にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0430 起床 気分快 雨 【たまにはオーディオの話を】(4)そしてアルパイン・タンデムは再起動する、という話。

血圧値 114/77/77 酸素飽和度 98% 体温 35.7℃ 体重 68.1キロ

 

恵みの雨です。

ひさびさに、涼しい朝。

良いなあ。

バイタル数値も、7が並んで験が良いし。

 

この読書室、PCとPS4の音声出力は、天井付近に置いたこのスピーカーに繋いでいました。

 

 

ステレオ2チャンネルのシステムですが、筐体は一つしかありません。

 

フォステクスの名器、10cmフルレンジを2発、円筒管の左右バッフルに搭載しています。逆相ではありません。

 

Fostex 10cm フルレンジユニットFE103NV2

 

変わった形のエンクロージャ―ですが、一般的には「波動型スピーカー」と呼ばれています。

 

中身は、こんな感じ。

 

スピーカーから出る音が波動(波紋)のように広がり、スピーカーが置いてある同じ空間であれば、どこに居ても高品質で立体感のある、生音に近い豊かな音色(音質)を楽しむ事が出来ます。それが「波動スピーカー」です。(有限会社エムズシステム)

 

エムズシステム本店・ショールーム - 公式サイト -

 

波動スピーカーの波動イメージ

 

無指向性スピーカーの一種で、リスニングポイントを固定させない、3次元に広がる音場を現出します。

 

理論的には、ちょっと物理学的根拠が曖昧な感じがしますが、現実的にはなかなか面白い効果があります。マジック的と言うのかな。

 

というわけで、この部屋ではこのスピーカーを使っているのですが、そこにこの前の、「マケラの第9の左右逆相が分からない」問題が発生。

 

0600 起床 気分快 晴 マケラの「第9」、音の左右が違う! という話。意図がある、というべきでしょう。 - にこたろう読書室の日乗

 

そこで、ベランダのコンテナから発掘された昔のアルパイン・タンデムに再び陽が当たることに。

やはり、左右両チャンネルの判定はできたほうが良い場合もありますし。

 

ただこれ、けっこう大きいので設置する場所に困ります。

どうしたものかと思案するうちに、部屋の隅の「あるもの」に視線が止まりました!

 

 

こっちもゴミ箱。身と蓋(カヴァー)の部分に分かれています。

家中からカヴァー部分を4つ集めます。

 

円筒形のエンクロージャ―を収納してみると、なんとぴったり。

しかも底が少し浮くので、バスレフから出る低音を上方に向けて取り出すことができる。

 

上下の筐体をこんな風にずらすことで、漏れてくる低周波の量も調整できるし。

スペース的にも、ゴミ箱が置ける余裕があればOK!

 

左チャンネルはPCデスクの下(色が半分変ですね)、右チャンネルはゴミ箱の位置に収まりました。試運転として、ヒラリーちゃんのブラームスのⅤ協を再生しています。

まあまあ、かな!

 

 

1番上の写真のように、2IN4OUTのスピーカーセレクターに繋いで、「波動」と「タンデム」を、ソースに応じて切り替えて使えるようにしました。

 

ああこれで、マカラの第9の左右が聴き分けられるようになったぞ!

アサシンクリード」も臨場感が増しました。

 

あとで、知る人ぞ知るオーディオシステムのチェック用音源、これを聴き比べてチェックしてみますね。まだクリスマスには早いけど。

 

 

というわけで、しょうもないオーディオの話を続けてお送りしました。

 

だんだん月が綺麗な夜になりました。

しかも、風が涼しい。

ナハット・ムジーク、音楽の夜、にふさわしい季節が近づいているのかも。