にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0600 起床 気分並 曇 「検索するサル」の喜び。私の存在そのものが質問なのだ。その答えを知りたくて生きてるんだ。

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陽が差してきましたが、湿度の高い、梅雨の朝です。

危機脱出みたいな、変な夢をみたのですが、どうもよく思い出せません😃

一応、5時44分に起きたのですが、昨日の夜は1時半まで夜更かしをしていたので、また寝ちゃいました。

ついついYouTubeを観てしまいました!

ロンドンフィルハーモニーのBenjamin Zanderという指揮者の先生の動画です。
知らない人だったのですが、思わず感動、いろいろ観てたらあんな時間に。


ベンジャミン・ザンダーは、17年以上にわたりボストン・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者であり、ほぼ四半世紀にわたりボストンのユース・フィルハーモニー管弦楽団の指揮者でした。
彼はアメリカ中で若い音楽家の最も刺激的な教師そしてトレーナーの一人としてだけでなく、19世紀と20世紀初頭の音楽の解釈の最先端の音楽家として知られています。
Welcome to the Benjamin Zander Center
Benjamin Zander

彼が若い学生に公開レッスンをする動画を観ていて、引き込まれました。
バーンスタインなんかもよくこういうことをしていましたねえ。
プロがプロ(学生だけど)に伝える、音楽の情熱と技。
素人にも伝わる感動。

バッハの無伴奏チェロ組曲の2番のレッスンが凄い。

今、僕もお稽古中の曲なので、指でもカンニングしてやろうかね、くらいで観たら、なんと次元が違いました。
学ぶなあ。そしてパワフルなおじいちゃんだなあ。
学生のお姉さんも、ぐんぐん演奏が変わっていくし。(お姉さん、阿修羅王みたいで美しい!)

この先生は「フィレンツェとケルンの州立音楽院でチェロを学」んだそうなので、もともとはチェロの人なんですね。レッスンはいろいろな楽器を教えてます。声楽まで! まあ、ユースの指揮者だから。
Bach: Cello Suite No. 2 - Prelude (Benjamin Zander - Interpretation Class) - YouTube

これはユースオケで海外公演をしたのかな。
コンセルトヘボウでやってる「復活」。先生も学生も、若々しい。
www.youtube.com

ちなみに、この曲はとんでもない大編成で、しかもコーラス付き。
交響曲第2番 (マーラー) - Wikipedia

一人でも多くの学生を連れて行ってあげようというこころ遣いかも。
終演拍手後の雰囲気は、まるで卒業式みたい。

偶然ヒットする、未知の世界。
それって、たまにありますよねえ。
でもとても幸せな気分。

例の、「検索するサル」の喜び、ですね。


学校の先生をしていたので、人が人を教える様子っていうのに興味があります。

教えるっていうか「引き出す」?
自分の器も満ちていないと、生徒の器の水も溢れませんよね。

ここが肝心かな。

ザンダー先生は、リスニングやアンサンブル演奏の芸術、そして個人の自己表現に対する隠れた障壁を取り除くためのコーチングなどのスキルを、音楽家だけでなく、企業など一般の人へも提供する非常に人気のある講師でもあるそうです。

仮定に疑問を投げかけることによって、ある曲の演奏が通常のものから並外れたものにどのように変換され得るかを実証する際に、リーダーが新しい課題に確実に対応するモデルが出現する。

彼は、オーケストラを比喩として使って、さまざまなテーマについて話しています。

音楽の解釈:あなたの会社の可能性を理解する
指揮者の役割:真のエグゼクティブリーダーシップ
個々の選手を指導する:従業員から最高の結果を得る
シンフォニーの実施:チームワークを可能にする
観客の登録:商品やサービスのマーケティング
素晴らしい芸術的経験を生み出すこと:普通のパフォーマンスと並外れたパフォーマンスとの間のギャップ。

さて。

教室で発せられて、一番幸せな言葉、「その質問は、良い質問ですね!」

良い質問をできる人だけが、良い答えをもらえる。

では、どういう質問が良い質問なのか。いつも「質問」を考えながら、本を読んだり、人の話を聞いたり、世界を観察したりする。

つまり、学問とは「問うことを学ぶ」プロセスである。

あなたは、善く問うことができるか、この森羅万象すべての不思議に対して。
この、世界の不思議を発見し、その不思議を楽しめる感性こそが、人生をゆたかに前に進める。

こんな言葉も。

「 私の存在そのものが質問なのだ。その答えを知りたくて生きてるんだ。」寺山修司

お昼前から、三宿病院脳外科外来。入院した病院からの引継ぎです。
どちらのお医者も、やっぱり今回の出血の原因は分からなくて困る、という意見です。
それまでの経過とか予兆をみても、これは切れるでしょう、というトリガーが見当たらない。
まあ、穿通枝が切れたので、とても細かい傷ですけどね。なので、奇跡的にこの程度ですんだのかも。

守護霊が強かった、というあたりで見解が一致しました!

明日は、心臓の冠状動脈の造影CTを循環器内科で撮ります。
息が上がる、肋間がきゅーとなる、歯茎もきゅーとなる、などなど怪しい症状がここ何年か前からあって、狭心症の疑いで検査予定があったのですが、延期になってました。
切れた後もこの兆候はあるので、別件かもです。

脳も心臓もおかしい、になったら病気の大規模量販店ですね!

それは嫌だなあ。