血圧値 118/78/68 酸素飽和度 98% 体温 36.2℃ 体重 67.3キロ
この「新春タバッキ・ロード」で太りませんか、と心配されるのですが。
僕は病気入院の前は73キロくらいで、入院して一週間で66キロくらいになって、退院後はちょっと戻ったけど、今はこれくらいで、多いときのマイナス5キロを維持しています。
毎日、測るだけダイエット。
あと炭水化物と脂っこいものと、暴飲・暴食を控えてます。
主たるお食事は、1日1回。
間食はほぼゼロ。
コナミにも行きます。
お酒は止められていないので、ご覧の通りですが、まあ、そんなにたくさんは呑みません。
キッパリ!
タバッキのお食事は、きっとバランスがとれていて、健康にも良いのではないか、と思っています。
お独り様が変に自炊すると、結果的にはいろいろ偏るし、量が増えるし、お金もかかるし、無駄やマイナス面が多いような気がします。
料理をする、というのは頭のどこかの部分を刺激するので、認知症予防には意味があるとは思うけど。
昨日はさすがに買いものに行って、家で食べてみたけど、こんな感じ。
はたしてこれでいいのかどうか 。
微妙ですよねえ。
タジン鍋は便利ですね。
あるものをそのまま入れて、火にかけて。
もはや、料理ですらない。
スーパーで牡蠣と鰈(うへへ誤変換、加齢!)の唐揚げと野菜を買ってきて、牡蠣のバターソテー・魚醤ニンニク風味と、野菜と牡蠣のタジン鍋、唐揚げはそのままオーブン加熱、買ってきたサラダ添え。白ワイン。主食無し。
「きいろ香」は、クリスマスに妹氏が来たとき呑んだこれと縁がある、シャトーメルシャンの白です。
(参考)クロ・フロリデーヌ・ブラン
シャトー・メルシャン 岩出甲州きいろ香 キュヴェ・ウエノ
☆
さて、イタリアン巡行5軒目ですが、その前に、「タバッキ」というちょっと聞きなれない会社の名前について。
イタリアのコンビニと言われるタバッキ(Tabacchi)の店先で休む人。
店周辺に集まる人々。
そして街ゆく人々。
タバッキは正式には「tabaccheria(タバッケリア)」といい、「tabacchi(タバッキ)」は略称です。「コンビンエンスストア」と「コンビニ」の違いのようなものです。
「タバッケリア」は、直訳すると「タバコ屋」です。
その名の通りタバコを販売していますが、タバコは扱っている商品のほんの一部です。タバコ以外にも、市内や長距離のバス切符(まれにですが鉄道切符も)、サッカーくじ、キャンディやチョコレートなどの軽いお菓子、軽い日用品などを販売しています。公共料金の振り込みもできるそうです。
「タバッキ」という名前をもつ会社。
その理由について、株式会社タバッキ代表・堤亮輔の次の言葉が象徴しています。
みんなが笑顔で、元気になれる場所をつくりたい…。
tabacchiの原点といえる1号店『リ・カーリカ』は、
そんな思いのもと、2013年2月に誕生しました。
目指したのは、イタリアの街角にあるような
わいわいがやがやとした賑わいある空間。
2022年4月には恵比寿に4号店、『ta.bacco恵比寿』をオープン。
さて、このお店は、恵比寿神社にほど近い、隠れ家みたいな場所にあります。
看板もありません。
【ta.bacco(タバッコ)恵比寿 2024/1/5 18:00】
https://www.instagram.com/ta.bacco_ebisu/
謎の古いマンションの入り口。
このバーの看板は、関係ありません。
1階には、ちょっと変わった居酒屋。
ともかく、なにも表示がない場所。
階段を昇ると、やはり謎の扉。
小さなロゴが、唯一の目印。
ピンポンがないので、開けるのは勇気が要ります。
扉を開けると、こんな感じ。
カウンターだけのワンフロアに、冒険者ギルドみたいな、賑やかで温かい雰囲気のワインバーが。
まさに「わいわいがやがやとした賑わいある空間」。
この日は、お誕生日お祝いの、とても楽しい女子会のかたがたとご一緒になりました。
ギルドでは、みんなすぐ仲良しになるのです。
いつも明るいスタッフと僕。
堤社長がシェフとしてフル稼働するのは、ちょっと珍しい光景。
ともみちゃんのJK体操服みたいなトップスが良いですねえ。
学園祭みたい!
菜の花の蒸し煮(ストゥファート)。
ストゥファートの語源は、ストーブという意味の「ストゥーファ stufa」。
モッツァレラ・ブルスケッタ、ハチミツと塩レモンペースト。
この蜂蜜は、大田区の雪谷で採れた「ゆき蜜」だそうですよ。
洗足池や洗足流れの桜のはちみつ。
東京でこんなに可愛らしく美味しい蜂蜜が作れる不思議。
八百屋丸文
お洒落な、メニュー看板がありました。
ラディッキオとパルジャミーノのサラダ、ハマチ載せ。
鯖の春巻き。香ばしくカリカリ。
見てのとおり。生ハムです。
鹿の肉のロースト。ジビエですね。
パスタは小盛を2種類。
モロヘイヤ、だったかな。
香りのある野菜のソース。
海老スパ。
麺自体に海老の出汁を吸わせたパスタ。
究極の一品料理。具材なし。
エビの旨みがぎっしりと詰まった最高峰。
パスタ1本1本に海老の出汁が沁み込んでいる。
シンプルにしてコクのある深い味わい。
最後は、デザートワイン。
☆
思えばこの店で、MATUMOTOシェフに「ポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)」(卵をにんにくとともに炒め煮にし、チーズとパスタをからめ、仕上げに目玉焼きをのっけて、黄身をくずしていただくもの)を初めて出してもらったことがありました。
ポヴェレッロの正式名称は「Spaghetti del poverello」。
日本と同じくイタリアでも飲食店で出されることは少なく、家庭パスタの代表格。
poverelloは「貧乏な」の意味。
日本人からすれば貧乏に見えないが、イタリアの文化ではどんな貧乏な家にも卵とチーズはあるらしい。
そもそもイタリアではペペロンチーノのことを「絶望のパスタ」と呼ぶ。
ボンゴレビアンコのアサリを買えないほど貧しく、仕方なしにアサリを抜いて作ったのがペペロンチーノだからである。
絶望的な状況にチーズと卵を足して、少しマシな「貧乏人のパスタ」にレベルアップした、という意味なのかも。
でも、とてもおいしい。
味は豊穣。
多分、貧乏とは関係がない。
思い出の写真。
0400 起床 気分快 曇 禁断の食レポ:恵比寿 ta.bacco (タバッコ)、「貧乏人のパスタ」を初体験。これは奥が深い。 - にこたろう読書室の日乗
今日はこれでおしまい。
⑥ ta.bacco yaesu(ミッドタウン)はまだクリアしていません。
八重洲のお店です。
また今度。