血圧値 128/87/72 酸素飽和度 98% 体温 36.4℃ 体重 69.5キロ
「複数の局が燃え盛る炎の中、ペットボトルを持った女性らしき人物が、火災現場となった屋上付近を歩く映像を放送したのです。映像は一般人が撮影したものでした。その人影が一体誰かはわかりません。ただ、仮に猪口議員の長女だったとしても、今回は警察が事件性なしと発表しているので、この映像を流す必要があったのか……すでにSNS上ではこの映像が拡散され、2人の死を弄ぶような発言も散見される事態になっています」(テレビ局関係者)
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ほんと今年は、火事が多いですね。
今日も湿度はカラカラ。
この異常な乾燥が火事多発の背景にあるのでしょうか。
とくにここ数日、巷の噂になっている、この火事のこと。
鎮火までに約9時間かかる大火事で、失火原因も未だ特定されないなど、不明な点も多い事件。
「遺体は3人?」なんていう憶測も飛び交っているし。
まるで探偵小説の書き始めのような記事。
続報がまるで抑制されているかのような、その後の奇妙な報道の鎮静化。
「事件性はない」というやや性急なニュアンスの連呼。
この屋上に後付けしたような奇妙な密室構造の「館」も、関心を集める要因のひとつでしょう。
あの、一般人が撮影したとされる「火災現場となった屋上付近を歩く映像」。(あれはなんなんだろう、放送公開の是非も問題視されてます)
ミポリンの件でも、まあいろいろ憶測はあったし。
こちらは「入浴中の不慮の事故」でほぼ決着。
消費者庁の分析調査によると、入浴中のアクシデントで命を落とす人は全国で年間1万9000人と推計されるそうです。65歳以上では交通事故死の約2倍。
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奇妙な火事と言えば、3年前の、それこそ江戸川乱歩にちなむ、この火事の記事を思い出しました。
「貴重な宝が一夜で…」 江戸川乱歩館、火事で未整理資料など焼失
毎日新聞
2021/10/26 09:45(最終更新 10/26 22:03)
全焼した「江戸川乱歩館~鳥羽みなとまち文学館」(旧岩田準一宅)=三重県鳥羽市鳥羽2
24日午後11時45分ごろ、三重県鳥羽市鳥羽で火事があり、3階建てビルと周辺の木造家屋計7棟が焼失、1人の遺体が見つかった。連絡がとれていない居住者の女性(53)とみて調べている。このほか、女性の夫でビルに住むアルバイト男性(71)、近くに住む80歳代女性が煙を吸って病院に搬送され、いずれも軽傷。
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「鳥羽市の貴重な宝物が一夜で消えてしまった」
真っ黒に焼け落ちた「江戸川乱歩館~鳥羽みなとまち文学館」を前に、同市文化財専門員の野村史隆さん(73)は、こう言って立ちすくんだ。同館は、探偵小説の先駆者、乱歩(1894~1965年)と親しく交流した岩田準一(1900~45年)の自宅と書斎、蔵、展示館の4施設からなり、自宅と書斎が全焼した。未整理の資料がたくさんあったといい、野村さんは「調査にかかろうとした矢先の火災。残念だ」と肩を落とした。
江戸川乱歩館を管理する鳥羽商工会議所によると、同館は、乱歩と親交のあった画家で風俗研究家の岩田準一(1900~1945年)の旧宅を活用した文学館で、焼けたとみられる旧宅部分には、岩田が収集していた研究資料や、岩田の絵画の複製などが展示されていたという。乱歩の愛用品などは別棟で展示されていた。
続報
江戸川乱歩館は、怪人二十面相などの推理小説で知られ、鳥羽市にゆかりのあるミステリー作家、江戸川乱歩の貴重な資料を展示する施設で、2021年10月、本館などが全焼しました。
市民ボランティアらが焼け残った資料の修復などを行い、元の施設の裏の空き家を借りて、29日、約1年半ぶりにリニューアルオープンしました。
ここは、ぜひ行ってみたいなあ。