血圧値 125/84/68 酸素飽和度 98% 体温 36.4℃ 体重 68.8キロ
脳出血で死んだらもう誰にも会えない。
入院したら病院の人以外には会えない。
コロナに感染したので外部の人とは会えない。
仕事を辞めたので人との接触があまりない。
おひとりさまなので家にはだれもいない。
これといって用もないのでついつい家にひとりで居がち。
こういうことを、この一年で、全部経験しましたが。
やっぱり、人間は、外に出てほかのだれかに会う、ということが大事なのではないか。
ひととして生きることの、重要な意味があるのではないか。
そんなことを、今は、考えることがあります。
人と会うことの意味。
これは文字通り、直接、具体的に、です。
握手や抱擁で、からだに触る。
言葉を交わすことで、気もちに触る。
他者のからだと感情にアクセスすることで、自分のからだと心の座標が落ち着く。
そう、「落ち着き」、「かたづく」。
「あるべき」ところに、気もちが「収まる」。
僕たちは、誰でも闇夜の中を、一人分の小さな自分の明るさを灯しながら歩いている。
向こうから、ぼんやり誰かの灯火が近づいてくる。
ああ、やっとあなたの顔が見えましたね。
(そろそろマスクも要らないし)
誰かに会って、二人分の明るさになる。
これの連鎖が、人生です。
やはり、生身の人に会うことがうれしい。
もう、誰にも会えなくなるかもしれない、とおもえるからこそ、それがわかる。
ときどき、そんな気持ちに、なるのです。
「会うこと」を定義します。
たぶんそれは、「生きること」と同義なのです。
なぜならば、会えなくなることが、ほぼ、「死」を意味するからです。
この絵、なんで「you」が抜けているのかな。
IDKYN ?