にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0700 起床 気分快 雨 菅井さん、無念。藤井さん、お見事。あれをひっくり返されたら、嫌になっちゃうよね。

血圧値 125/78/79 酸素飽和度 98% 体温 36.6℃ 体重 68.4キロ

 

あれをひっくり返されたら、嫌になっちゃうよね。

叡王戦第3局。

 

でも、ひさしぶりに、人間同士の戦いの片鱗を見た感じ。

藤井さんがAI武装を振り捨てて戦う後半の1分秒読み将棋。

ここは研究じゃないからなあ。

 

結果的には、両者必死の攻防で二転三転、大名局となりました。

 

藤井聡太叡王VS菅井竜也八段 “対抗形シリーズ”注目の戦型は後手三間飛車から相穴熊戦に/将棋・叡王戦五番勝負第3局 | ニュース | ABEMA  TIMES | アベマタイムズ

 

菅井さん、壮絶に指して最終盤にほぼ必勝形みたいになったところから、なんと奇跡のうっちゃりを食っちゃった。

土俵際、一枚上手からからの捨て身の投げ、みたいな感じ。

 

この、いったん凹んだところからの、一気の駆け上がり。

凄いなあ。

とくにプラスになってからの最終盤、秒読みで、1回も間違えない。

叡王戦第3局で勝負を決めた歴史に残る好手-藤井聡太叡王が奇跡の逆転勝ち! – 将棋ニュース速報

菅井さん、千日手模様になったところで、自分良しという判断があったから、踏み込まざるを得なかった。ここは、勝ちたいからなあ。

 

そこに百にひとつくらいの、藤井さんが逆転するチャンスがあったのね。

ここで、千日手を選ばなかった藤井さんの勝負勘が恐ろしい。

自分は間違えない。相手は間違える。

読みの力を信じられる、強み。

 

菅井さんの持ち時間に残りがあったら、というのは言っても仕方がない。

そういう勝負ですからね。

 

しかし、この負けは辛いなあ。

次のカド番戦まで、どういった気持ちで過ごすのだろう。

人生がかかった待ち時間。