にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0600 起床 気分快 晴 街中から観る花火。今さらながら、「写真を撮る」ことについて。瞬間に対する向き合い方の哲学、みたいなもの。

血圧値 126/86/68 酸素飽和度 99% 体温 36.5℃ 体重 68.4キロ

 

その昔、写真を撮るのが趣味、というか一部仕事のような時があったのです。

写真部の顧問だったし。

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いつのまにか一眼レフで撮ることをやめてしまったのは、昨今のスマホ事情によるものです。

 

つまり、誰でも手軽に、良い写真、良い動画が手軽に、しかも良いタイミング、チャンスで撮れるようになったこと。

 

それはとても良いことだけど、僕の仕事はなくなったなあ、というのが正直なところです。

 

いつか、銀塩/デジタル、という世代交代が急激に起こったのもその前哨戦みたいなものだったかな。

 

なにせ、モノクロフィルムを現像し、全紙にプリントとかしてたんだからなあ。

 

フィルムクリップの選び方と代用|こびとたびにでる

 

あのころの、一枚一枚、ワンシャッターチャンスを大事にする、という風情は、なかなか良いものでした。

瞬間に対する向き合い方の哲学、みたいなもの。

 

デジタルだから何枚撮っても只同然。

10連射で1枚残ればいい、みたいな撮り方に移行したあたりから変わりましたね。いろいろなことが。

 

というわけで、一昨日、花火の写真を撮ったのです。スマホで。

(僕はAndroidです。)

「モバイルスター」 新品SIMフリー品 Galaxy S9 SCV38 Purple

 

ともかくホールドしにくいよねえ、これ。

ビューファインダーもない。

この時点で、僕的にはこれは「カメラ」ではないのです。

 

ああそうだ、ミラーレスの1眼は持ってます。

ミラーレス一眼 OLYMPUS PEN:シリーズ別:オリンパス

 

でもこれでも能力的にはスマホに負けている点が多い。

とくに露出の精度ね。ビデオカメラ用の画素の明るさが半端ない、ということかな。

 

海岸のバーです。

 

ここでちょっと時間を過ごしているうちに、打ち上げが始まります。

 


防波堤の上に打ちあがります。ふつうはここで終わりまで観るのですが。

今晩は凄い人出で、しかも強い雨が降ったりやんだり、南の島のスコールみたい。

 

 

なので、街路を戻りながら、ふり返りふり返り、観ることにしましょう。

 

川の橋の上。

 

綺麗な緑色。

 

宇宙人の攻撃を受けているみたいですね!

 

空襲とは、こういうものであったのか?

 

市民は、防空壕に隠れてしまったのか。

 

火の手が上がっていますね。

 

人も犬も、いない。

 

そろそろ、佳境に入ります。

 

複雑な構図だけど、あづき色みたいな色合いが、いいですね。

 

恋は、遠い日の花火ではない?

 

こういう仕事をAndroidに簡単にやられてしまう、というあたりがなにかもの悲しいなあ。

 

将棋界のAIとか、昨今のチャットGPT問題とか、「社会を貧しくする」かもしれないものへの、不安と畏れ、みたいなものね。

 

 

というわけで、今晩はこれを最後に頂いて、お開きといたしましょう。