血圧値 122/83/70 酸素飽和度 99% 体温 36.5℃ 体重 69.3キロ
何も言えません。
両雄、天晴。
菅井さんがからむと、藤井さんも、人間の戦いをするなあ。
藤井聡太叡王と菅井竜也八段の“エンドレス対局” 第4局は「まさか」異例2度目の千日手が成立。解説者・ファンも騒然!
1回目。
序盤の段階で、これは先手の菅井さんが、とくに不利ではないのに千日手を選択。
なんでかな。後手でもやれる自信があるのかな。
まあ、それもありかな。
下図。局面はこのあと、先手菅井さんが8八角、後手が8二飛、7七角、7二飛を繰り返して千日手が成立。
先後を入れ替えて指し直しなので、後手の藤井さんはとくに文句はないかな。このパターンの千日手模様は、振り飛車戦ではたまに起こります。
ところが、このあと事態はとんでもない方向に進行するのであった。
2回目。
下図。これは先手の藤井さん、すでにかなり不利で、先手7一銀打のあとの後手が6一歩の受けを読み切れれば、菅井さん勝ちの局面。
しかしなんと!
先手7一銀打、後手7三銀打ち、8二銀成、同銀、7一銀打、三銀打、を繰り返して、本日2度目の千日手成立。
時間も少なかったけど、菅井さん残念。
終盤力の問題、と言ってしまってはあまりに気の毒。
まあ、負けなければ、また将棋が指せる。
キスカ島奇跡の撤退作戦のときの木村昌福少将の心意気みたいですね。
「帰ろう、帰ればまた来られるから」
両者疲れがにじむ表情で午後7時15分から始まった再指し直し局は、相穴熊でさらに強固に囲い合ったが、確実な攻めをつなげた藤井叡王がリードをじわじわと広げ、最後は午後9時8分終局の死闘を制した。
23手詰&プロ驚愕の先手1五同角で叡王防衛!
ひふみんの感想はこんな感じ。
押し引きの駆け引きが目立った最初の局、指し直し局と違い、「スピード重視で決着をつけましょう」との藤井叡王の意思表示だったと思います。まさに非の打ちどころがない、快勝での防衛劇でした。月末の名人戦に向けて意気揚がることでしょう。
お二人とも、ほんとお疲れ様でした。
菅井さん、へこんでるかなあ。
藤井叡王は31日、6月1日、長野県上高井郡の「緑霞山宿 藤井荘」で名人戦第5局を控えており、勝てば最年少名人および七冠を達成する大一番。追い風となる防衛となった。
これも、また目が離せません。
しかも、藤井さんこの後は、ヴェトナムでの対局もある!
忙しそうですね。