にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0530 起床 気分快 晴 「死語」を定義します。「すし詰め」と言わないで! 全部分かる人、あなたはもれなく縄文人クラス認定!

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昨夜は東京もちょっと雪が降りましたが、今朝は素晴らしい日の出です。

清々しい、張りつめたような朝。


一昨日書いた「すし詰め状態の車内で8時間」について。

0530 起床 気分快 晴 すし詰め状態の車内で8時間。雪は天災だが、半分は人災、ということですね。水の郷針江、花の咲くころに、また行きたいなあ。 - にこたろう読書室の日乗

 

ちょっと気になったのは「すし詰め」状態という言葉です。

寿司って、あんまり詰めないよなあ。

 

ネットで探してみると、お寿司屋さんのこんな投稿が。(投稿日時: 2021年6月3日)


酒類のご提供禁止が出て飲食店は苦境に立たされています。
3蜜を避けるよう国や都から何度も要請があります。
救われているのは「すし詰め状態を避けてください。」と言われない事です。

すし詰め状態というと押し合い圧し合い雑多に混み合っている美しくない状態を表しています。とても残念です。私はこの言葉の使い方を間違っていると思います。

独断と偏見ですが、すし詰め状態の語源は関西すしからではないかと思っています。
私が修業に入店した店は関西すし(箱すし)も商っていました。

当時腕の良い関西すしの職人さんが居て、すしを押し箱から出し寿司切り包丁で切り、組み合わせて経木に乗せ、そのまま折箱に収めるのですが1ミリの誤差なくぴったりと折箱に収まるのです。その手際の良さと出来上がりの美しさは見事でした。

すし詰めとは美味しく美しい状態を表しています。

いつの間にか雑多で美しくない混雑状態を表す言葉になったのはとても残念な事です。
今回の騒動で3密が常用語となりすし詰め状態という言葉が死語になる事を切に願っています。

すし詰め状態の語源ですが | すし屋のだんらん

 

なるほど。僕は関東だから、ちょっと見方が偏っているのね。

今後、少し変わるかな。

 

たしかに、みつしりと整然と詰まっていて、美しい。

食べてみたいです。(この表現にピンときたかたは本格推理小説マニアです。)

 

さて。

「死語」を定義します。

 

「死語」とは:

 

死語とは使われなくなった言葉のことである。

死語 (言語) - 使用者がいなくなり使用されなくなった言語。
廃語 - 昔は使われたが今は使われなくなった語彙。ただし単に「古臭く感じる語彙」「現存しない物(を表す語彙)」の意味で死語と言うこともある。

 

逆に言えば、「新語」が生まれ続けるから「死語」もまた増え続ける、ということですね。

 

今風の言葉も、すごい勢いで劣化する。

その進度は、ますます増速中。

 

最近の「死語」について。

 

TBSラジオの番組『TALK ABOUT』が10~20代の206人に「今使うとダサい言葉」を調査し(2022/2/11付記事)、「マジ卍」が1位となりました。

 

結果は、1位から順に「マジ卍」「ぴえん」「なう」「写メ」「タピる/激おこぷんぷん丸」という順番に。

若者の声としては、「言葉自体もそうだし、絵文字も使ってる人を見ると『無理してんだな...』って感じる(ぴえん)」「私が小中学生の時に流行った言葉で、今じゃ誰かふざけて使ったりすると『ダサい…』と思ってしまう(激おこぷんぷん丸)」「メールを使うこともほとんどないし、その場でAirDropで送ってしまう(写メ)」と酷評が並びました。

 

「老人」の声としては、そもそも原典自体をほぼ知らないから!

ナウい、とは違うのよ。あれはもっと太古の時代の言葉。)

 

「ザギンでシースーだからシータク手配して。ヨロピク」といったノリは、もはや前方後円墳なみのセンスですね。

 

せっかくだから、ネットからランキングリストを紹介しておきましょうか。

ランキングの根拠は不明ですが、もし全部分かる人が居たら、あなたはもれなく縄文人クラス認定!

