血圧値 133/86/76 酸素飽和度 98% 体温 36.2℃ 体重 70.1キロ
昨日は新年度初のチェロのレッスンが渋谷であり、その後、新百合ヶ丘へ。
オーダーしていた靴が完成しましたので、工房まで受け取りに行くのです。
これまでの経緯はこちら。
だいたい1年くらい、ということで昨年のうちにできあがっていたのですが、「シューツリー」の原材料の入荷が遅れていたということです。
シデという名の木から作られる木製シューツリー。
靴を保管するときに、中に入れておく、ぴったりサイズの木型。
靴ができたら、最後にこれを造るわけですね。
その原材料の「シデ」が世界的に品薄なのだそうです。
シデ(四手、椣)は、カバノキ科クマシデ属(学名:Carpinus)の総称。
「この木は靴から湿気を吸収し、靴の形を完璧に維持します。靴を脱いだらすぐに、シューツリーを入れることを習慣にしてください。そうすれば、レザーが最初の状態に戻り、よく休ませ、歩行時にできる履きジワ をなくすことができます」
そして、完成。
最初のご相談で皮を選ぶときに、この絶妙な茶色が気に入ったのでした。
イタリアの馬の皮。
馬は牛と違って運動量が格段に多いので、余分な脂肪が少ないので皮が薄く、軽くて柔らかい革になるそうです。
永井荷風の愛用していた靴の写真があったので、参考イメージにしました。
「復元」ではなく、あくまで参考。
大正浪漫風だけど、現代に生きるセンスを。
靴の中に納まっているのが、「木製シューツリー」ですね。
とても良い感じなのではないでしょうか。
靴は履いてなんぼ、でしょうから、折に触れて歩いてみます。
これで「足元を見られ」ても、大丈夫かな。
これは大事なこと、ですよねえ。