血圧値 120/82/71 酸素飽和度 98% 体温 36.5℃ 体重 69.2キロ
こんな報道を視ました。
米ネブラスカ州で先月26日、巨大な竜巻が企業の社屋を襲い、がれきの山に変える様子を、駐車中の車両の車載カメラが捉えていた。竜巻の風速は70メートルに達したとみられている。
凄い、なんでも飛んでいっちゃう。
アメリカでもっとも竜巻の被害を受けている地域「竜巻街道」は、オクラホマやカンザス、ネブラスカ、ノースダコタ、サウスダコタといったグレートプレーンズの州からテキサス州の一部にまたがる。
メキシコ湾の湿った空気が南西から吹く乾いた空気とぶつかるため、強力な竜巻が発生しやすいのです。
竜巻・カンザス・ネブラスカといえば、イエロー・ブリック・ロード、「黄色いレンガの道」。
神話なき国、アメリカ合衆国のただ一つ(もう一つあるか)の「神話」、「オズの魔法使い」(The Wonderful Wizard of Oz)。
ライマン・フランク・ボームが著し、W. W.デンスロウが挿絵を担当した児童文学作品。1900年5月17日、アメリカ合衆国イリノイ州シカゴのジョージ・M・ヒル・カンパニーから初版が出版され、以降何度も再版されました。
カンザスの農場でおじ夫婦と一緒に暮らす少女ドロシーと愛犬トトは、巨大な竜巻に巻き込まれ、魔法の国オズにたどり着く。
エメラルド・シティに住むオズの魔法使いに頼めばカンザスに戻してくれると聞いたドロシーは、道中で出会った知恵のない案山子、心を持たないブリキ男、臆病なライオンとともに魔法使いのもとを目指すが……。
ドロシーのイメージ。
僕たちはやはり、この映画のジュディ・ガーランド(ライザ・ミネリのお母様)を思い浮かべます。
1939年、監督のヴィクター・フレミングは、ハリウッド映画史に燦然と輝く2本の名作を監督。
1本はミュージカル・ファンタジーの『オズの魔法使』。もう1本は20世紀最大のヒット作『風と共に去りぬ』。
この年、ヨーロッパで第2次世界大戦勃発。
その後日本は大東亜戦争にのめり込む。
どこぞでこの映画を観た日本の「知識人」は、こんな国と戦って勝てるはずがない、と納得したそうです。
今どき、そこそこの年齢の人はこの2本は観ているでしょうが、もしまだの人は急いで観ましょう。
若い人は、こっちを先に観ているかな。
ハルクみたいな色の魔女が恐いですね!
こっちはゲーム版「OZ Chrono Chronicle(オズ クロノ クロニクル)」のドロシー。
ずいぶん雰囲気が違うねえ。
ともあれ、ドロシーはこんな感じの凄い竜巻に家ごと吸い上げられて、オズの国というパラレルワールドみたいなところに飛ばされます。
一人の赤ん坊が、世界に夢を与える聖人に成長するまでの物語。
『オズの魔法使い』の作者が子どもたちのために書いた贈り物。
世界中で愛され続ける「現代のおとぎ話」。
これは孤独な魂たちが、出会い、絆を結び、夢をかなえる物語。
大人になった今、いっそう胸にしみてきます。――河野万里子(訳者)
アメリカ合衆国の人たちは建国神話を持たないために、そういうものに強い憧れがある。
それが『オズの魔法使い』であり、『スター・ウォーズ』であったわけですね。
この動画が秀逸。
【スターウォーズ】アメリカの建国神話として見ると面白さが桁違い!アメリカ、古代ローマの歴史を学べ!【岡田斗司夫切り抜き】映画解説/考察/寓話/欧米人と日本人/カエサル - YouTube