血圧値 119/80/68 酸素飽和度 98% 体温 36.2℃ 体重 68.7キロ
大雪の中の、ナチュラルワイン。
みんな、好きなんだなあ。
昨晩、夜7時。
じゃんじゃん雪が降り始める目黒・鷹番 Ri.carica ランド。
徐々に人が集まり始めます。
ワインと、お料理で、待ってます。
Ri.carica Land×LA MALIOSA 生産者来日イベント
堤オーナー、嬉しい開会宣言。
足元激悪のなか、お客さんたくさん来てくれました。
そして主役は、このかた。
【LA MALIOSA 生産者:アントネッラ・マヌリ】
女性オーナーで、ミラノの実業家。
金融業界から家業のホテル経営に携わり、イタリア有数のリゾートホテルの社長に就任。ホテル業で長年暮らしてきた、愛するマレンマの自然が危機に瀕している事に気付いた。
農業に従事している人々があまりにも無関心のため、「自分がやるしかない。」と、使命感にかられ、広大な農園をより自然な方法で作り変える事を決意。
なんと家業を辞めた!!
自らが惚れ込んだ、マレンマの環境と景観を守るため、たった1人で立ち上がった!
料理の主役は、KatoシェフとTaiyoくん。
お料理の説明、とか。
プレゼン、とか。
サステナブル(Sustainable)であることは、まず美しい土地、が母体となること。
それを守ることが第一であること。
愛するマレンマの自然と、ローマ以前からの伝統的栽培技術、醸造技術を現代に生かし、継承しようとするアントネッラ女史の、情熱が伝わってきます。
「マレンマ」という土地。
マレンマ地方はトスカーナ州南部からラツィオ州北西部にかけてのティレニア海沿岸地域をさすのですが、県境のような地理上の線引きはされていません。
僕もまったく聞いたことがない地名でした。
観光地として有名なフィレンツェのあるトスカーナ州の、最南部の海岸沿い、ローマから車で北上したあたり。
大自然に囲まれたティレニア海沿岸部に位置しており、ボルゲリと同じくボルドー品種を使用したスーパータスカンなど偉大なワインが造られています。
起伏のとんだボルゲリに比べると比較的なだらかな丘が広がる地帯のため太陽光を集めやすく、石灰が多く混ざった乾いた土壌で鉄やマンガンを含んだ土、多くの水分を含む粘土質土壌が混在。
また沿岸部にほど近い為、潮風由来のミネラルが多く含まれた複雑で上品な味わいのワインが造られます。
熱く語る女史。
自信と風格を感じますね。
外はこんなですが、会場は熱気で溢れています。
(Akinoさん写真ありがとう)
恒例の、白壁にサイン!
購入したワインとオイルにも、サイン!
ワインが、人と繋がっている、というのが愉しいですねえ。
というわけで、会もそろそろお開きです。
みなさん、お疲れ様でした。
帰り道はこういう状態です。
良い子は足元に気をつけて、ひっくり返らないようにしないとね。
今朝は、みんな年休かな。
アントネッラさんたちは、昨日イタリアから飛来して、このあと大阪に転戦するそうです。凄いパワフル。
そうそう、葡萄農園では宿泊施設も完備して、みなさん遊びに来てください、とのこと。
南イタリア、行きたいなあ。
では、またね。