にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0540 起床 気分快 晴 昨日触れた大雨と河川氾濫ですが、北陸地方が大変なことに❗ 縁日、スサノオ、線状降水帯の話。

血圧値 111/78/71 酸素飽和度 98% 体温 36.2℃ 体重 67.4キロ

昨夜は12時前に寝ましたが、そのせいかバイタルはなかなか良好です😃

やはり涼しくなると楽だなあ。

今日も同じような天気だと良いですね。

 

写真の整理をしていて思い出したのですが。

子供の頃、楽しみにしていたご近所の目黒不動尊の縁日。

 

両親に連れられて、よく行きました。もう、その親たちもこの世にいないけど。

 

大道芸人みたいな人たちも出てて、そのなかに蛇(龍なのかな)の絵を墨と筆で、一筆書きをする人もいました。なかなかお上手で妙に記憶に残ってます。

筆の圧力を変えながら、蛇のお腹の縞縞みたいな部分を描くところとか。

この技は縁日で今でもみられるのかなあ。

「一筆龍」として、古来より受け継がれている文化なのですね。

 

こんな感じ。拠点は日光か。

 

この一筆龍の技術は栃木県の日光東照宮門前町で受け継がれています。動画で有名になったのは晄秋家の当主は4代目の阿部哲也さんです。日光には晄秋家以外にも一筆龍の工房が立ち並び、その技を競っています。

日光市 『晄秋家』の一筆龍 - Bing video

 

蛇(または龍)といえば、広く世界的には水の神様です。

なので川が氾濫して大暴れする「洪水」は、蛇や龍の神様が怒って暴れる伝説として、人々の心に刻まれることになるのですね。

ヤマタノオロチ(八岐大蛇、八俣遠呂智、八俣遠呂知)の伝説もその一つだと思われます。

クシナダヒメは、古事記では櫛名田比売日本書紀では奇稲田姫と記され、水田を象徴する女神とされています。

一方、これを食べようとしたヤマタノオロチは、蛇などを水神として祀る場所が多くあることから、古くから氾濫を繰り返していた斐伊川を象徴しているのではないかという説があります。

なので、氾濫を起こしていた川(ヤマタノオロチ)が水田(クシナダヒメ)を飲み込もうとするが、スサノオにより治水され、平和になったという話になるのですね。

 

さて、昨日触れた大雨と河川氾濫ですが、北陸地方が大変なことに。

 

記録的な大雨となった福井県滋賀県では、河川の氾濫や土砂崩れによる被害が相次ぎました。 福井県南越前町では住宅が浸水するなどし、取り残された住民が自衛隊などによって救助されました。 また、崩れた土砂がトンネルの出入り口をふさいで一時、車120台、170人が取り残されました。 一方、滋賀県では長浜市を流れる高時川が氾濫し、約2700世帯6700人に一時、避難指示が出されました。 記録的な大雨はようやく峠を越えましたが、6日も不安定な天気で局地的に激しい雷雨の恐れがあります。 引き続き危険な場所には近付かず、土砂災害や川の増水などに注意が必要です。

大雨の原因としてここのところよく聞かれる、「線状降水帯」という非常に激しい雨が同じ場所で降り続く、危険な現象。

昔はなかった言葉ですねえ。「昭和」の発想にはないなあ。

 

線状降水帯の定義は、「次々と発生する発達した雨雲(積乱雲)が列をなした、組織化した積乱雲群によって、数時間にわたってほぼ同じ場所を通過または停滞することで作り出される、線状に伸びる長さ50~300km程度、幅20~50km程度の強い降水をともなう雨域。」とされています。

通常、積乱雲は雨を降らせると1時間程度で消滅してしまいます。
線状降水帯の場合でも同様で、1つ1つの積乱雲は雨を降らせるとたちまち消滅してしまいますが次々と発生した積乱雲が、積乱雲群となって同じ場所を通過することで長時間の強雨をもたらし水害を発生させます。

 

今日は東海や西日本で雨が強まるところがあるので、気をつけようと言っています。

東海は、非常に激しく降るところもありそうです。