にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0630 起床 気分快 晴 愛読書って、あるのかな?  『子どもだけの町』 ヘンリー・ウィンターフェルト 、知ってます?

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スギに変わってヒノキ花粉の飛散が最盛期となっています!

 

ホテル椿山荘東京で昨日開幕した藤井聡太名人(21)と挑戦者・豊島将之九段(33)の第82期名人戦七番勝負(毎日新聞社朝日新聞社主催)。

 

 

豊島九段が横歩取りの戦いに誘導し、藤井名人は午前中の21手目で早くも89分の長考に沈んだ。

 

ついに始まりました今期の名人戦

相手はみんな、初戦に秘蔵の対藤井作戦を用意してきます。

今回はいきなりの9四歩っていう端歩。

今日の夕方には決着がつきますね。

 

 

例えば、よく好きで聴く曲ってのはありますよね。

 

じゃあ、愛読書は?

 

そんなのあるかなあ。ひっきりなしに読み返す本、てことでしょう?

 

僕はどうなのかな。

面接でこれ聞かれたら何と答える?

こどものころだったら、あるかなあ。

 

逆に、本は読み返さないのなら、この「読書室」にたくさんあるのはなんなのか。

そういうことになりますよねえ。

まあ、たまに複数回読んだ本は、そりゃあありますけどね。

 

「愛読書」だからなあ。

 

キリスト教徒のかたは、こういう場合「バイブル」、と普通に答えられるから良いよねえ。

 

思い返せば、1冊だけある。

小学校のころかな。

 

親父が買ってくれた世界文学全集の中の1冊。

 

親父の勤め先に定期的に本屋さんの外販が来るらしく、たまにこういう風に本のお土産を持ち帰ってくれました。

 

カミキリムシみたいな、珍しい昆虫を持って帰ることもあったけど。

会社は八王子の田舎のほうにあったし。

 

その本は、たしかこんな感じだったかな。小学校へ上がるころだったかしら。ちょっと記憶が曖昧。

 

 

 

『子どもだけの町』

ヘンリー・ウィンターフェルト (作)、大塚 勇三 (訳)、ウィリアム・ハッチンソン (画)

 

余りに酷い悪ガキのイタズラに大人たちがみんな町を出て行ってしまう。

残された子供たちが自分たちで電気を起こし、小さな子供たちの世話をし、悪ガキと対決する。

そういう物語。

 

森に囲まれた町ティンペティルでは悪童オスカル率いる<海賊団>がのさばっていた。尾に時計を括られた猫が町を混乱してもチクった子は酷い目にあうので黙秘。

堪忍袋の緒が切れた大人は有難味をわからせようと町を去る。

子供だけの町は瞬時に無法地帯化。

だが秩序を取り戻し町を維持しようと奔走する子もいた。

発明家になるのが夢の知恵者マンフレートこと“教授”、正義漢リーダーのトーマス、器用万能なマリアンネ、小柄な勇者ハインツ達の熱い数日間。

 

子供の頃にとてもワクワクしながら読んで忘れられない一冊。何度も折に触れて読み返しました。そういう意味で、僕の数少ない愛読書。

もう一度読んでみたいな。

今では普通には手に入らないのかな。

 

 

『15少年漂流記』というのもあったなあ。あれはほんとうは『2年間の休暇』というのだったか。

 

 

『ロビンソン漂流記』も同系ですね。いわゆる、孤島漂流サバイバルもの?

 

ロビンソン漂流記 (講談社青い鳥文庫)

 

読んでないけど、『蠅の王』なんて異端児もある。

 

小島秀夫 on X: "「蠅の王」の新訳がハヤカワからきた。 https://t.co/8A9Sc207Ty" / X

 

 

そういえば、無人島に持っていくレコード(CD?)、ていう言い方がありますね。

僕の場合、分霊箱と呼んでるやつかな。