血圧値 126/81/81 酸素飽和度 98% 体温 35.5℃ 体重 69.5キロ
今日は早起きです。
関東は、昼すぎにかけて気温がグングン上がり、暑さが厳しいらしい。
最高気温は、東京都心36℃、さいたま37℃と猛暑日の予想です。
晴れて、にわか雨はなさそうです。あすも晴れて、最高気温は都心で37℃の予想です。
猛烈な暑さは、この先一週間も続くでしょう。栄養と休息を十分とって、体調管理を万全になさってください、とのこと。
(と言っているうちに豊島区で37℃超えたみたい!)
ちょっと体重が増えたのは、昨日珍しくたくさんものを食べたからです。
たんぱく質が中心です。
この暑さですから、少しは良いのではないか。
でも、今日からは気をつけましょう!
その昔、音楽というものはテレビ・ラジオの放送かLPレコードで聴くものでした。
今の状況は、激変しているのですが、僕たちのような世代の人は、その辺の感覚が昔のままでいるような気がします。
べつに、それはそれで良いのですが。
ただ、その僕たちでさえ、変わってきた部分はあります。
その一つの現象は、聴き始めた音楽を、簡単に中断して、よそへ移る、ということが普通にできる、というかしてしまうようになった、という点です。
面白くなければやめる、それだけのことが、昔は決断よくできなかった、というべきでしょうか。なんか、失礼なことをしているような。
自分に対してもね。
LPレコードの回転する円盤の縁にそっと針を落とす。
カートリッジの先端が音を拾い奏でながら、ゆっくりと音溝の螺旋をなぞって、円盤の中心部に近づいていく。
大きな交響曲なら、A面で2楽章、B面で残りの2楽章。
途中でひっくり返さなくちゃ。
「全部A面」、なんていうコマーシャル・コピーをいまでもPopsはしますが、あのニュアンスはほとんどの若い人にはピンとこないでしょうねえ。
途中で針を上げるなんてことは、まずしません。
盤面に傷がつくしね。
ああ、懐かしいなあ。
さすがにSPの78回転は、ほとんど聴く機会がなかったけど。
ノスタルジーを語ろうとしているのではありません。
さっき、ジオラマの木のペイントをしながら、YouTubeを観ていたのですが、ある演奏コンテンツが、途中で止められなくなったのです。
ずっと引き込まれたまま、棒立ちになる、というか。
直立不動で、聴いてしまう、というか。
それはこれ。
クリックすると1時間くらい画面に釘付けになるかもですから、要注意!
クラウス・マケラ / Klaus Mäkelä
1996年フィンランド生まれ。
12歳からシベリウス・アカデミーにてチェロと指揮を学ぶ。
若くしてスウェーデン放送交響楽団の首席客指揮者に就任したほか、これまでにフィンランド放送響、ヘルシンキ・フィル、ライプツィヒ放送響など、一流オーケストラと共演し、「数十年に一度の天才指揮者の登場」とも評される大成功を収める。
2020年、24歳の若さでノルウェーのオスロ・フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者に就任、北欧を代表するオーケストラが24歳の指揮者をシェフに選んだことはクラシック界で大きな話題を集めたが、そのポストに加え、翌2021年のシーズンからは、数多くの名指揮者の薫陶を受けた名門パリ管弦楽団の音楽監督にも就任。
さらに、2027年のシーズンからオランダの名門ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団の首席指揮者への就任が発表されている。
指揮者としてはほぼ前例がない、若干20代前半での一流オーケストラからの高評価と重要ポストのオファーに、世界中の音楽ファンから驚嘆と賞賛の声があがっている。
僕が、このおおよそ50年間で聴いてきた「第9」の中で、おそらく空前絶後の演奏だと思います。(ワルター/コロンビアSOとか、フルトヴェングラー/バイロイト祝祭Oを差し置いて。)
40年くらい前、クライバーの日本公演を放送で見た時も、近い感情を持ったけど。
その素晴らしい疾走感、インテンポを維持しながら、生き生きと高揚し続ける音楽。
一見、生真面目な銀行員か、野比のび太か、某魔法学校の優等生風の風貌から、あふれ出る端正な詩情。
楽譜通りのインテンポ(かなり速い)が、そのままで、主張と表現になるという事実。(これはトスカニーニと呼応するのかな。もっと徹底しているけど。)
カラヤンスーツとか着ないところも、良い感じ。(お通夜の受付とかできそうだけど。飾らない人なんですね。)
まあ、言葉では何を言っても伝わらないでしょうから、お気持ちとお時間のあるかたは、聴いてみてね。
しかし、オスロ・フィルって、上手かったのね。2楽章のティンパニもいいなあ。
あと、このショスタコーヴィチの「ジャズ2」と「ブラ4」も良いです。
Shostakovich Jazz Suite nr 2 Klaus Makela - YouTube
Symphony No. 4 / Johannes Brahms / Klaus Mäkelä / Oslo Philharmonic - YouTube
ちなみに、クライバーの「伝説」はこれです。
L. van Beethoven: Symphony No. 4 / Carlos Kleiber (Tokyo, 1986) - YouTube
L. van Beethoven: Symphony No. 7 / Carlos Kleiber (Tokyo, 1986) - YouTube