血圧値 128/81/74 酸素飽和度 98% 体温 36.5℃ 体重 68.6キロ
ほんと東アジアは近年稀にみる、不安定な状況です。
首都圏は、どうなのかな?
寝室の装備に、靴と服とヘルメットと呼子笛を増設しましたよ。
(自転車と釣用品からの流用だけど)
そういえば。
たまにヤフオクとかメルカリをみると、いろいろな「趣味」の品物が大量に出品されたりしますね。
ああこれは遺品整理だな、とか、断捨離・終活だなとか想像がつきます。
往年のオーディオ機器の名機、鉄道模型、骨董品、書籍、楽器類、自転車、釣道具、自動車関連部品、その他いろいろ。
バブル期の大規模趣味の、お宝の一斉放出。
ちょっと身につまされますね、僕も同じようなことを考えているから。
逆に考えると、これからの人にとっては、超リーズナブルに(昔では考えられないようなお値段で)お宝の山をゲットできるチャンスでもあります。
場合によっては、僕もやっていたと思う。
(ちょっと意味が違うけれど、クラッシック系の往年の歴史的演奏のリマスターCDのBОX発売なんていうのもあります)
僕も、「65歳になったら、これからの人生の晩年の芳醇な夕暮れをいろいろ愉しみたいなあ」、なんて考えられるのかと、以前は思っていました。
ところがどうも、そうではない。
4年前に家内が亡くなって、2年前には自分が死にそうになって、景色がいきなり変わりました。
暗く色あせた、というのではありません。
むしろあたりが急にキラキラと引き締まって視える、というか。
人生の行く末が透徹に感じられるというか。
昔、お正月に雪が降った日、庭の景色が真新しく清々しい感じに思えたときのようだ、というか。
やるべきことを、最速でやりなさい、と言われている感じというか。
なので欲望のありどころみたいなものも、変わってきています。
何を捨て、何を残すのか。
限られている、時間。
できることは、有限。
お買い物は、危険。
健康は、大事。
友達は、貴重。
そういうわけで、カイトどうしようかなと思って葛西臨海公園西なぎさに行ってみたのですが。
昔の仲間に遇って、時間が急に巻き戻った不思議な感覚。
懐かしい時間。思い出す風景。
そこから繋がるふたたびの出会い。
昔の繋がり、そして新しい繋がり。
インターネットはいつでも、どこでも繋がりますが、自分が出掛けて行かないと出会えないものもある。
アナログから巻き戻る時間、というのは素敵だと思います。
まだこれから、新しい出会いがいくつも待っているのでしょうか。
一歩、外の世界に踏みだす気持ちがあれば。