血圧値 119/88/67 酸素飽和度 98% 体温 36.3℃ 体重 68.3キロ
僕がこの1年間でいただいたYukaシェフの「シチリア家庭料理」シリーズ。
シェフが修業先のシチリアで出会った感激の食体験の再現。
ついに40品目超えになってます。
どこまで続くのかな?
(6月末がリミットですから、まだ未体験の人はお店に急いでね!)
☆
それでは差分ファイルをご紹介。
【File №40】 お米のアランチーニ(揚げボール)
中身はカレー風味になってます。
このスタイルはヴァリエーションが豊富で愉しいですね。
ライスコロッケとかアランチーニと呼ばれます。全然別物というわけではありません。ライスコロッケのひとつにアランチーニがあります。
「アランチーニ」の意味は「小さなオレンジ」。形がオレンジに似ていることが由来となっているそうで、シチリアのバールや惣菜屋さんには必ずある定番のひと品です。
【File №39】 タコのマリネ、カラスミとブラックレモンがけ
中東料理に欠かせないスパイス、「ブラックレモン」とは?
レモンかライムか、と言われていますが名前の通りレモンだそうです。
もともとレモン「Lemon」とライム「Lime」の語源は、ヒンディー語から派生したアラビア語のLaimun(ライモン)が起源のようです。
北インドあたり(ヒマラヤ山脈)から地中海に伝わり、スペイン語・イタリア語のLimonを経て英語のLemon(レモン)と呼ばれるようになりました。
一方で、北インドからミャンマーなどの東の地域で栽培されたのがライムだそうです。
植物学的にはいずれもミカン科ミカン属の柑橘類。果実の色や形も似ていますが、別種の植物です。
インダス文明から始まりメソポタミア文明に広がった果実レモン。
イスラーム文明を経てスパイス化して、北アフリカで用いられてきたものが、シチリアに伝わりました。
「スパイス・ロード」による東西交流の一場面です。
【File №38】 ピーマンの詰め物ベーコン巻き
良く知られた、万国共通の普遍のレシピ。
【File №37】 無花果の生ハム載せ
イチジクと生ハムとチーズをレンズ豆のパンに載せます。
夏の終わりから秋にかけてのこの時期だけの果物、イチジク。イチジクにはビタミンE、カリウム、カルシウム等が含まれ、食物繊維も豊富。水溶性、不溶性食物繊維の両方を含んでいますが、中でも水溶性食物繊維のペクチンを多く含んでいるため、腸の活動を促して便秘予防に効果があるとされています。
そういえば昔、バルセッローナでメロンの生ハム載せを初めて食べたなあ。まだ日本ではこういう食べ方が知られていなかった頃です。
【File №36】 瓢箪カボチャとバターピーナッツの冷製スープ
さわやかで、ヘルシー。
ひょうたんやピーナッツのようなユニークな形をしたこの野菜、「バターナッツかぼちゃ(ピーナッツかぼちゃ、ひょうたんかぼちゃ)」と呼ばれる注目の品種です。
ブルスケッタは、そもそもイタリア語であぶって表面を焦がしたものという意味。
簡単なブルスケッタは、オーブンで焼いたパンににんにくをこすりつけた、いわばイタリア版ガーリックトースト。そこへトマトやハーブ、チーズ等をトッピングして、前菜やおつまみとして出していたことから、焼いたパンの上に様々なものをのせた料理をブルスケッタと呼んでいるようです。
【File №34】 バターナッツにすりたてのナツメグを追加
バターナッツかぼちゃは、ひょうたん型の白っぽい果皮が特徴のかぼちゃです。 一般的なかぼちゃに比べてでんぷんが少なく水分が多く、味はあっさりしています。 名前の由来となっているようにナッツのような風味と、バターのような滑らかさが特徴と言われています。
【File №33】 お米とタコとパプリカのサラダ
色鮮やかな夏のサラダ。タコのカラフルサラダには地中海の風を感じますね。
【File №32】 空芯菜とリコッタチーズのアランチーニ
空芯菜は熱帯アジア原産のヒルガオ科サツマイモ属の野菜です。 ヨウサイ、エンサイ、エンツァイ、アサガオナ、カンコン、ウンチェーなど、別名がたくさんあります。
日本では沖縄以外ではマイナーな野菜だと思いますが、地中海料理にも合いますね。
【File №31】 ウイキョウとナシとピスタチオのサラダ
食用や薬用として、古代ギリシャのローマ時代から栽培されていました。 茴香(ウイキョウ)とも呼ばれており、平安時代にはすでに中国を経由して日本にも伝わっていたのだとか。 細かくてふわふわな葉や茎は明るい黄緑色で、夏には黄色のかわいらしい花が咲きます。
現物を僕がしげしげと見たのは、このお店が初めてです。
こんな感じ。
古代から多くの人が行き交い複雑な歴史と文化を紡いできたシチリア島。
その東部にそびえるエトナ山は欧州最大の活火山として、また壮大な神話が残る島のシンボルとして人々に親しまれてきました。
エトナ山の麓にあるブロンテ村周辺には斜面を這うようにピスタチオの木々が広がります。この火山灰を含む溶岩の土壌と昼夜の寒暖差が大きいシチリア特有の気候が、濃厚なピスタチオの味わいを生みだしているのです。
このピスタチオは「食べるエメラルド」と呼ばれています。
【File №30】 タコとモツァレラチーズのジェノベーゼ風味
モッツァレラチーズのクリーミィさに、バジルのさわやかな風味。
イカについては、ヨーロッパでは古くから食文化として広く多くの国に定着しています。
タコは、イタリアやスペイン、ギリシャや南フランスなどの地中海沿岸地域の国では普通に食されていますが、ヨーロッパのそれ以外の地域では食材として目にすることはほとんどありません。
タコが食材として食べられない理由としては、一部の国では宗教上の理由から鱗のない魚介類は「デビルフィッシュ」と呼ばれ忌み嫌われているからですが、シチリアでは普通に好まれているようですね。