にこたろう読書室の日乗

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0600 起床 気分快 雨 Yukaシェフの【メカジキ・クロニクル】 シチリア料理『PicaPica』の特徴と魅力。気分はニュー・シネマ・パラダイス。

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『PicaPica』によく行きます。

 

リ・カーリカ ランド(学芸大学) | 東京ワインショップガイド

 

目黒通りにある、ナチュラルワインとイタリアン料理の店『リ・カーリカ ランド Ri.carica Land』の、「レストラン内レストラン」という位置づけ。

 

どうやって行けばよいの、というかたは、以下を参考に探してください。

 

0600 起床 気分快 晴 「Pica Pica」は検索しても見つからない、問題について。リ・カーリカ ランド Ri.carica Land を探してね。 - にこたろう読書室の日乗

 

https://www.facebook.com/ri.caricaland/

 

地中海の美しい島、シチリア島の料理とワインとランチタイム、に特化しているユニークなコンセプト。

 

まだあまり良く知られていないシチリア料理の特徴と魅力は、その豊富な素材や多様な文化の影響が融合した独特の味わいにあります。

 

いくつか挙げてみましょう。

 

➀影響の多様性:シチリアは古代からさまざまな文化や民族の影響を受けてきました。ギリシャ、ローマ、アラブ、スペインなどの文化が融合し、その影響が料理にも反映されています。例えば、アラブの影響でスパイスやドライフルーツを使った料理があります。

 

②新鮮な食材の豊富さ: 地中海に面するシチリアは新鮮な魚介類や海産物が豊富です。また、地域の肥沃な土壌が育む新鮮な野菜や果物も多く、その素材を生かした料理が楽しめます。

 

③パスタやパンのバリエーション:シチリアではパスタやパンにもさまざまなバリエーションがあります。

 

③伝統的な料理の多様性:シチリア料理には地域ごとに異なる伝統的な料理があります。例えば、カターニャ地方の「ペスカトーレ(日本語では「漁師風」という意味)」と呼ばれるシーフード料理や、パレルモ地方の「カポナータ」と呼ばれるオリーブオイルで炒めた野菜の煮込みなどがあります。

 

④甘味料理の充実:シチリアはデザートやスイーツでも有名で、特にカンノーリやカッサータなどのお菓子類は世界的に人気があります。アーモンドやピスタチオなど地域の特産品を使ったスイーツも魅力的です。

 

『PicaPica』がスタートして、まだ1年に満たないくらいなのですが、シチリア島とサルジニア島で修行をしてきたYukaシェフの、手品師の帽子みたいな引き出しの豊富さから、じつに多彩なお料理の数々が展開されています。

 

シチリアの家庭料理は2000種類ある」と言われるそうですが、あながち大袈裟でもないのかも。

 

0420 起床 気分快 曇 重要なニュース:「Pica Pica」にシチリアの風が吹く! リ・カーリカ ランドの「お昼」が復活。 - にこたろう読書室の日乗

 

Yukaシェフの【メカジキ・クロニクル】

 

「新鮮な魚介類や海産物」の代表、メカジキの献立を時系列(逆順)で再録します。

ほんとに多彩。

 

【File №09】 メカジキと赤海老のソテー、ミルク風味

 

 

新鮮な海老もカジキも、シチリアの御馳走ですね。

ゴージャスでご機嫌な、まさにメインディッシュの風格。

コクのあるの奥深い味わい。

これはワインにぴったり。

 

【File №08】メカジキのソテー

 

 

こういうシンプルなソテーも美味しいですね。

 

この魚はこれまでこんなに食べたことはなかったけど、脂もあって、でもさっぱり系の食感。

いろいろな側面を持った食材なのですね。

スーパーで思わず買ってみたけど、どうやったら美味しくなるのかな。

僕は料理は初心者です。

 

【File №07】 メカジキのインパナータ

 

 

インパナータとは「インパナーレ=パン粉をつける」という意味の調理法だそうです。

新鮮なカジキマグロにオリーブオイルとパン粉をまぶし、オーブンで香ばしく焼き上げたもの。

 

【File №06】 カジキマグロのインヴォルティーニ(写真手前)

 

 

「インヴォルティーニ」は、「巻きもの」というような意味で、この料理はお肉を使って作ったりもします。

中に巻かれるものがチーズだったり、レーズンや松の実だったり、お店にや家によって違いがあります。

 

【File №05】 メカジキと野菜のソテー

 

 

メカジキのシチリアでの呼び名時は「pesce spada」(ペッシェ・スパーダ)。

「かじき」は、回遊魚で世界中の海を泳ぎ回っています。
そのため、各国で食べられている、大人気のお魚です。

メカジキ科とマカジキ科に分類され全世界に12種類程の仲間がいます。
中でも「めかじき」と「まかじき」が多く食べられています。

「かじきまぐろ」と呼ばれる事もありますが、実はサバ科のまぐろと「かじき」は別の魚です。

こんな感じのお魚です。

La stagione di pesca del pesce spada – Webport さん

 

クセのない味わいで程よい脂がのり、加熱しても身が柔らかいので調理方法や味付けもバリエーションが豊かです。

 

【File №04】 メカジキのフリット

 

 

フリット」とは、イタリア発祥の揚げ物のことです。「フリッター」と呼ばれることもありますが、大きな違いはありません。

揚げ衣に「メレンゲ」を加えることで生まれるフワッと軽い食感が特徴ですが、最近ではメレンゲの代わりにビールや炭酸水、ベーキングパウダーを加えて簡単に作れるようにアレンジしたレシピも増えているそうです。

 

【File №03】 メカジキと野菜のソテー

 

 

ブロッコリーとその葉っぱだったかな。

あと面白い細さのニンジン。

野菜と魚はみるからに健康的ですね。

 

【File №02】 メカジキのオーブン焼き、ピスタチオ風味(6時の方向)

 

 

『PicaPica』定番の、とりあえずの美味しい前菜盛り合わせ、にもメカジキが参戦。

季節の風味の色どりです。


「エメラルド」と呼ばれる特別なピスタチオは地中海に浮かぶシチリア島の小さな村ブロンテで育てられます。

 

【File №01】 メカジキのカサレッチェパスタ。

 

 

カサレッチェとは「家庭の」とか「手作りの」の意。

「カーサ」が「家」ですからね。

 

シチリア地方で生まれ、19世紀頃から各家庭で手作りされてきた。 くるりと丸まって溝が2つあり、S字の形をした断面がユニーク。

 

メカジキとの相性も抜群。

 

 

「メカジキ」という食材ひとつに注目してみても、これだけのバリエーションがあります。

これからさらに差分が増えていくかもしれませんので、追って、またご紹介したいと思います。

 

おしまい。