血圧値 130/88/72 酸素飽和度 98% 体温 36.4℃ 体重 69.1キロ
お独り様が歳を取ると、だんだん人間関係が狭まっていくのがとても深刻な問題です。
ほおっておいてもそうなる。
これは自分で何とかするしかないことです。
これまでしばしば書いてきたように、PicaPica、そしてタバツキのレストラン群との出会いは、とても豊かな人間関係を僕にもたらしてくれました。
ありがたいことだと思います。
普通はね、僕のような境遇の人は、デイケアとか老人クラブとか、将棋会所とかへ出かけるものですからねえ。
あるいは、家に引き籠もるとか。
汚部屋の、独居高齢者!
地元の(ていうか目の前の)シチリアンレストラン「PicaPica」、そして「タバツキ」の系列レストラン群との出会いは、僕にとって特別な体験でした。
(公式スタッフさんたちなのでビジュアルを掲載しています)
それは単なる食事の場所ではなく、人と人との繋がりを深める場であり、豊かな人間関係をもたらしてくれる場所でした。
日常を彩り、心を温かくしてくれました。
友人との集まり、あるいは独りの午後の大切な時間を過ごす場所でした。
Yukaシェフが腕によりをかけて作るパスタやクスクスはもちろんのこと、その温かい雰囲気と心遣いが、いつも迎えてくれました。
食事を楽しむだけでなく、シェフとの会話や他のお客さんとの偶然の出会いが、生活に彩りを添えてくれました。
6店舗それぞれ異なる多種多様な料理を提供するタバツキのレストラン群。
まるで異なる世界を旅しているかのような気分。
それぞれの店が持つ独自の雰囲気や味わいが、五感を刺激し、新しい発見をもたらしてくれました。
そこには、料理を通じて築かれる人間関係の豊かさがありました。
その場所でしか生まれない絆。
食卓を囲むことで、心が通い合い、笑顔が生まれる。
そんな瞬間が、心に深く刻まれています。
しかし、「PicaPica」はもうすぐ閉店してしまいます。
(「とんかつ専門店 かつよし」も先日閉店!)
なんてこったい。
多くの思い出が詰まった場所がなくなってしまうことは、悲しい。
「母校が無くなる」なんていうのも同じかな。
「PicaPica」は、たくさんの幸せな瞬間を与えてくれました。そして、それは決して消えることのない宝物です。
その恩恵に感謝しつつ、新しい出会いや場所でまた素敵な思い出を作っていけたらと思います。
(「PicaPica」以外のタバツキのレストラン群は、もちろんこれからも存続するのですから)
人はやはり、場所があるから出会うのですね。
リアルであることの尊さを、せつに感じます。