にこたろう読書室の日乗

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0630 起床 曇 「一日署長」って本当に効果があるのですか問題について。

血圧値 126/87/70 酸素飽和度 98% 体温 36.1℃ 体重 67.8キロ 運勢 The Devil

 

昨日のニュースから。

 

一日警察官としてDJポリスに挑戦し、防犯を呼びかける少年野球「豊上ジュニアーズ」のメンバー=柏市

(野球少年13人が一日警察官に DJポリスも体験 柏署)

 

ついに「一日DJポリス」も登場!

ここ数年、このパターンもあるらしい。

 

6日から令和8年度「春の交通安全運動」の週間が始まりました。

この時期、「一日署長」というイヴェントが各地で行われます。

普通は、こういうイメージ。

 

(まあ、それなりの効果は期待できるかな)

 

(効果微妙)

 

このイベント、警察署長という権威的ポジションに、芸能人・スポーツ選手・地元の著名人などを一時的に据えて、交通安全や防犯キャンペーンの広報効果を狙うものです。

これは実務ではなく、完全に象徴的・広報的な役割です。

 

似たようなキャンペーンで「交通標語」というのも昔からありますね。

 

 

 

僕は、こういうことはあまり実質的な効果があるとは思えないし、税金と時間の無駄使いでどうなのかなと思ってました。

 

この現象、他の国でもあるのでしょうか?

 

 

調べてみると、「一日署長」のような仕組みは日本特有の形式ではあるが、機能的には世界各国に類似の制度が存在するようです。

 

① アメリカ

アメリカ合衆国では、「Honorary Police Chief(名誉警察署長)」や「Citizen for a Day(市民体験プログラム)」のような形があります。

有名人が警察イベントに参加
子ども(特に病気の子)に「1日警察官」を体験させる
地域イベントでバッジ授与

 日本との違い→ 福祉・コミュニティ重視で、エンタメ性より「参加体験」が主軸

 

 

② イギリス

イギリスでは、「Honorary titles(名誉職)」や地域警察との連携イベントがあります。

地元の名士が警察行事に参加
チャリティや地域安全キャンペーンに関与

 特徴→ 日本よりも制度的に抑制的で、形式的な“トップ役交代”は少ない

 

 

③ フランス

フランスでは、警察・憲兵隊(Gendarmerie)が学校や地域イベントで制服体験・模擬訓練などを提供します。

 特徴→ 「権威の演出」ではなく教育・啓発プログラムとして設計

 


日本とのニュアンスの違いは比較すると、こんな感じかな。

 

日本型:権威(署長)を一時的に貸し出す・有名人による注目集め・メディア露出重視

海外型:市民参加・体験教育・福祉との接続・コミュニティ形成

 

効果については、どうなんだろう。

 

短期効果:

知名度向上 → 一定の効果あり
交通安全週間などの認知 → 上昇

長期効果:

犯罪率低下 → ほぼ相関なし
行動変容 → 限定的

 

はたして税金の無駄なのか?

 

無駄とされる理由:
実務に寄与しない・芸能イベント化している・コスト対効果が曖昧

擁護される理由:
広報は政策の一部(Public Relations as Governance)・地域との心理的距離を縮める・メディア露出による間接効果

 

最大の問題は、「何を成果とするか」が曖昧な点です。

事故件数減少? 認知度? 地域信頼?

つまり、「効いているのかどうか分からないイベント」になりやすい。

 

【結論】

 

日本の「一日署長」はやや特殊な「権威演出型」の広報手法である。

海外にも類似はあるが、参加・教育寄りで設計思想が異なる。

効果は限定的で、特に長期的な社会改善には寄与しにくい。

 

あなたはどう思いますか?