にこたろう読書室の日乗

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0600 起床 気分快 晴 【靴を作る】④ ついに「靴」が完成しました。永井荷風をイメージして皮を選びました。

血圧値 133/86/76 酸素飽和度 98% 体温 36.2℃ 体重 70.1キロ

 

昨日は新年度初のチェロのレッスンが渋谷であり、その後、新百合ヶ丘へ。

 

オーダーしていた靴が完成しましたので、工房まで受け取りに行くのです。

 

これまでの経緯はこちら。

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だいたい1年くらい、ということで昨年のうちにできあがっていたのですが、「シューツリー」の原材料の入荷が遅れていたということです。

 

シデという名の木から作られる木製シューツリー。

靴を保管するときに、中に入れておく、ぴったりサイズの木型。

靴ができたら、最後にこれを造るわけですね。

その原材料の「シデ」が世界的に品薄なのだそうです。

シデ(四手、椣)は、カバノキ科クマシデ属(学名:Carpinus)の総称。

 

シデの木

 

「この木は靴から湿気を吸収し、靴の形を完璧に維持します。靴を脱いだらすぐに、シューツリーを入れることを習慣にしてください。そうすれば、レザーが最初の状態に戻り、よく休ませ、歩行時にできる履きジワ をなくすことができます」

 

そして、完成。

 

 

最初のご相談で皮を選ぶときに、この絶妙な茶色が気に入ったのでした。

イタリアの馬の皮。

馬は牛と違って運動量が格段に多いので、余分な脂肪が少ないので皮が薄く、軽くて柔らかい革になるそうです。

 

永井荷風の愛用していた靴の写真があったので、参考イメージにしました。

「復元」ではなく、あくまで参考。

大正浪漫風だけど、現代に生きるセンスを。

 

靴の中に納まっているのが、「木製シューツリー」ですね。

 

とても良い感じなのではないでしょうか。

靴は履いてなんぼ、でしょうから、折に触れて歩いてみます。

 

これで「足元を見られ」ても、大丈夫かな。

これは大事なこと、ですよねえ。