にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0540 起床 気分快 曇 60年代、あの頃、僕たちは、みんなどこかの「3丁目」の子供でした。

血圧値 125/83/65 酸素飽和度 98% 体温 36.4℃ 体重 67.1キロ

 

今朝は、空がドラマチックな感じですよ。

嵐が丘』みたい。

譬えが古いかな!

 

激動、と言えば。

 

敗戦からようやく這い上がって、近未来の明るく建設的な未来を夢見たころの日本。
そのころ僕たちの世代は生れたのです。

 

ある意味、いい時代だったなあ。

少なくとも、夢を見られたし。学校もなんだかんだ楽しかったし。

そろそろ微妙に、進学とか将来どうするの問題が、滲みだしつつあったけど。

それでもまだ、おおらかな日常。

 

舗装もされてない路地裏、ブロック塀の上の猫、有刺鉄線で囲われた空き地の遊び場。

お寺の裏の広場で、缶蹴りとかしたなあ。

 

 

あの頃、僕たちは、みんなどこかの「3丁目」の子供でした。

(ちなみに僕は目黒本町2丁目生まれね!)

 

まあ、今から思えば、激動の過渡期でしたね。

 

 

「科学」と「学習」なんていう子供向けの啓蒙的雑誌があったなあ。

あれは、小学校がなぜか斡旋して販売したんだったかな。

幼稚園は「キンダーブック」だった。

 

あんな半強制的な物販は、今の学校ではできないよねえ、多分。

 

でも、今の僕たちお年寄りの、精神構造の基本みたいなものが、なにげにこういうものから積み重ねられたんじゃないかな。日本的戦後啓蒙主義のレジェンドかな。

 

懐かしいな。

どこかに全貌を閲覧できるアーカイヴとか、ないかな。

 

あと、肝油ドロップっていうのも売られてた。

この缶のフタの絵がクイズになってて、乗り物とか動物とかモノの名前を覚えました。

 

たしかギョウチュウ検査ってのもありましたね。

あのぐるぐる渦巻き模様の採卵テープみたいなのをお尻に貼るやつ!

 

(これは保育園・幼稚園・小学校などにおいても平成31年度で完全に廃止されることになりました!)

 

今は腸内に寄生虫飼ってる子どもなんか居ないよねえ。

トイレの水洗化が進んだし。

 

昭和が終わった、ということでしょう。

 

ところで、そういう子供向け科学啓蒙雑誌には、よく、未来予想図みたいな絵が載ってました。

 

なかなか興味深いので、今度考えてみよう。