血圧値 124/82/77 酸素飽和度 98% 体温 36.5℃ 体重 69.0キロ
外気温が18℃もあります。
あたたかい朝ですね。
朝は、希望のはじまりです。
昨今、大活躍の「天才」。
ジャンルを超えて、今の日本の希望の星、ですね。
どうしたらこういう人間が育つのでしょうか。
僕たち、あまりぱっとしない人間からは想像がつきませんが、「育てた人」はいるわけで、ご両親の姿勢というか、教育感に共通の要素がある、というのがこの記事。
大谷翔平と藤井聡太の両親の子育て、実は「意外すぎる共通点」があった…!(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(1/5)
まとめると、つぎの3つ。
① 好きなことを妨げない
② 期待はしすぎない
③ 誰よりも信じてあげる
なるほど。
親の型にはめずに、伸び伸びと、本人を羽ばたかせよう、という感じかな。
過干渉の親を持つ子は、たとえその親がそれなりのグレードの資質を持っていたとしても、それを越えることはできない、ということですね。
親は、自分の身の程をわきまえないとね。
(僕には子どもがいないので、好き勝手に書いています)
これは、家庭の場合ですね。
ていうか、親子の場合、かな。
もう一つ、「育てる人」の例をあげると、学校の教師です。
僕は「職業として」、この教師というのを40年くらいやって来ました。
これがなにか、微妙な立場というか、かたづかないというか、よく説明できない仕事なのですよ。(やってる人はわかると思います)
「教員ぽいキャラクター」というのがあんまりよく思われていない、ほんとうは嗤われているのではないか、という気さえしますし。
イメージはこんな感じ?
人間にとって「学校」って何だろう。ほんとうに必要なものなのかしら。
ていう素朴な疑問にも行き着く問題なのですが。
子どもは、「行かなくちゃいけない」から学校へ行くし、最近は、「無理に」行かなくたって、病気になるよりはいいだろう、という風潮もあるし。
でも、コロナで登校できませんよって言えば、変に行きたがる人もいるし。
すこし、考え方が変わって来てるのかもしれません。
さて。
学校で、教師は何ができるか。
たぶんそれは、「期待すること」、です。
上の育て方3か条の「②期待はしすぎない」と矛盾するようですが。
「期待」されると、自分の力で、人は育ちます。
僕があなたを「育ててあげよう」と思うのは、ナンセンスです。
教師のうぬぼれ、と言っても良いかな。
「期待する」を定義します。
①期待(きたい、英:expectation)とは、何らかの好ましい状態が実現するだろう、と望みつつ待つこと。また、当てにして待つこと。
②好ましい状態の実現を心の中で待ち望んでいる様子。 過去のデータなどをもとに理論的に想定すること。
だから、期待するふりをして、自分の願望だけを押し付けることとなるのはまずいのです。
客観的な、距離を置いて外に離れて観ている立場が必要です。
しかも焦らずに。
この距離感・立場が保ちにくくなるのが、親子関係の弱点です。
教師はあくまで、子どもにとっては「他人」です。
そこに踏みとどまれることがおそらく大事なのです。
「教師でもある親」がしばしば子育てに失敗するのは、これが原因です。
これは親としては、せつなく悲愴なことではありますね。