にこたろう読書室の日乗

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0530 起床 気分快 晴 四天王寺界隈散歩②日本最初のお寺と庚申様。しかし、宮古島で墜落した陸自ヘリコプターどうなっちゃったんだろう。

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しかし、宮古島で墜落した陸自ヘリコプターどうなっちゃったんだろう。

まあ、撃墜されたわけではないだろうけど。

(さすがにそれは、できない。)

 

ただ、下地空港に米軍のF16戦闘機2機が緊急着陸したのは、ヘリ撃墜の可能性を考慮した秘密裏の配備なのかな😉

 

「うち1機はエンジントラブルとみられる。」と言ってるけど。怪しい。

 

報道によれば、こんな感じ。

 

沖縄県宮古島付近で6日に10人が搭乗した陸上自衛隊UH60JAヘリコプターが行方不明となった事故。同型機の操縦経験がある陸自OBは「非常に信頼性が高い機体だ。一体なぜ事故が起きてしまったのか…」と語り、肩を落とした。

今回の事故について、このOBは「ヘリは島の近くを昼間に飛行していた。気象条件も問題なかったとみられる。陸上よりも難しいとはいえ、海と空のコントラスト差は認識しやすいだろう」として、空間識失調以外のトラブルによる可能性を指摘した。

消息を絶ったとされる方角から、黒煙が上がるのを見たという複数の目撃情報が確認された。目撃者は「ヘリを直接見ていないが、黒煙は確かに上がっていた」と口をそろえる。

40代男性は仲間9人程度でサーフィンをしていた。黒煙の高さは50メートルほどではなかったかという。いずれの目撃情報も方角はヘリが消息を絶ったとされる海域にほぼ一致する。

ただ、水しぶきや立ち上る黒煙の様子を確認したのは同5時半前後から6時半ごろの間で、レーダーから機影が消えたとされる同3時56分ごろとは差があり「分からないことが多い」と語った。

撮影された黒煙のようなもの=6日午後6時23分ごろ(矢寺賢次さん提供)

 

司令部まるごと失踪(たぶん絶望的)というのは、まるで「海軍乙事件」みたいです。

そもそも自衛隊のレーダー監視網はこんなんで大丈夫なのか。

こんな近いところで、場所すら特定できていない。


御巣鷹山のときも、自衛隊レーダーはザルで、アメリカ軍管制レーダーは把握していて、「うちが降りようか」、と言われていたのに。(まあこれは、諸事情で断ったという憶測もあるけど。)

今回も、アメリカ軍に協力お願いしているんだろうなあ。

 

さて、四天王寺の件です。

 

 

これはホテルの朝ご飯。

 

15分くらい歩いて、四天王寺の西門に到着。

 

陀羅尼助丸の看板だ。

昔、天川神社に行ったとき、見たなあ。

大峰山の麓の町で売ってる丸薬ね。

この門から西を見ると坂になっていて、昔はすぐ近くまで海で、沈む夕日が見えました。

なので、この辺りは夕陽ヶ丘と、今も呼ばれます。

境内には、満開の桜。

これが一番古いお堂かな。

 

縦一線の伽藍配置の、さらに南側に、あべのハルカスの高層ビルが鎮座しているのが、なかなかシュールです。古代と現代がオーヴァーラップしている。



欄間には、猫の彫り物が。

 

南の門から覗くと、縦一線感が良く分かります。

「日本仏法最初」と書いてあります。

 

まだ、境内は開場前なので入れません。とくに美術系で見るものは無いので、南門からまっすぐ南下して、これまた日本一古い?と云われる青面金剛の庚申様へ。

 

四天王寺は日本最初の庚申尊出現の地で、南門から出て200メートルほど、「大道」地域を川の中州のようにして二つに流れが別れた道幅が広い国道26号線を2回渡ってしばらく歩いたところに「庚申堂」と三猿堂が建っています。

 

人間の体には悪い虫が潜むといわれてきました。庚申の夜この虫が、上帝に人間の罪を奏上するのをさまたげるため、夜中睡眠しないで、仏教音楽や念仏行道を行なうことが、『庚申まいり』の起源です。

 

本尊の青面金剛童子は、当病平癒・無病息災・諸願成就の仏として知られています。

由緒は、「飛鳥時代の末、疫病がはやった。天王寺の毫範僧都が、人々を助けようと「天」に祈っていると、正月七日の庚申の刻に、年のころ十六歳位の童子青面金剛童子)が現れた。天の命によって、除災無病の方便をあたえると告げた。それで庚申の日に青面金剛童子に祈れば必ず願いがかなえられる」とのこと。

 

ただ、これもまた「秘仏」だ。

60年に一度開扉、ということは当時としてはぎりぎり一生で2回拝めるかどうかってことですね。

今日は拝めませんが、次の青面金剛童子秘仏開帳は2040年の2月1日と2日。

青面金剛秘仏で未確認ですが、諸国の庚申信仰の根本像である可能性が高いのです。

 

17年後の僕への宿題です。

 

青面金剛に関しては、この辺りからどうぞ。

0540 起床 気分快 曇 青面金剛を深読みする① とりあえず、お不動さんのような「明王」系の仏様に見えますね。 - にこたろう読書室の日乗

 

ということで、今回の四天王寺界隈、早朝の散歩はここまでといたします。