血圧値 113/68/72 酸素飽和度 98% 体温 36.0℃ 体重 67.3キロ
勝ちだったんですよ、ほぼ。
釣った魚をランディングしてきて、ネットに入って、持ち上げたらネットの柄がぽっきり折れた、みたいな。
将棋の藤井聡太七冠(21)=棋聖・竜王・名人・王位・叡王・棋王・王将=が永瀬拓矢王座(31)に挑戦していた第71期王座戦五番勝負(日本経済新聞社主催)の第4局が11日、京都市東山区で指され、藤井七冠が勝ってシリーズ3勝1敗で初の王座を獲得、前人未到の八大タイトル全冠制覇を達成した。全冠制覇は羽生善治九段(53)が、平成29年に叡王がタイトル戦となる前の全7冠時代の8年、25歳で達成して以来。藤井八冠は獲得タイトルを、負けなしの通算18期(歴代7位)とした。
角換りからの先手の永瀬さんは、おそらくずっと研究して温めてきた、この一番用の作戦。ほぼ消費時間ゼロ。藤井さんは読みの大量消費。
「新手」とまでは言わないけど、上手く成果が出せれば「永瀬流」みたいな評価になりそうな新しい指し方。
だんだん先手が良くなって、いろいろあったけど、ついに先手優勢から勝勢へ。
ところが、最後の段階で、思いもよらない、大逆転。
やはり、人間なんだなあ、軍曹も。
極度に、人間寄りか。
(藤井さんが人間でないかどうかは保留。)
これが投了図だけど、問題はここではない。
このちょっと前、藤井さんが5五銀と打った時、5三馬と入って王手をしたのが軍曹痛恨の敗着で、これは王様を2二にかわして詰まない。
どうやら即詰みと勘違いしていたらしいのですが、藤井さんはここでもう負けと結論していたのに、一手ばったり。
飛車とか金ではなく、後ろに効かない銀を打つ辺りが、非常に怪しい感覚。
罠なのか。
形勢は何度も行ったり来たりの大混戦だったのですが、あっと驚く大逆転。
地雷を踏んじゃった軍曹、さすがに凹んだだろうなあ。
三回くらい続けて、藤井さんのうっちゃりを食ってしまいました。
また、「盤面を一生夢に見る」、という形。
なんてこったい。
次の注目の対戦は、「昔泣かされた」ことがある同年代ライバルとの竜王戦、第2局。
これは、第1局、藤井さんの完勝だったからなあ。
伊藤さんの、メンタルが心配。
あと、いつまでもこれを言われるのは、可哀そうだなあ。