予約必須。
日本でシチリアンをやる人は、みんなお知り合いのレベルの、草分けレストラン。
シェフ Izumo さん(出雲択逸さん)は地元のかたですが、シチリアの港町カターニアで修行・研鑽をされました。
数え切れないほどの前菜を小皿で食べられる、カタクチイワシやマグロやしらすを使ったシンプルかつバラエティーに富んだ料理の数々。カターニアの町は、自分の地元である三浦半島の葉山になんだか似ていた、そうです。
そしてこの豊かな海の目の前で開店して、もう18年?!
この近くには佐島と長井、2つの漁港があります。豊かな漁場で育まれた獲れたての地魚を目当てにシェフは毎日通うそうです。二つの漁港は入江の対岸にあって、片方が時化ていても、一方は十分に揚がる。砂浜が小さく、海底には磯が広がる。その磯に海藻が生えて、海藻やプランクトンを餌に小魚や貝、アワビが多く棲む。
「シチリアっ子のおじいちゃんたちはシチリア訛りで“ペスケリーア(魚市場)”を『ピスカリア』と呼ぶんだよ」
シェフは、新築して自分の店を出すときは、食材のみならず床材や壁材などの建材も自然素材を使った自然住宅にしたいと考えていたため、一級建築士の日高保さんとの出会いでそれが実現したそうです。
本日のおすすめメニューです。
Izumo さんが毎日、近くの佐島漁港で仕入れてくる、新鮮なお魚がメインです。
見せていただいた今日の自慢の3匹は、真鯛と赤ハタとフサカサゴ。
それでは、ということでカサゴをオーダー。
顎口上綱硬骨魚綱条鰭亜綱新鰭区棘鰭上目スズキ系スズキ目カサゴ亜目フサカサゴ科フサカサゴ属
カサゴは種類が多いし、都会の魚屋さんではあんまりお目にかかれない魚ですね。
この子はとても奇麗。
Izumoさんとは、去年の11月、PicaPicaにシチリアの料理人のお友達とお出でになった時、お会いしました。
では、白の泡から、乾杯!
そしてお任せの、前菜の始まり。
シチリアン定番の展開。
ブルスケッタは地場産のマグロ。
タコのサラダ。茄子のカポナータ。
ここからは、白のボトル。
生シラスとトウモロコシのおやき。
鯖と烏賊のおつまみ。
どれもおいしいやつだ!
地中海の魚介の恵み。
目の前にシチリアの海が浮かびます。
そして、カサゴのアクアパッツア登場。
アクアパッツァとはイタリア語で「パッツァ」は「 暴れる」「狂った」などの意味があり、魚介類をトマトやオリーブなどとともに水で煮込んだ料理です。
船上で調理したため、少ない材料で作るシンプルなものだったといわれています。 船上で作られていたため、鍋が大きく揺れることや熱した油に水を注ぐ様子から名付けられたと考えられています。
カサゴの「赤」が美しい。まさに美魚料理。
頭部も食べます。
そして、蛸のペンネパスタ。
デザートワインの代わりにリモンチェロをいただいて、終了。
ごちそうさまでした。
11月ころ、イヴェントがあるそうなので、チェックしてまた来たいなあ。
あと、ここからちょっと行ったところの一色海岸の海の家が、もうすぐこんな感じにととのうので、これも行きたいな。
昔、行ったことがある。
(もう今年の仕様でかなり建設が進んでました)
「ピスカリア」から転戦するのがちょうどよい、のではないか?
「うみのホテル」に泊るつもりなら、時間も余裕。