にこたろう読書室の日乗

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0320 起床 気分快 晴 ジャネの法則 いずれにしても光陰矢の如しです。 もう、うかうかできません。

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新しい年が明けると、また一つ、歳をとったのかと、普通は残念な気持ちになりますよね。

 

僕に関しては、もうすぐ来る2月12日が一周忌(仮)になるところだったから、けっこうおめでたい新年なわけですが。

 

歳をとると1年が経つのが早く感じるのは気のせいではなく…「ジャネの法則」というもので説明されています。

 

ジャネの法則」は、19世紀のフランスの哲学者・ポール・ジャネが発案し、甥の心理学者・ピエール・ジャネの著書において紹介された法則。

 

このお二人のジャネさんの関係は、ピエールが書いた本(『記憶の進化と時間観念L'évolution de la mémoire et la notion du temps』1928)で展開された時間論の中で叔父ポールの説(1876年か1878年に出版されたことは明記されているも正確な出典は未検証)だとして紹介されたものだということですよ。よく知らんけど。

 

参考:

ポールとピエール、ジャネの法則の謎 : 関本洋司のブログ (exblog.jp)

 

主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く評価される、という現象を心理学的に説明したものですね。

 

言い換えれば、生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例すると主張したもの。

 

例えば、50歳の人間にとって1年の長さは人生の50分の1ほどであるが、5歳の人間にとっては5分の1に相当する。よって、50歳の人間にとっての10年間は5歳の人間にとっての1年間に当たり、50歳の人間の10日が5歳の人間の1日に当たることになる。

 

みんな、この譬えを引用するけど、なんか余計に分かりにくい?

 

分かりやすく言うと、「年をとるほど時間が経つのが早く感じられる」という現象を数式化したものです。

 

 

この「数式」についての解説は、こんな感じ。

 

ジャネーの法則の、年齢に比例して感じる時間が短くなるというのは、
1才のときを1とすると、
2才のときは1/2
3才のときは1/3
5才のときは1/5となりますから、
数式にすると、
Y(体感時間)=1/n(年齢)
となります。

これを積分していくと、人生の半分がいつか分かります。

1/nを積分するとlog nになります。
log nに0を入れるとマイナス無限大になってしまって
計算できないのですが、仏教では大丈夫です。
仏教では、お腹に宿ったときが生まれたときですから、
出産の時点では1才と考えることができます。

分かりやすくいえば、生まれた時点が1才の、
「数え年」で計算すればいいのです。

 

 

その計算で行くと、人生80年の半分は、
40才ではなく、約10歳です。

 

分かりやすいように図に表すとこうなります。

 

 

 

参考:

ジャネーの法則とは?計算、反論、対策を分かりやすく解説 (true-buddhism.com)

 

ジャネーの法則を使って「人生を積分」してみた | RepoLog│レポログ (sekkachi.com)

 

うーみゅ、やっぱり分かったような、分からないような。

僕は理系じゃないからなあ。

 

いずれにしても、光陰矢の如しです。

もう、うかうかできません。