血圧値 126/85/83 酸素飽和度 98% 体温 36.3℃ 体重 68.4キロ
ジオラマ工作の話です。
以前、連載しました「スヌーピーのジオラマを作ろう」シリーズに次ぐ第2弾。
0600 起床 気分快 晴 【ジオラマを作る】(01)スヌーピーとその友達、というジオラマセットを作製します。頼まれたのですよ。 - にこたろう読書室の日乗
2024年度、新企画として、「Harry Potter ハリーポッター 3Dパズル ホグワーツ城」を造る、というのを始めようと思います。
まあ、それほど大袈裟なものではないけれど。
これはさすがに、スヌーピーのような超大作ではないので、短期間でサクッと完了する予定です。
ご存じハリーポッターの物語の冒頭に登場する、ブリテン島の北、スコットランドのハイランド地方に存在するとされるホグワーツ城。
スコットランド、アイルランドは、古代ケルト文化の揺りかごのような地域。
このお城は、じつは魔法使いのエリートを養成する「魔法学校」でもあるのですね。
公式設定はこんな感じ。
ホグワーツ城とは、巨大な7階建ての、魔法で支えられた建物であり複数の塔と小塔、奥深い地下牢を合わせると142の階段が存在する。
この城は中世初期(993年ごろ)に建築家と当時のもっとも優れた魔法使いたちであるゴドリック・グリフィンドール、ヘルガ・ハッフルパフ、ロウェナ・レイブンクロー、サラザール・スリザリンらによって建設された。
城内には世界初の魔法学校と言われるホグワーツ魔法魔術学校がある。
ホグワーツは谷の付近に位置しており周りを山に囲まれ本棟の南には黒い湖がある。巨大な樫の木でできた正門は西向きの玄関ホールへと続き、外には勾配のある芝生が広がっている。奥深い禁じられた森は城の西側に面している。他にも、外には温室や野菜畑がある。
村人全員が魔法族のホグズミード村に近く、バンフシャイアのダフタウンやロシャベールのアチンティーからもさほど離れていない。
第1話で、子供たちがホグワーツ特急で近くの駅に到着し、ボートに乗り換えて水路、ライトアップされたホグワーツ城に入場する場面は、美しくファンタスティックで、印象に残っていますね。
このお城、凄く広大でまた複雑怪奇な構造。
映画を観ても本を読んでも、なかなか理解・把握するのが大変。
ちゃんとした図面もないみたい。
ところで、ゲームの話。
『ホグワーツ・レガシー』(PlayStation®その他の版がある)という、「ハリー・ポッター」の世界を舞台とする没入感の高いオープンワールド・アクションRPGがあり、1800年代の魔法界を舞台に自分だけの冒険をすることができる。
ハリーの時代の100年くらい前のホグワーツを舞台に物語は進行します。
だから「レガシー」ね。
このゲームは優れもので、ホグワーツ城の3Dモデルの造り込みが素晴らしい。
僕はプレステ4で動かしてますが、美麗なグラフィックと世界観の再現はお見事。
「神ゲー!」「せいぜい良ゲー」と評価は分かれますが、ゲーム機能はおまけで、むしろこの世界の3Dジオラマの自由探索にこそ価値がある、と言っても過言ではない。
城内・城外、自由に歩き回れるし、箒でホグズミード村に買い物に行けたりします。
魔法の授業や空飛ぶ箒の実習にも出られる。
フィールドの範囲は、この地図の上半分くらい。
このゲーム、ハリポタ・ファンは100%やるべきだと思いますが、それでもホグワーツ城の構造は分かりにくい。必ず迷子になる。
こんな感じですからね。
ゲーム会社がこういうヴァーチャルモデルを造るには、構造的に矛盾のない3Dの設計図を描いたはずですが、その労力は神ですね。
さすが。
というわけで、「できるだけ詳しい3Dモデル」を造ってみたほうが、この建築物の構造の理解が早いのではと考えたのです。
いろいろ検討して、これが結論。
ジオラマというより、立体ジグソーパズルなのですが、なかなかリアルで精密、という口コミです。
二つの箱に分かれている。
ホグワーツ城は、東の「天文学の塔のある教室棟」と、西の「大広間と4つの寮のある棟」の二つの部分からなります。
なので、このキットはその二つを別々に組み立てることになる。
最後に繋ぐと、こんな感じ。
かなり大きいので、2分割は一理あると思います。
発泡スチロール板とプリント紙でできているんだけど、なかなかの存在感。
縮尺はだいたい1/300くらいかな。書いてないけど。
「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐ メイキング・オブ・ハリー・ポッター」の最後の出口前に、「温室」「ふくろう小屋」「ボートハウス」まで、ホグワーツ城の細部にわたって精巧に造形された模型があるんだけど、あれはちょっと大きすぎますからね!
では、準備ができ次第、制作に入りましょう。