 

初めて聞いた!どういう意味?はご自分で調べてください。自分のことは自分でやろう。やればできる。

 

ただ、引用するだけというのもなんだから、ときどき突っ込みを入れておこう。

 

平成の死語の一覧衝撃ランキング TOP35

1位:写メ
2位:激おこプンプン丸
3位:チョベリバ
4位:KY
5位:パケ死
6位:パリピ(これはまだいける)

7位:ガラケー
8位:MK5 (これ分からないでしょう!)
9位:リア充
10位:チョベリグ
11位:マブダチ(これは昭和ではないのか)
12位:ガーン(初出は『巨人の星』ではない?!
13位:スパッツ(なにが問題?)
14位:タピる
15位:携番
16位:イタ飯
17位:アフターフアイブ(もう言わないのか)
18位:やばい(悪い意味だととる人はさらにやばい
19位:着メロ(なにが問題?)
20位:ジーパン(許容範囲)
21位:スッチー(CA引きなら知ってる?)

22位:ぴえん
23位:プレミアムフライデー
24位:ケータイ(まあセーフ)
25位:じぇじぇじぇ
26位:ズボン
27位:タンマ
28位:嘘ぴょん
29位:パイセン(パイオツではない)
30位:ボディコン(前にワ○○ンが付くのです)
31位:だべる
32位:独身貴族(マスク不着用で負けた人は単なる「貴族」、あれは可哀そうだ。)

33位:ブッチする(これ分からないでしょう!)
34位:成田離婚(新婚旅行自体がもう珍しいし)
35位:~なう(下の1位とは違うのでヨロシク!)


昭和の死語の一覧衝撃ランキング TOP37

1位:ナウい(上の35位とは違うのでヨロシク!)
2位:チョメチョメ(P音ですね!)
3位:バイビー
4位:アベック(確かに古いか)
5位:アッシーくん
6位:チャンネルを回す(電話のダイヤルもね!「Mを回せ!」)

7位:カセット(レトロ復活の兆し)
8位:余裕のよっちゃん(三つ子のお姉さんとの関連は? あるいはイカ!)
9位:ほの字(意外と好きですが)
10位:ガビーン(「がちょーん」は谷 啓)
11位:花金
12位:もちのろん(実際に聞いた経験はない。言う人いるのか?)
13位:バタンキュー(戦後高度成長期あたりのイメージですね)
14位:A面/B面(レトロ復活の兆し)
15位:アウトオブ眼中(意外と良いセンス)
16位:冗談はよしこちゃん(三つ子のお姉さんとの関連は?)
17位:メッシーくん
18位:半ドン江戸東京博物館に陳列されてそうな言葉)
19位:ちかれたびー
20位:バッチグー
21位:スケバン(現物は昔見たことある^^/)
22位:シュミーズ(現物は昔見たことある^^/)
23位:許してちょんまげ(謝罪の言葉ですが謝罪会見で言ってみて許されるかは微妙)
24位:ギャフン(実際に聞いた経験はない。言う人いるのか?)
25位:とっくり(小池さん熱烈奨励のモードです)

26位:ドロン(忍者の技ですね)
27位:ミツグくん
28位:まぶい
29位:バイナラ(おはこんばんちわ、は良いのか?)
30位:キープくん
31位:レコード(レトロ復活の兆し)
32位:チョッキ(まあ許容)
33位:うれピー(なんか可哀そうだな)
34位:涙がちょちょぎれる
35位:ツナグくん
36位:衣紋掛け(今でも使う道具で和洋折衷モード)
37位:よっこいしょういち(なんか失礼だな)

 

みつしりのネタバレ

 

単なる「貴族」のネタバレ

佐藤 天彦 将棋棋士 中田功八段門下 あだ名は「貴族」

棋士番号263 福岡県福岡市出身

名人3期(2016年度 = 第74期 - 2017年度 = 第75期 - 2018年度 = 第76期)