にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0630 起床 気分快 晴 熱海巡行③【見て・歩いて・よろこぶもの】熱海逍遥、坪内逍遥。「熱海プリン」を買って帰ります。

血圧値 121/78/79 酸素飽和度 99% 体温 36.2℃ 体重 67.6キロ

 

昨日の14時から、ホルター心電図計を装着し、24時間連続のデータを採っています。

 

あの謎の深夜の「心臓バクバク発作」の調査です。

 

0330 起床 驚愕 晴 こんな時間に起きたのは、心臓ドックンの発作みたいなのが起きたからです。吃驚! - にこたろう読書室の日乗

 

なので、昨日から、歩いたり、走ったり、お酒呑んだり、いろいろな行動パターンを試しています。お風呂入る以外はなんでも(機械は水に弱い!)。

このあと、コナミにも行ってみようかな。

 

そして今日の14時にはまた取り外しに病院に行かないと。

 

さて、このブログをいつも読んでいてくださるかたから、コメントをいただきました。

 

 

12/3の熱海の花火
わたしも見ました。
8:20から8:40まで
ちょうど熱海市内と周辺を
車で移動中でした。

アカオを通り過ぎてトンネルを抜けてすぐ
熱海市内に向かう場所は
真横から花火が上がるんですよ。

 

Amazon.co.jp: 打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか? (角川文庫) 電子書籍: 大根 仁, 岩井 俊二: Kindleストア

 

 

おなじ花火を、違う場所から見上げている。

ちょっと嬉しい、人と人のつながり。

 

アナログなんだけど、コミュニケーションはデジタル。

面白いですね。

 

帰って来てから書いているので、タイムラグがあってすみません。

以下は、三日前の話です。

 

 

早寝をしたので、僕は4時起き。

 

星が出ていましたが、しだいに陽が昇り始めます。

正面の島影は初島です。

昨夜の花火が見えた同じ窓からの眺めです。

 

 

シンデレラおじさんは、6時くらいの列車で五反田の会社に出勤。

「現場会長」は今日も勤勉です。

 

僕は階下の温泉の大風呂に入って、10時に出発。

朝ご飯は食べないので、ブランチになにか海産物でも食べましょう。

熱海なんだから。

 

ということで中央町、熱海市役所まで歩いて、糸川にぶつかるところを、ちょっと遡ると、河岸に「温泉寺」があります。

 

 

川と言っても街中ですから、水流はこんな感じ。

しかし、意外と急流なので、水は綺麗。

良い風情です。

 

 

山門の踏み石が仏足石になってる。

 

後醍醐天皇の忠臣で、後に京都妙心寺第2世を継いだ藤原藤房改め授翁(じゅおう)の開基と伝えられています。

境内には熱海八景の一つに掲げられている藤房お手植の松や、国定忠治の一の子分で後に出家した唯念(ゆいねん)ゆかりの南無阿弥陀仏と刻まれた名号石(みょうごうせき)などがあります。

 

藤原藤房は、元弘の変で天皇を奉じて笠置山に逃れたが、捕らえられて常陸ひたちへ配流。のち、建武政府の恩賞方筆頭となったが、行賞の不公正などに失望して隠居。万里小路(までのこうじ)藤房ともいう。

 

藤房の気概は荷風の良く思うところだったらしく、たびたびこのお寺を散歩で訪れていたみたいです。

 

 

ホテルみたいな近代建築と寺院との対比が、いかにも熱海的ですね。

蘇鉄なんかも南国風で、良い風情。

熱海や伊東のお寺って、こんな感じで明るく開放的なところが多いような気がします。

 

温泉寺からさらに南西の方角に進んで、市役所を越えて、初川を渡るところが「水口」という地名。

 

 

ここから初川は来宮神社へ向けて傾斜が急になっていきます。

この急坂を少し登ると、「海蔵寺」があります。

 

 

臨済宗妙心寺派の寺院。

 

日本のシェイクスピア劇の研究・翻訳の第一人者で、早稲田大学文学部を創設した文学者・坪内逍遥菩提寺で、氏が大正時代に造営した旧居『双柿舎』はここからさらに登って徒歩2〜3分ほどの場所にあります。

 

逍遥先生は母の影響で芝居に親しみ、上京後はシェークスピアなどの西洋文学に触れ、刺激を受けました。

文学論「小説神髄」や小説「当世書生気質(かたぎ)」を発表し、写実主義を唱え、日本近代文学の先駆けとなりました。

また、演劇革新に集中するとともに、文芸誌「早稲田文学」を創刊して多くの後輩を育成。

晩年はここ熱海に自宅を構え、余生を過ごしました。

 

境内には枯山水なんかあって、立派な雰囲気。

これは逍遥先生のお墓。

 

 

坪内逍遥の他にも、長州藩出身で明治維新期に千住繊維所を設立・内務省御用掛/農商務省御用掛もつとめ「毛織物工業創始の父」と呼ばれた井上省三の墓所や胸像などが残ります。

 

しばらく坂を登ると、逍遥先生の晩年の邸宅である『双柿舎』。

 

 

土日は一般公開されてるみたいです。

 

逍遙が晩年の15年間を過ごした場所。

庭に2本の柿の大きな古木があることからこの名が付けられました。双柿舎に引っ越す前の先生は、現在の銀座町に住んでいました。

銀座町ではシェークスピア劇の翻訳や、戯曲「名残の星月夜」などの執筆に専念。しかし銀座町はだんだんと騒がしくなってしまったため、執筆活動に集中できなくなり閑静な場所を探すことになり、双柿舎に落ち着いたのだそうです。

熱海市歌を作詞したほか、熱海図書館設立に尽力し、自身の蔵書約3600冊を寄贈したりしました。

 

さて、もうお昼時なので、山を下ります。

坂の上から、遠くに海も見えますね。

 

 

途中、ジブリみたいな家を発見。

 

超お腹がすいたので、この店にしよう。

初めて来たけど。

 

選択は、「当店人気NO.2」。

 

お酒は、獺祭三割九分。

 

鯵の骨の唐揚げ。

これは柔らかくて、美味しい。

 

お土産に熱海プリンを購入。

これは PicaPica にお土産に持っていきます。

 

クリスマス限定6本入りセット。

 

温泉饅頭プリン

 

温泉玉子プリン

 

下の二つは、僕が食べます。

 

以上、この稿おしまい。