にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0600 起床 気分快 晴 谷村新司さんがお亡くなりになりました。昭和の歴史がまたひとつ、しずかに幕を下ろしました。「習いごと」について考えてみます。

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アリスの谷村新司さんがお亡くなりになりました。合掌。

昭和の歴史がまたひとつ、しずかに幕を下ろしました。

 

熱狂的なファン、というわけではありませんが、中島みゆきとならんで、僕の青春の時期に関わる、懐かしくもの悲しい思い出のひとつです。

 

僕は「アリス」といえばドジソンの「Alice's Adventures in Wonderland」なので、男子グループがなんでこの名前なのかなあ、と当時は思ってました。

まあ、いいけど。

 

さて、熱狂といえば。

 

一時期、子どもがサッカーにばかり熱中して、他のスポーツ(野球とか相撲とか)に将来の有望な素質が集まらなくて困る、という議論がありました。

ブームというか、偏りがある、ということですね。

 

 

Q.学生時代、どちらの部活にモテる男性が目立ちましたか?

サッカー……127人(78.4%)
野球……35人(21.6%)

 

これは、やばい!

 

子ども自体の嗜好だけでなく、「将来お金になる」かならないかという視点で親が狂騒する、という、ちょっと困った事態も垣間見られます。

 

こうなると、もう社会・経済的問題です。

 

最近、ダークホースのあの種目が登場。

入会の順番待ちが長蛇の列になる教室もあるとか。

 

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最近の親御さんは、子どもにピアノやバレーや習字や算盤(これはさすがに無いのかな)を習わせるのをやめて、サッカー教室へ、そして将棋教室へせっせと送り迎え付きで通わせているのかな。

 

これが子どもたちの将来にどんな影響を及ぼすのか。

子どもにとってみれば、愉しいからやる、だけで良いと思いますが。

 

ネットで見つけたアンケート結果。

分母が恐ろしく少ないけど、まあいいでしょう。

 

おとなに聞いた「進路に役立った習い事」 (複数回答可・n=225)

 

順位    習い事    人数

1位    公文・学習塾・幼児教室    78人
2位    スイミング    37人
3位    書道・習字    26人
4位    ピアノ    25人
5位    英語・英会話    22人
5位    そろばん    22人
7位    野球    9人
8位    サッカー    8人
8位    バレエ・ダンス    8人
10位    絵画・工作    6人
10位    武道・格闘技    6人

 

【調査詳細】

調査地域 :全国
回答者  :全国に住む男女236名
調査方法 :インターネットを通じたアンケート配布
有効回答数:n=236
調査時期 :2022年5月30日~6月7日

 

いきなり「公文」という固有名詞が出てきますが、そちら系が行ったものではないようです。

しかし、塾って習い事なのか!

あと、そろばんが生き残ってる。

まだ、「将棋」はないね。

 

僕は昭和34年の生まれだから、日本は高度成長期で、こういう習い事とかもけっこう盛んになってきたころです。

あと、スピッツという白い犬を飼うとかね。

 

小学生の習い事16選【ジャンル別】子どもの将来を見据えて選ぼう シェーンのお役立ち情報|英会話教室・英会話スクール【シェーン英会話】

 

僕はなにを習ったかな、そういえば。

 

幼稚園時代はとくにないな。

 

小学校時代。

近所の文房具屋さんのおばさん(おばあさん?)にクレヨン画を習ってました。

ぬいぐるみの犬とか、生物の野菜とか花とか。

なんでこれに行ったんだろう、不思議。

 

僕が授業中に黒板に描く変なイラストは、このころ培われた画力によるものですよ。

ある意味、仕事に役立ったねこれは。

 

算盤塾、3回くらいで辞めました。

あと、算数とか国語の、小さな塾に行った。

学校近くの。

 

中学時代。

英語と数学の塾に行ったかな。いや、小学校と記憶がかぶってるかな。

なんか、物忘れが良い、です。

トランペット習いに行って、すぐ辞めました。

そんなのばっかりだ。

 

高校時代。

代々木ゼミナールに適当に通いました。

古典と現代文の授業が好きで、この時の知識がその後、変に役に立ってます。

これは元が取れたかも。

 

それ以降の人生。

 

42歳から今の先生にチェロを習ってます。

もう24年間にもなるので、一番長続きしてますね。

ただ、病気もしたので、そろそろ終活かも。

二胡も断続的に二回習ったんだけど、これは残念ながら終活。

病気のダメージがかなり大きい。左手が全部フラジオなんて、できないなあ。

 

ああ、馬頭琴もモンゴルの人に習ったぞ。

フライフィッシングも。

 

まだなんか忘れてるような気がしますが、それは所詮、その程度の取りくみかただったということですね。

 

ところで、世界の子どもたちにも、やはり習い事ってあるのかな。

ちょっと調べておきますね。

 

アメリカ】男子にも女子にも共通して「スポーツ」が大人気

【オーストラリア】一番人気は「水泳」

ニュージーランド】やっぱり「ラグビー」も人気

【イギリス】「楽器」の個人指導を受ける子が多い。男子の「サッカー」や女子の「バレエ」も人気

【フランス】男子は「武道」、女子は「バレエ」や「ダンス」が人気

【イタリア】男子は「サッカー」がダントツ人気。女子は「ダンス」が人気。また、「楽器」・「英語」・「武道」を習う子も多い

フィンランド】「乗馬」「水泳」「体操」「アイスホッケー」「ゴルフ」「楽器」など、たくさんの習い事があります

【中国】習い事に追われる子どもたち

【韓国】男女とも「ピアノ」が一番人気

 

なるほど、スポーツと芸術だ。

 

「塾」が1位なんて、日本と中国くらいかも。

それも進路・就職に役に立つように、なんてね。

 

もうちょっと余裕のある、ゆったりとした人生を送れればいいのに。

そういう緩い考えでは、今の時代、生きて行かれないのかな。

 

やれやれ。