にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0530 起床 気分快 晴 山は燃えなかったが、将棋は熱い、という話。先手藤井さん、やはり強いなあ。負けた羽生さん、感想戦とか楽しそうだなあ。

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今日も快晴、良いお天気です。

が、しかし。

 

若草山の山焼きが、雪で湿って燃え広がらなかったらしいです。

せっかく3年ぶりに通常開催できたのに。

 

奈良市若草山で23日、冬の伝統行事「若草山焼き」があり、たいまつでの点火を試みたが、雨で枯れ草が燃えなかった。主催者によると「火が付かず終了」との扱いで再び実施する予定はない。過去にも燃え広がらなかった例があるという。

山焼きの起源は諸説あるが、若草山にある鶯塚古墳の霊魂を鎮めるため火を付けたのが始まりとされている。今年は新型コロナウイルス対策で規模を縮小して実施する予定だった。〔共同〕

 

世の中、火事の被害がとても多いですが、燃えなきゃ燃えないで、困ることもある。

 

難しいね。

 

あと、将棋王将戦、第3局が昨日から始まりました。

藤井さん先手番で、やや有利かも、の大熱戦。

今日の夜半には決着がつきます。

またもや、名局になる予感。

 

スポーツニッポン新聞社 の意見。

藤井の得意戦法をかわし「大局観」が問われる、茫洋とした将棋に誘導した戦略に羽生の「勝負への執着」を感じる。

 

そうそう、今回の羽生さんは、後手番でのブレイクに賭けていますね。

 

一局目の「一手損角替わり」

三局目(今回)の「雁木」

 

もともとやや不利な相居飛車の後手番で、千日手以上を目指すにはどうすればよいのか、というミッションを考え抜いて臨んでいる感じがします。非常に奥の深い背水の陣、ということですね。

羽生さんは藤井さんというこれ以上ないラスボスを迎えて、自身の将棋の最終形態を見極めようとしているのでしょう。

 

あと一回の後手番は「振り飛車」かもしれない。

 

ともかく、近来まれに見る、大名局が連なる番勝負になりそうな予感しかないです。

 

午後4時10分、藤井聡太王将(20)が95手で挑戦者の羽生善治九段(52)を降し、対戦成績を2勝1敗とした。

 

先手藤井さん、やはり強いなあ。

 

でもなかなか見ごたえのある1番でした。

負けた羽生さん、感想戦とか楽しそうだなあ。

強い人と頂上決戦をできるのが純粋に嬉しいんだろうなあ。

凄く学ぶところがあるんだろうし。

 

馬を1段目に入られて上下挟撃にされたあたりで、ちょっと誤算があったのかも。

その前の藤井さんの26飛が恐るべき新手なのかな。

あと、羽生さんに83角を打ってもらいたかったな。

正直に「1秒も考えませんでした」と言ってたけど、藤井さんは読み込み済みなのかなあ。畏るべし。

 

ともかく次の羽生先手番が関ケ原ですね。

藤井さんがブレイクできればほぼ決まり。タイで進めば、3勝3敗の最終決戦になるかも。

この場合、先後は再度振りごまになるから、大変なことになりますね。

将棋というシステムの命運がかかるかも。