血圧値 106/63/88 酸素飽和度 99% 体温 36.1℃ 体重 67.6キロ
入院中の病室から、ノートパソコンで始動したこの「にこたろう読書室の日乗」ですが、今日(9月12日)で500回を迎えました。
連続更新を目標としてきましたので、去年の5月1日以来、500日を無事に生き延びた、ということに。
おつきあいくださった皆様、ありがとうございました。
人間は、誰かに思い出されている限り、生きています。
亡くなった後も、同じです。
日野原重明先生の言葉。
「人間の命は、決してその人自身のものではない」
いのちという実体的なものがあるのではなく、いのちというハタラキそのものがある。
エントロピーに抗う、いのちという営み。
お米とか食べ物のことを「ハタラキさま」と言うことがあるそうです。
いのちを頂くから命がつながっていく。
そのつながっていく姿そのものが「ハタラキさま」なのですね。
だから、いのちは繋がっていきます。
そして、生きるということは愉しいことです。
こういうことを考えられるようになっている自分が、不思議です。
いのちというものは、お互いの心の中に在るものなのかも、しれません。