血圧値 113/80/65 酸素飽和度 98% 体温 35.9℃ 体重 67.8キロ
面白い写真ですね。
なに、これ?
道路交通法施行令第14条には、「前条第1項に規定する自動車(緊急自動車)は緊急の用務のため運転するときは道路運送車両法第3章およびこれに基づく命令の規定により設けられるサイレンを鳴らし、かつ、赤色の警告灯をつけなければならない」
これは、救急車がサイレンを鳴らすためのボタンだそうです。
こういう車のダッシュボードなんて、めったに見る機会はないですからね。
普通は知りません。
では、なぜ救急車のサイレンボタンに「ウー」と記載されているのでしょうか。
消防庁によれば、こんな感じ。
「緊急走行中に鳴らすサイレンは種類別に分かれており、サイレンの種類によっても持つ役割が大きく異なります。通常のサイレン音である『ピーポーピーポー』の警告音に加えて、交差点を通過する際などに異なる音の『ウー』といったサイレンを鳴らしています。これは走行中の通常のサイレンと、交差点の侵入など、より注意喚起が必要な状況で使い分けています」
ということは「ピーポー」ボタンもあるということね。
緊急自動車というくらいですから、超緊張した状況で運転している状況で、妙に脱力した感じの「ウーボタン」を押す瞬間を想像すると、なんか面白いですね。
作った人はわざとそうしたのかな。緊張を和らげる意味で。
大阪サイレン製の救急車用サイレンアンプ「MK-10 OPS5101V」です。
ずいぶんデジタル型に進化しているみたい。
最新型は「ウー」が無いな。残念。
日常の、ちょとしたユーモアは大事です。
「ユーモア」を定義します。
「ユーモア」とは:
日本人(とくに偉ぶっている人)に欠落しているもの。
人生に掛け合わせると目の前の道が切り開かれてどんどん輝いていくもの。
ちなみに、よく聞く話ですが、「サイレン鳴らして来ないで」という自己中な要望もあるそうです。
多い日には24時間で200件にも及ぶ119番通報だといいますが、さまざまな理由でサイレンを鳴らさないでほしいとの要望の声があげられているといい、なかには「サイレンとか鳴らさないで来てくださいね、そんな緊急じゃないので」との声も。
なんだかなあ。
気絶するほど過酷な勤務状況で頑張ってくれている人たちに、ずいぶん身勝手なものの言い方だ。
僕も、これまでの人生で2回、救急車に乗せていただいたことがあります。
待っている間、遠くから次第にあのサイレン音が自分のところに近づいてくるのは、何とも言えない気持ちになります。
安堵、かな。ああ、ウルトラマンがやってきた、みたいな。
悪い気持ちではないです。
その節は、ありがとうございました。
料金を払うでも、またお会いしてお礼を言うでもないのに。