にこたろう読書室の日乗

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0530 起床 気分快 晴 老舗の町中華、移転営業中の話。「二葉」のオムライスのこと。

血圧値 134/86/80 酸素飽和度 98% 体温 36.4℃ 体重 68.8キロ

 

学芸大学駅前に、昭和28年ころに開店した町中華、『二葉』。

僕が生まれる前だ。

 

知る人ぞ知る名店だったのですが、開業してから70年、2023年12月に惜しまれつつ建て直しのために休業。

そして今年の2月に久が原に移転オープン、仮店舗営業中。

 

思い立って、行ってみました。

 

学大店には、これまで月1くらいは通ってたなあ。

 

 

池上線久が原駅。到着。

鷹番からだと30分ちょいくらい。

電車で来たのは初めてかなあ。

都会ローカル的雰囲気の町なみ。

直線で自転車とかならけっこう近いのですけどね。

 

 

現在の場所は元々魚屋で、隣接する八百屋のほか、かつては肉屋もあり、一帯が小さなマーケットだったそうです。

お弁当のテイクアウトとイートインがあります。

 

 

メニューは同じ雰囲気です。

 

いつも食べてたオムライスと餃子を発注。

顔を覚えていていただけました。

 

 

良いねえ。町オムライス。

 

開店当時のレシピで、チキンライスではなく、豚肉入りのケチャップライスを包んでいます。

塩、胡椒、ケチャップのみの味付けで特別なことはしていないけれど、鉄鍋で強火で調理するため、酸味が飛び、甘みのあるケチャップがお米一粒一粒にしっかりと絡まっていて、洋食のオムライスとはちょっとちがう二葉オリジナルの味わい。

以前と変わらない味。

 

今は更地の、旧店舗。

 

学芸大学】町中華 二葉でしょう - いやさやらいでか

二葉、ふたたび 中華料理「二葉」(学芸大学) | ヌーヨークタイムズ

中華料理 二葉(学芸大学)タンメンと半チャーハン | BUBU RAMEN

 

今、学芸大学駅周辺は、高架下の新開発も進んでいて急速に変わりつつありますが、そこにこういう老舗が戻ってくるのは、また大いに愉しみなことですね。

 

ちなみに、『初代二葉』が開店したころの、学芸大学駅は、こんな感じ。

 

学芸大学駅の駅名の由来・秘密

 

学芸大学駅」は、何回も駅名が変わっています。

 

1927年の東横線が開通したときは「碑文谷駅」。

1936年に「東京学芸大学」の前身である大学、「東京府青山師範学校」が移転してきたため、「碑文谷駅」から駅名が、「青山師範駅」に。

1943年「東京府青山師範学校」は、「東京第一師範学校」に名前を変えることになったため、「第一師範駅」に。

1952年に再び校名がかわり、「学芸大学駅」に名前が変わることになりました。これでようやく今の学芸大学駅という名前に落ち着くことになりますが。

 

1964年に「東京学芸大学」自体が、東京都小金井市に移転することになりました。駅名に「学芸大学駅」という名前がついているため、様々な誤解を生んでしまうと駅名を変更しようという動きがあったようです。

 

2000年、周辺住民を対象に駅名を変更するのかというアンケートがとられました。3分の2以上の賛成が得られれば駅名を変更することになっていましたが、結果は変更を希望する投票が37%と、過半数にも届かず、見送ることになりました。

 

新店舗となって『二葉』が復活するのは、来年の春ころかな。