血圧値 118/78/85 酸素飽和度 99% 体温 36.4 体重 67.9
舞鶴・北滋賀の旅の記録の続きです。③は湾内クルーズで海上自衛艦艇を見る、です。
【9月30日(金)その3】
引揚記念館からタクシーで戻りましたら、『海軍ゆかりの港めぐり遊覧船』の14:00便にちょうど間に合いました。
あくる日のサンセットクルーズも予約してますが、昼間も見ておいたほうが良いかも。
「舞鶴赤れんがパーク2号棟の乗船券販売所」でチケット購入。
こういう船です。
横須賀のと似てますね。
あくる日の「海上自衛隊北吸桟橋」の一般公開が急遽中止になってしまいましたので、海上から見ておくのが良いですね。
おそらく、ここ数日の半島の緊迫状況が影響しているのかと思います。
周航ルートはこんな感じ。
海自OB の方たちが運航と解説をしてくださいます。
除籍廃艦・解体になる艦だそうで、砲身とか外されて、塗装も劣化してました。
護衛艦「まつゆき」ですね。「はつゆき」型の9番艦。
この艦は1986年に就役、2021年に除籍なので、35年物ですが、ずいぶん頑張ったなあ。昔はだいたい艦齢20年で代艦建造だったような。
舞鶴・護衛艦「まつゆき」除籍 自衛艦旗返納式 動画:朝日新聞デジタル (asahi.com)
舷側に謎のコードが!
しばらく前は、艦艇がみんな出払っていたそうですが、今日はたくさんの艦が居ます。
舞鶴在籍の主要艦艇
118 ふゆづき 175 みょうこう 425 ましゅう 828 うみたか 177 あたご
681 すがしま 4301 ひうち 151 あさぎり 181 ひゅうが 688 あいしま
YDT-01 156 せとぎり 232 せんだい 824 はやぶさ
ちなみに「艦」は、海軍内では「ふね」と読みます。「船」と書くのは陸軍ですね。
艦これのヴォイスが「艦=かん」と呼ぶのはどうも違和感があるなあ。まあ、いいか。
軍港には造船所やドック、兵器工場などが隣接して作られ、これを工廠と呼びます。
舞鶴だから「舞廠」(まいしょう)。
明治36年に海軍工廠として開設され、主に駆逐艦・水雷艇などの小型艦建造と水中兵器の生産を特色とする工廠として発達しました。
戦後は民営化されて、日立造船とかを経て、今はジャパンマリンユナイテッド(株)舞鶴事業所です。
この大きな艦は「ひゅうが」。主錨を中空に垂れ下げているのは珍しい姿ですね。
・基準排水量:13950t・主要寸法:全長197m×幅33.0m×深さ22m ・最大速力:30ノット ・乗員:347人
全通甲板を持つので、どう見ても空母ですが、ヘリコプター搭載護衛艦(DDH)です。
「ひゅうが」と「いせ 」の2隻のひゅうが型が建造されています。どちらの艦名も旧海軍の航空戦艦の「伊勢」と「日向」にあやかっているので、その思い入れは分かりますね。対潜・対空の独自の戦闘能力を持ち、単艦での戦闘能力を持っていて、かなり尖った印象です。
護衛艦としてはじめて、護衛隊群司令部を十分に収容できる規模の司令部施設(旗艦用司令部作戦室・FIC)を設置しているのは、昔の「大淀」みたいですね。
おそらくこの艦種は、後継のいずも型護衛艦「いずも」「かが」のテストデッキだったんじゃないかな。こっちは1.5倍の長さの全通甲板を持ち、おそらくカタパルトを設置して空母化する前提です。ひゅうが型では、多分着艦ができないのではないか。
一応、現段階で、いずも型は艦そのものの戦闘能力は低く抑えられており、ヘリコプターの運用に重点を置いていますが。(不思議なのは、なぜ艦名が「あかぎ」でなくて「いずも」になったんだろう。戦艦は旧国名という前提に戻したわけですが。)
この4隻は、艦隊司令部旗艦級の艦として、現在の4大鎮守府に配置されています。
横鎮と呉鎮がちょっと格上ね!
「ひゅうが」舞鶴基地所属
「いせ 」佐世保基地所属
「いずも」横須賀基地所属
「かが」呉基地所属
この日はこのままホテルに帰り、フロントおじさんお薦めの居酒屋に行きました。
紫 (ムラサキ) - 東舞鶴/懐石・会席料理 | 食べログ (tabelog.com)
フリーで行ったら、地元のおなじみさんたちでほほ予約満席、かろうじて入れてもらえました。危なかった!
多くは語りません。
ここは、良い。
きょうはここまでです。