にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0600 起床 気分快 曇 「期待する」を定義します。学校で教師は何ができるか。

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外気温が18℃もあります。

あたたかい朝ですね。

 

朝は、希望のはじまりです。

 

昨今、大活躍の「天才」。

大谷翔平藤井聡太

 

ジャンルを超えて、今の日本の希望の星、ですね。

 

どうしたらこういう人間が育つのでしょうか。

僕たち、あまりぱっとしない人間からは想像がつきませんが、「育てた人」はいるわけで、ご両親の姿勢というか、教育感に共通の要素がある、というのがこの記事。

韓国語で「天才だよ」はこう言います。 - これでOK!韓国語

大谷翔平と藤井聡太の両親の子育て、実は「意外すぎる共通点」があった…!(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)

 

まとめると、つぎの3つ。

 

① 好きなことを妨げない

② 期待はしすぎない

③ 誰よりも信じてあげる

 

なるほど。

親の型にはめずに、伸び伸びと、本人を羽ばたかせよう、という感じかな。

過干渉の親を持つ子は、たとえその親がそれなりのグレードの資質を持っていたとしても、それを越えることはできない、ということですね。

 

親は、自分の身の程をわきまえないとね。

(僕には子どもがいないので、好き勝手に書いています)

花を大事に育てる | 自然を愛する人 | 休息 - 人物イラスト|無料素材

これは、家庭の場合ですね。

ていうか、親子の場合、かな。

 

もう一つ、「育てる人」の例をあげると、学校の教師です。

 

僕は「職業として」、この教師というのを40年くらいやって来ました。

これがなにか、微妙な立場というか、かたづかないというか、よく説明できない仕事なのですよ。(やってる人はわかると思います)

「教員ぽいキャラクター」というのがあんまりよく思われていない、ほんとうは嗤われているのではないか、という気さえしますし。

 

イメージはこんな感じ?

 

人間にとって「学校」って何だろう。ほんとうに必要なものなのかしら。

ていう素朴な疑問にも行き着く問題なのですが。

 

子どもは、「行かなくちゃいけない」から学校へ行くし、最近は、「無理に」行かなくたって、病気になるよりはいいだろう、という風潮もあるし。

 

でも、コロナで登校できませんよって言えば、変に行きたがる人もいるし。

すこし、考え方が変わって来てるのかもしれません。

 

さて。

学校で、教師は何ができるか。

 

たぶんそれは、「期待すること」、です。

 

上の育て方3か条の「②期待はしすぎない」と矛盾するようですが。

 

「期待」されると、自分の力で、人は育ちます。

僕があなたを「育ててあげよう」と思うのは、ナンセンスです。

教師のうぬぼれ、と言っても良いかな。

 

「期待する」を定義します。

 

①期待(きたい、英:expectation)とは、何らかの好ましい状態が実現するだろう、と望みつつ待つこと。また、当てにして待つこと。

 

②好ましい状態の実現を心の中で待ち望んでいる様子。 過去のデータなどをもとに理論的に想定すること。

 

だから、期待するふりをして、自分の願望だけを押し付けることとなるのはまずいのです。

客観的な、距離を置いて外に離れて観ている立場が必要です。

しかも焦らずに。

 

この距離感・立場が保ちにくくなるのが、親子関係の弱点です。

 


教師はあくまで、子どもにとっては「他人」です。

そこに踏みとどまれることがおそらく大事なのです。

 


教師でもある親」がしばしば子育てに失敗するのは、これが原因です。

これは親としては、せつなく悲愴なことではありますね。