血圧値 116/80/79 酸素飽和度 99% 体温 36.5℃ 体重 69.2キロ
熊に食べられたり、一家心中を図ったり。戦争が続いたり。
生と死にかかわる、重苦しい話題が畳みかけてくるここ数日。
あっと驚くようなニュースが。そしてその続報。
南米コロンビアで墜落した小型機に搭乗していた、生後11カ月の赤ちゃんから13歳までの子供4人が、事故から2週間以上経って無事発見されたと、同国のペトロ大統領が17日発表した。
子供たちは同国カケタ県のジャングルのから、軍や消防士らによって救助された。
7人を乗せた小型機は今月1日未明にエンジンが故障し、ジャングルに墜落。パイロットを含む大人3人が死亡し、機内から遺体で発見されたが、13歳、9歳、4歳の子供と生後11カ月の赤ちゃんが無事が確認された。救助隊は、子供たちがジャングルで果物などを取って食べていたほか、植物を使って即席の避難場所を作っていたと明かした。
これは、驚きの「生」のドラマ。
本当なのか!?
ところが、その後こういう続報が。
「アマゾン奇跡の生還」誤報だった…ツイートを削除したコロンビア大統領
5/19(金) 13:54配信
アマゾン熱帯雨林の真ん中で墜落した飛行機に搭乗していた子どもたちの奇跡の生還は事実ではなかったことが判明した。
持ち上げられてから、落っことされちゃった気持ち。
ともあれ、無事を祈ります。
思い出すのは、もう半世紀も前のこの事件(ていうか事故)。
1972年に発生した、ウルグアイ空軍機571便遭難事故。16名の生存者は死者の肉で飢えを凌ぎ、72日間のサバイバル生活を送ったのちに生還。世界に衝撃を与えた。
少し詳しく、概要を整理すると、こんな感じ。
ウルグアイ空軍機571便は、1972年10月13日に遭難事故が発生しました。
便はウルグアイのモンテビデオからチリのサンティアゴへ向かっていました。
機内には45人の乗客(大部分がウルグアイのラグビーチームのメンバー)および5人の乗員が搭乗していました。
遭難事故はアンデス山脈上空で起こりました。
悪天候とパイロットのナビゲーションエラーにより、機体は正しいコースを外れ、山岳地帯に迷い込みました。
事故発生後、乗客と乗員の一部が即死しましたが、生存者の大部分は負傷しました。
遭難者たちは食料や医薬品の不足に直面し、厳しい環境での生存に苦しむこととなりました。
生存者は最終的に16人まで減少し、約2か月間にわたって雪山での生活を強いられました。
生存者は極限の状況下で生き延びるため、雪の中を歩いて救援を求める決断をしました。
1972年12月20日、2人の生存者が救助隊によって発見・救助され、その後、他の生存者も次々と救助されました。
この事故で、16人の生存者以外の乗客と乗員は全員亡くなりました。
ウルグアイ空軍機571便の遭難事故は、生存者たちの奇跡的な生還とその後の救助活動によって広く知られることとなりました。
僕も、うっすら記憶があるニュースです。
ドキュメントが出版されたり、映画化されたりしましたね。