にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0600 起床 気分快 曇 ああ藤井さん、負けちゃった。七冠に後退。彼に勝てる「人間」が居ようとは!?

血圧値 119/81/86 酸素飽和度 98% 体温 36.3℃ 体重 68.8キロ

 

伊藤匠七段、“絶対王者藤井聡太叡王の牙城崩し初タイトル獲得!

羽生善治会長は「最先端の将棋の魅力が表現されたシリーズだった」と激闘労う

 

まあ、良いのです。

これが、普通。

 

藤井聡太叡王、防衛4連覇か八冠陥落か!?同学年の挑戦者・伊藤匠七段とのフルセット最終戦 対局開始/将棋・叡王戦五番勝負 | 将棋 | ABEMA  TIMES | アベマタイムズ

 

勝負とはこういうものです、それがまともなシステムなら。

一個人しか勝てない、なんていうのはシステムがたぶんおかしい。

経済的にも、たった一人の営業が、業界のサラリーの総獲りになっている状態とか。

これでは、ジャンル自体が滅びかねない。

 

将棋という文化は、まだ続けられる。

 

子どもたちにも、目指せる目標が、まだ残っている。

これは良いことだ。

 

しばらくの間、二強無双の時代が続くのだろうか。

それはそれで、課題ではあるのだが、とりあえず、「人間」の未来がすこし開けました。

 

数々のドラマが展開された「決着の常磐ホテル」が舞台 藤井聡太(21)“勝てば八冠、負ければ七冠”  叡王戦五番勝負第5局へ(CBCテレビ)|dメニューニュース(NTTドコモ)

 

藤井さんは残念・無念。

 

【写真・画像】藤井聡太叡王、防衛ならず“八冠”陥落 同学年の挑戦者・伊藤匠七段に2勝3敗で敗れ失冠 全冠保持記録は254日でストップ 1枚目

 

正直なところ、昨日の将棋は、藤井さんのぎりぎりの勝ちだと思って観てました。

あの、歩の替りに「銀」を突き捨てるという神業。

普通はアレで決まりですよねえ。

人間の考える手、ではない。

この将棋、勝っていれば藤井さんの大名局。(まあ、このままでも両者の名局であることは変わらないけど)

 

あのあとのちょっと「疲労」を感じさせる終盤での失着は、これまでの藤井さんらしくないので、本人は絶対に言わないだろうけど、「なにかの不調」を垣間見せるものでしたね。

だいどんでん。

 

原因・理由はいろいろあるのだろうけど。

まあ、人間だもの!

 

ただ、あそこで6五でなく5五に桂を打っていれば再逆転、藤井さん勝ち、というのはさすがの彼でも見えていなかった、ていうか誰にもわからない。

AI評価値をカンニングしている僕たちが「ああ、間違えた。彼も人間だった」なんて言うのは、ほんとおこがましい(烏滸がましい、と書くのです)ことです。

 

藤井さんは、ずいぶん前から敗北を認識していたから、あそこは最後に壮大な形作りを演出できる手順を選んでいた、ということでしょう。

 

でも、たっくんは良く戦った。

「好敵手」認定は、もう少し先になるけどね。

天晴。

 

そして、藤井さんは猛然と反省して、さらに強く進化するんだろうな。

それはそれで、恐い。

 

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まさに、虎に翼!

 

あんまり一人でずっと勝ち続けると、さすがにそのうち、「あんた、向こうで一人で指してなさい!」っていわれちゃうからね。

 

藤井王将先勝!隙なしタイトル戦最速40勝 羽生九段から将棋史に残る初勝利 うさ耳にも満面の笑み― スポニチ Sponichi Annex 芸能

 

虎でなくウサギも、似合います。