血圧値 126/80/81 酸素飽和度 98% 体温 36.3℃ 体重 68.7キロ
昨日書きました、どうやら壊れたらしいデスクトップ・キューヴですが。
「頭脳」を摘出して検査し、まだ生きていれば必要なデータを回復することができます。
脳死状態ではなければね。
たまに起動してBIOSまで行けることから察して、マザーボードがどこか壊れてるけど、脳は大丈夫、という感触です。
総合医の診立てとしては。
なのでこれから、オペに入ります。
まずは、頭脳を取り出します。
データは外部に保存している、と言いましたが、それはこいつの中に入れてます。
HDD/SSDケース USB-A接続 裸族のカプセルホテル Ver.3 ブラック CRCH35U3IS3 [3.5インチ対応 /SATA /4台]
変な名前ですが、なかなか便利。
HDDを4発繋いで、パソコンに接続できる箱なのですが、取り外して差し替えたり、個々に電源を入れたりできる優れものです。(長いこと使ってるので埃っぽいな)
こんな風に、全面ソケットから抜き差しができる。
デバイス側のインターフェースがSATA Revision1.0~3.0(1.5G~6Gbps)なので、壊れたキューヴの頭脳(これはHDDではなくてSSDだけど)を取り出して、接続できれば、読めるはず。
まあ、脳死でなければ、ですけど。
大きさが違うのでそのままは付かないから、この箱を開けて、力業で直接繋ぎました。端子は一緒だからとくに無問題。
そしてこの「裸族のカプセルホテル」を、いまやフラッグシップとして稼働している家内の遺品のレッツノートに接続、スイッチオン!
外付けディスプレイやキーボード、マウスも装備したから、ノートと言っても使い勝手はデスクトップと同じです。
見事にドライブとして認識できました。
脳死じゃなかった!
きみも守護霊が強かったんだねえ。
思えばこの「頭脳」は、自作PCのWindows7のOSとして使っていたからかれこれ10年前のものじゃないかな。
そのあとWin10が開発されて、その評価版のモニターをこれでやって、ついに2015年7月29日(日本時間7月30日)にWin10が一般リリースされて、僕たちモニターはそのまま使っている、ということに。
なので、ちょっと不安要素があるんですよねー。
もともと試作品だから。
そしてその自作機が2018年にマザーボードが吹っ飛んで、急遽新しい身体を用意しなくちゃということで、あのキューヴの頭脳として載せ替えたのです。
これは、うまいことそのまま起動できました。
そして今回、キューヴくんのマザーボードが壊れた(たぶんね)ので、再び摘出されて新しい身体は与えられなかったけど、「裸族のカプセルホテル」に収容されて頭脳だけになって生き延びている、というわけです。
よく頑張ってるねえ。
なんか愛しい気持ちになるなあ。
拍手。
機械だけど、他人事ではない、というお話でした。