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昨日は、凄い花粉でしたね。
今日の関東は晴れて、日差しがたっぷりの予報ですが、花粉も大量に飛ぶみたい。
これは嫌だなあ。
『第4話 ハリーポッターと炎のゴブレット』
ホグワーツ魔法魔術学校の4年生となったハリー・ポッターが、望まないまま三大魔法学校対抗試合の選手となり、その裏に史上最悪の魔法使い「名前を呼んではいけない御方」の謀略を感じつつ、厳しい試練に立ち向かう1年間を描く。
『ハリポタ』も、いよいよ折り返し地点です。
クリス・コロンバス(「1」と「2」)、アルフォンソ・キュアロン(「3」)に続き、今回は英国の大ベテラン、マイク・ニューウェルが監督に起用されている。
監督が変わると、いろいろニュアンスが変わりますね。
その辺も見どころかな。
原作の小説は初期3作品のほぼ2倍の量で、シリーズ中2番目のボリューム。
長く、複雑で、ちょっと暗い物語。
映画はこれを大幅にサイズダウンして推敲しているので、ある意味わかりやすくなったという評判。
メインは前半の欧州魔法学校3校の魔術対抗戦です。
作者はこの魔法世界の拡張を、番外編的な形でやりたかったらしく、「最初の4作品の中で1番大きなものになることは最初からわかっていた」と述べています。
彼女は、結末のために「相応の展開」が必要であり、「複雑な筋書き」を急ぐことは読者を混乱させることになりかねなかった。
また「すべてがより大きくなっている」とし、これはハリーが成長するにつれ、広がった彼の視野を象徴しているとも述べている。
彼女自身、この魔法の世界をもっと探検したかったというのです。
大会の第一の課題はドラゴンから金の卵を奪うこと、第二の課題は湖の底に沈む大切な人を救出すること、第三の課題は迷路を抜け出すことでした。
一回戦のドラゴンとの戦いは迫力満点。
ホグワーツ校内を飛び出て戦います。
今作ではクィディッチのシーンがありませんが、ドラゴンとの戦いがその代わりを果たしています。
なのでおなじみのホグワーツ城の画がありません。
ここで取り上げるのはこれだけかな。
「動く階段の塔」の上空から見下ろす「天文台の塔」の方角です。
たぶんまだ、大きな変化はありませんね。
ハリーは課題を順調にこなしていきます。
第三の課題で同じくホグワーツの代表選手セドリックと同時に優勝杯にたどり着きます。
二人は同じタイミングで優勝杯に触れることで、同率優勝を狙います。
しかし、二人が優勝杯に触れた瞬間、二人はある場所(あの御方の墓地)にワープしてしまいます。罠だったのです。
そしてここからの後半は、闇の帝王の復活をめぐる伏線の回収。
突如ホラー調になります。
セドリックは殺され、ハリーは捕らえられ、あの御方の復活の儀式に利用されます。
覚悟を決め完全復活したあの御方に立ち向かうハリーでしたが、またしても不可思議な現象が発生し、辛くもホグワーツに帰還することが出来ました。
この物語で、セドリックの死が教えてくれるものはなんなのか?
彼はゴール直前の動く茨に足を取られ脱落しそうになったとき、優勝したいという気持ちを諦めきれずハリーに助けを乞うてしまった。
ハリーはセドリックを助け、その後一緒にトロフィーを取ることにしたところ、これは罠であり、そのトロフィーはポートキーとなっており、厄災の場所まで移動させられてしまいます。
勝負にこだわらなければセドリック死なずに済んだ。彼はただ巻き込まれただけなのです。
負けたり失敗してもやり直すことはできるが、死んでしまってはおしまい。
その先はなにもないのだから。
そういうことを彼の死は僕たちに語ります。
作者ローリングさんはなかなかシビア―だな。
このあと続編では、どんどんいろんな人が死んでいくダークな展開をします。
このシリーズが子供向けのお伽話ではないということがしだいに分かってきます。
終盤の30分で大急ぎで本筋を消化するのはちょっと力業ですが、まあ、これはこれで良いのかな。
ボーバトン魔法アカデミーの女の娘たち、可愛いし。
このファッションは良いセンス。
(スタジオではこのコスの人をあんまり見かけないなあ。なんでかな)
ホグワーツの娘たちと比べて、大人の雰囲気。
スコットランド v.s. 南フランス、ですからねえ。
デラ・フラクール嬢。
ボンバートン代表選手として勇敢に戦いました。
次の夏、フラーは英語を上達させるべくグリンゴッツでパートを始め、ビル・ウィーズリーと初めて出会い、2人は付き合い始め間も無く婚約します。
ハリーから見ると嫁のお兄さんの嫁、ということになるのかな。
これはつまり他人か?
以前に大阪のユニバに行ったとき、こんな感じの踊りを観たことがあったなあ。
このアイスブルーが良いですね!
これで第4話はおしまい。
以下次号。