血圧値 124/83/65 酸素飽和度 98% 体温 35.9℃ 体重 68.8キロ
「台湾」が大変なことになっています。
とくに、「花蓮」という美しい名前の土地。
懐かしい名前です。
☆
台湾島は風土が美しく温暖で、人々の人情が優しく、お食事もお酒も美味しいところですので、僕もこれまで何回も訪れたことがあります。
たしか、4回だと思うのですが、認知症の予防対策としてこの機会にちょっと思い出しておきましょう。
「良い思い出に気づく」ということは、過去の「人生」を大切にし、今の自分を慈しむことができる、ということです。
①2000年、新北市石門区で国際凧揚げフェスティバルが開かれたとき、スポーツカイト部門の選手として参加(クワッドラインカイトのバレー種目)
③2007年、同僚のHaradaくんとお正月の阿里山に登る(阿里山鉄道!)・高雄・花蓮周遊
④2016年、家内と4日間のフリーツアーで空猫動物園・淡水周辺・その他ぶらぶら歩き
とても面白かったなあ、台湾。
中国の料理というと、各地域それぞれに個性ある特徴の料理のスタイルがありますが、なにせ広い範囲に広がっていますから、おいそれと訪ね歩くというのも大変です。
その種類は、三東料理・四川料理・江蘇料理・広東料理・安徽料理・浙江料理・福建料理・湖南料理の八大中華料理が最もポピュラーなものとして知られています。
(僕は中国史が専攻であったこともあって、かなりの回数、大陸の中華人民共和国を訪れていますが、まだまだほんの一部しか体験していません。こっちも思い出さないと認知症が進んじゃう)
ところがその千差万別の地域の料理が、台湾にはすべて揃うのです。
一か所に、しかも優れた完成度でです。
これは魅力的です。
このお食事が愉しみで、定期的に台北を訪れるという人もいるでしょう。
僕もあと一回は行きたいと思っています。
(弾丸日帰りもできるのかも! まあ、しないけど)
僕の新しいパスポート、この前発行されました。
さて、これを全力で活用できるでしょうか。
☆
3日午前、台湾東部沖で起きた地震で、台湾当局はこれまでに12人が死亡したほか、1000人以上がけがをしたと発表しました。(昨日までの報道による)
このほか、車両や鉱山に取り残されている人が152人いるということです。
台湾メディアによりますと、現地では複数の建物が倒壊したり、道路が寸断されたりするなど大きな被害が出ています。
死亡されたかたは、多くが花蓮県の人たちだそうです。
地図で分かるように、台湾東部最大の都市・花蓮は太平洋に面し背後には中央山脈が迫る美しい街です。
台湾という島はこの山脈で中央を分断されていて、東半分は山地です。
西半分は平野があるので南北の移動は新幹線を利用できるので比較的便利です。
台北から花蓮までは山地を越えるのでけっこう交通が不便です。飛行機を使わざるを得ないことも。
列車の場合、台北から花蓮へは特急「自強号」のうち、車体を傾斜させながらカーブを高速で走れる(これは振り子電車かな。日本では中央西線で活躍しましたね)「プユマ号(普悠瑪號)」または「タロコ号(太魯閣號)」が最も速く、最速2時間30分で駆け抜けます。
大理石の世界的産地として知られ、そこに暮らす漢民族と現地の人(少数民族)との営み、日本統治時代の面影がそこここに残る一方、交通の拠点でもあり、随一の景勝地・太魯閣峡谷への中継点となっています。
花蓮県を含む台湾東部ではこれまでもたびたび地震が起きていて、2022年9月にはマグニチュード6.8の地震で1人が死亡し、140人以上がけがをしました。
また2019年にはマグニチュード6クラスの地震が相次いだほか、2018年2月にはマグニチュード6.4の地震でホテルやビルが倒壊するなどの被害が出て、17人が死亡し290人以上がけがをしました。
見るからに、断層とかが走っていそうな地形ですからね。
この有名観光地の 「太魯閣(タロコ) 渓谷」に取り残された観光客が約48時間ぶりに救出されたそうです。少なくとも700人程度が残っており、早朝からヘリコプターなどで救出活動が続いています。
ここは僕も上記③の旅の時に訪れた場所です。
大変なことになっています。
次の写真は僕たちが行ったときの様子。
すでに危ない感じがしてますね。
落石注意とか書いてあったし。
これを揺らしたら、危ない。
能登のこともそうですが、どうも最近の極東地域は、地震多発で不穏な雰囲気ですね。
現在、被災・遭難されている方々の、一刻も早い救済を祈ります。