血圧値 130/88/71 酸素飽和度 98% 体温 36.2℃ 体重 69.6キロ
じつは、僕はいつのころからかレッドペッパーがちょっと苦手になりました。
前の日にちょっとでも食べると、あくる日の朝、お尻が Hot, Hotter, Hottest!になるのでわかる。
つまり、「お尻が痛い」。
お腹が壊れるわけではなくて、まあ、たいしたことではないのですが。
「どん兵衛」についてくる、あの小さい七味の袋をかけただけで、わかる。
よもや新大久保の、真っ赤なメニューの店なんか言語道断。
なのですが、この前、下部消化管内視鏡検査(大腸内視鏡)を綿密にやっていただいて、腸壁は何ともないですよ、とのこと。
ちょっと敏感なだけみたいだから、こういうものも食べる機会を増やして、慣らしていこうかと。なにせ、この暑さですからね。
暑いときには、適度な辛い刺激は有効かも。
☆
というわけで、ご近所のカレー屋さんに、2度めの訪問。
「表面張力」 学芸大学駅から目黒通りに向かって少々歩く
五感を揺さぶる国、インドはゴアの気配をヒントにした料理店。
月曜、隔週火曜など不定休あり。
鷹番1丁目3-4, Meguro-ku, Tokyo, Japan 152-0004
https://www.instagram.com/_hyomen_choryoku/
2024年4月20日に目黒区鷹番の地にオープンした「表面張力」。
興味深い店名ですが、インド南西部のゴア地方の料理をベースとしつつも独自に表現したカレーを中心としたスパイス料理のお店であり、元々は下高井戸で間借りカレー店としてスタートし、東池袋の公園内に移転した「プラマーナスパイス」が名を変えて現在の地に移転、再スタートを切ったという形になります。
マニアックなLPレコードで面白いBGMをかけてます。
真ん中の「おじいちゃんちの真空管ステレオセット」は現在、燈が入ってないみたいですが、珍しい小口径トールボーイのスピーカはなかなか良い音です。
メニューはシンプル。
ポークが売り切れということで、チキンビンダルーを発注。
あまりに暑いので、ハートランドをまず呑みましょう。
水にしか感じられない、外の暑さ。
(これは前回の時)
カレーにはそれぞれ前菜盛り合わせ的な季節の副菜3種の一皿がつきます。
じゃがいものサブジ(スパイス炒め煮)、ししとうのパコラ(ひよこ豆粉の天ぷら的な料理)、ナスとエリンギのチャトニー(スパイス煮物)の3種。
前菜食べながらハートランド呑んじゃったので、2杯目は「ヘルベルグ ランビック」というベルギーの無発泡のビール。
ランビックは、野生酵母を使ったベルギーの伝統的ビアスタイル。 生産地は限られており、ブリュッセルとその近郊の一部のみで醸造される。 ビールの2大スタイルのエールやラガーとは違い、醸造所の中や周辺に棲息する野生酵母を使った自然発酵で醸造されるスタイル。
珍しいですね。檸檬のような酸味にグレープフルーツの苦み。
その酸味がカリーに合うかも。
着皿。
ゴアの名物料理と言えば、ポークビンダルー、チキンシャクティ、フィッシュカレー、の3種なんだそうですが、ここでは豚と鶏を差し替えています。
正規ヴァージョンはやらないのかな?
チキンビンダルーは、玉ねぎと2種類のビネガーで煮込んだ鶏肉が美味しい。
元々はポルトガルの豚肉料理として広まったものが、インドでは豚肉を食べない人が多いのでラム肉や鶏肉で作られることもあるビンダルー。
鶏肉にお酢、スパイスを漬け込んで作るカレーでさまざまな風味が重なり飽きのこない一皿です。
「ビンダルー」はビネガーという意味。ポルトガルと関連性の強いゴアの独特な風味のスパイス。オーナーは毎年、ゴアに買い付けと研究に(遊びに?)行くそうです。
バスマティライスに添えられているのはニンニクの芽のアチャール。
(これは前回の旬の魚のカレー。魚は鯵です。ゴアは海に面した地域で、魚介料理が有名らしい)
今回は食後のチャイも飲みます。
暑い日だからホットで。
(イメージです)
お茶にはお菓子が一つ付いてくるのですが(名古屋みたいやな)、この日は特別に喜多方ラーメン屋さんのレーズンていうのが添えられてました。
マスターが出かけたついでに買ってきたらしい。
このチャイ、美味しかったです。
今度はポークシャクティを食べに来ます。