血圧値 122/83/70 酸素飽和度 97% 体温 36.2℃ 体重 68.8キロ
元勤務校の卒業式に出かけました。
入院後、初めての電撃訪問です。
みんな、元気かな?
僕の担当教科の「世界史」の2学年の学年末考査は、去年の2月初めに脳幹出血で緊急入院してしまったため、問題は作成してあって間に合ったけど、採点と評価は同僚の先生方にお願いすることに。
そのまま流れ解散のように退職となってしまいましたので、とても気になっていました。
その子たちが、今、卒業します。
コロナ禍もようやく落ち着いてきて、今年は大きなホールを使って、式も普通に行えるようです。
卒業証書の授与式が終わると、クラスごとに会場ホールを列になって出てくるのを、ホワイエで花道を作って迎えます。
120人くらいの生徒を残したまま、緊急入院により職場を突如引退してしまったので、ずっと気にかかって、気もちがかたづかないままでしたが、今日、花道を歩いてくる彼らに最後の挨拶ができて、とても嬉しかったです。
よく覚えてくれていて、口々に、「生きてたのか?!」「元気でしたか!」と言ってくれたのが、妙に感動的でした。
「ちゃんと足があるだろう」と見せました。(死語かな?)
卒アルを差し出してくれた男子には、余白に「カルペ・ディエム 今を生きよ!」と書きました。
まさに、君たちこそ、「これからを生きよ!」
0600 起床 気分快 曇 陰鬱な空、ネットも重いです。不思議なペンダントネックレスのトップ ヘッドを入手。これも日時計として機能するようです。 - にこたろう読書室の日乗
会場脇の公園広場で写真とか撮りながら、生徒たちに、彼らが進んでいくこれからの進路を教えてもらいました。
大学に行く人、専門学校に行く人、留学を考えている人、いろいろ。
ここには、手つかずの、生き生きとした「未来」があります。
また、どこかで会う日があるかもしれません。
それまで、僕もまた一日一日を、慈しむように歩いていきましょう。
「かたづく」を定義します。
「かたづく」とは:
ものや気持ちが、本来あるべき場所に収まる、という意味です。
そして、気にかかっていた問題が、決着する。
とても清々しい瞬間。
僕のこの1年間の、いろいろモヤモヤした気もちが、ようやく今日の春を思わせるあたたかな日差しの中で、かたづいていきました。
とても嬉しい気持ちです。
それではみなさん、さようなら。
これからも元気でね。