血圧値 135/92/81 酸素飽和度 98% 体温 36.5℃ 体重 67.5キロ
お月さま、綺麗に見えましたね。
なにか良いことが起きるかな。
今日も、寒いけど天気は良いです。
どうも、藤井さんには、振り飛車は勝てないらしい。
そんな感じが濃厚な、王将戦第2局でしたね。
まあ、居飛車でもみんな勝てないけど。
佐賀県上峰町の大幸園で20日から指された第73期ALSOK杯王将戦七番勝負(毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社主催)の第2局は、藤井聡太王将が挑戦者の菅井竜也八段に勝ち、開幕から2連勝を飾った。
21日午後3時26分の早い終局で、菅井八段は「封じ手前に敗着を指して、お話にならない」と嘆いた。
1局目を相穴熊で敗れた挑戦者の菅井さん、本局は三間飛車から意表のダイアモンド美濃へ。
藤井さんは鉄板の4枚穴熊を目指します。
1日目終わった時点ですでに先手藤井さんの形勢がかなり優位。
このあと、右の銀まで引き付けるビッグ4の堅陣を完成して、相手に何もさせない完勝形になりました。
図の少し前の4五桂が敗着とのことですが、もうその時点ですでに手遅れみたい。
そこまでの指し手でも、これといった疑問手も見つからないということで、初めから振り飛車自体が不利飛車だったのか、それこそ相手が悪い、ということなのか。
ともかく菅井さんにとっては泣きたいくらいの敗戦。
感想戦もおざなりでそのまま家に帰ってしまったことも炎上し、惨憺たる結果となりました。
ほんと、魂が抜けた感じ。
勝負師として生きるのは、辛いことです。
第3局をどう指したらよいのか、ほんと他人事ながら、心配です。
藤井さんはあまり対振り飛車対抗型の経験値が無いので、もしや、という期待があったのですが。
本番を練習台にして、さらに新しいジャンルを成長されては、かなわないなあ。
ついに振り飛車戦法が終焉を迎えるのか、という議論もありますが、これは相手が藤井さんの場合、という条件付きなので、その他一般人にとっては、まだそこまでではない、というべきなのでしょうか。
ちょっと前にはこれが将棋界の暗雲だったのですが。
杞憂でしたね。それどころではない。
もはや、こちらが絶望の象徴。
彼は、もしかしたら飛車を振っても強いのかな?(修行中の香落ちは振ってたはずです、さすがに。)
平手では絶対に振らないけど。
たぶん、「弱者の戦法」、なんですよ振り飛車って。
弱い人が採用するという意味ではなくて、自分が相手より弱いという立場で勝負を考える、というスタイル。
大山15世の場合は、強い人があえてそれを選んだ、という意味。
藤井さんは、自分が弱いとは、そもそも考えないから。
第3局は、明日明後日、島根県大田市「国民宿舎さんべ荘」で行われます。
間髪を入れずあっというまに、この日が来てしまいました。
菅井さん、眠れているかなあ。