にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0530 起床 気分快 晴 まるで探偵小説の書き始めのような記事。ともかく、火事は怖い。

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マンション火災で2人死亡、猪口邦子参院議員の自宅 東京都文京区:朝日新聞デジタル

 

「複数の局が燃え盛る炎の中、ペットボトルを持った女性らしき人物が、火災現場となった屋上付近を歩く映像を放送したのです。映像は一般人が撮影したものでした。その人影が一体誰かはわかりません。ただ、仮に猪口議員の長女だったとしても、今回は警察が事件性なしと発表しているので、この映像を流す必要があったのか……すでにSNS上ではこの映像が拡散され、2人の死を弄ぶような発言も散見される事態になっています」(テレビ局関係者)

 

 

ほんと今年は、火事が多いですね。

今日も湿度はカラカラ。

この異常な乾燥が火事多発の背景にあるのでしょうか。

 

とくにここ数日、巷の噂になっている、この火事のこと。

鎮火までに約9時間かかる大火事で、失火原因も未だ特定されないなど、不明な点も多い事件。

 

「遺体は3人?」なんていう憶測も飛び交っているし。

まるで探偵小説の書き始めのような記事。

 

ミステリー小説の書き方】基本のポイントと山場を作るコツ | 小説家情報局

 

続報がまるで抑制されているかのような、その後の奇妙な報道の鎮静化。

「事件性はない」というやや性急なニュアンスの連呼。

この屋上に後付けしたような奇妙な密室構造の「館」も、関心を集める要因のひとつでしょう。

 

あの、一般人が撮影したとされる「火災現場となった屋上付近を歩く映像」。(あれはなんなんだろう、放送公開の是非も問題視されてます)

 

ミポリンの件でも、まあいろいろ憶測はあったし。

こちらは「入浴中の不慮の事故」でほぼ決着。

消費者庁の分析調査によると、入浴中のアクシデントで命を落とす人は全国で年間1万9000人と推計されるそうです。65歳以上では交通事故死の約2倍。

 

 

奇妙な火事と言えば、3年前の、それこそ江戸川乱歩にちなむ、この火事の記事を思い出しました。

 

「貴重な宝が一夜で…」 江戸川乱歩館、火事で未整理資料など焼失

毎日新聞
2021/10/26 09:45(最終更新 10/26 22:03)

 

江戸川乱歩館」や居酒屋など7棟焼く火災、1人の遺体見つかる : 読売新聞

 

全焼した「江戸川乱歩館~鳥羽みなとまち文学館」(旧岩田準一宅)=三重県鳥羽市鳥羽2

 

24日午後11時45分ごろ、三重県鳥羽市鳥羽で火事があり、3階建てビルと周辺の木造家屋計7棟が焼失、1人の遺体が見つかった。連絡がとれていない居住者の女性(53)とみて調べている。このほか、女性の夫でビルに住むアルバイト男性(71)、近くに住む80歳代女性が煙を吸って病院に搬送され、いずれも軽傷。

 

         ◇

 

鳥羽市の貴重な宝物が一夜で消えてしまった」

 

真っ黒に焼け落ちた「江戸川乱歩館~鳥羽みなとまち文学館」を前に、同市文化財専門員の野村史隆さん(73)は、こう言って立ちすくんだ。同館は、探偵小説の先駆者、乱歩(1894~1965年)と親しく交流した岩田準一(1900~45年)の自宅と書斎、蔵、展示館の4施設からなり、自宅と書斎が全焼した。未整理の資料がたくさんあったといい、野村さんは「調査にかかろうとした矢先の火災。残念だ」と肩を落とした。

 

江戸川乱歩館を管理する鳥羽商工会議所によると、同館は、乱歩と親交のあった画家で風俗研究家の岩田準一(1900~1945年)の旧宅を活用した文学館で、焼けたとみられる旧宅部分には、岩田が収集していた研究資料や、岩田の絵画の複製などが展示されていたという。乱歩の愛用品などは別棟で展示されていた。

 

続報

 

 

江戸川乱歩館は、怪人二十面相などの推理小説で知られ、鳥羽市にゆかりのあるミステリー作家、江戸川乱歩の貴重な資料を展示する施設で、2021年10月、本館などが全焼しました。

 

 

市民ボランティアらが焼け残った資料の修復などを行い、元の施設の裏の空き家を借りて、29日、約1年半ぶりにリニューアルオープンしました。

 

 

ここは、ぜひ行ってみたいなあ。