にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0600 起床 気分快 曇 誤爆というか、起こるべくして起きた事故ですね。ポーランドでのミサイル爆発。

血圧値 115/83/74 酸素飽和度 98% 体温 36.4℃ 体重 66.2キロ

 

あんまり新海誠作品に言及するとネタバレ大解放になりそうなので、話題を変えます。

『すずめの戸締まり』もまだ観ていないし。

 

ついに心配していたことが起こりました。

 

おそらく一種の、誤爆。というか、起こるべくして起きた事故ですね。

 

このニュース。

 

ウクライナ国境に近いポーランド東部で15日午後、ミサイルが着弾し、2人が死亡した。ポーランド外務省が確認し、ロシア製のミサイルだと発表した。

ジョー・バイデン米大統領は記者団に、ロシアから発射されたものではなさそうだと発言。ポーランドのアンジェイ・ドゥダ大統領と北大西洋条約機構NATO)のイェンス・ストルテンベルグ事務総長はそれぞれ16日午後、ウクライナの防空ミサイルが原因との見方を示した。

 

ロシア軍は毎日対地ミサイル攻撃を激化させていますが、ウクライナも地対空迎撃作戦を展開中。ミサイルでミサイルを撃ち落とすわけですから、それが目標を外れたらどこかの地上に堕ちてもおかしくはない。一応自爆処理回路はあると言っても。ポーランドとの国境地帯であればなおさら不慮の事故も起こるでしょう。

 

NATOのストルテンベルグ事務総長も同日午後に記者会見し、ポーランドでのミサイル爆発が「意図的な攻撃」だった「様子はない」と言明。「ロシアがNATOに対して軍事攻撃行動を準備しているという兆候もない」と述べた。

事務総長も、ポーランドでの爆発は「おそらく」ウクライナの防空ミサイルが原因だとした上で、「しかし究極的な責任はロシアにある。ウクライナに対して違法な戦争を続けているのはロシアなので」と非難した。

 

多分これでしょう。S-300システム。

もともとソ連時代に開発されたもので、ウクライナも以前からの保有分に加えて、ロシアの侵攻に対して防空力を強化するためスロバキアから供与を受けています。

こういうイメージです。

シンクタンク戦略国際問題研究所CSIS)のマーク・カンシアン氏は、S-300システムの一部かもしれないと話す。この種類のミサイルは通常、地対空攻撃に使用され、今回の戦争を通じてロシアとウクライナの双方が使用している。

 

シンクタンク外交問題評議会の安全保障専門家、J・アンドレス・ギャノン氏も、S-300システムかもしれないと同意する。

「これは防空システムだが、それでもロシアが地上攻撃に使っていることは把握している。ウクライナ巡航ミサイルに対する防空手段としても使っている」

 

ポーランドの大統領は、これは事故だと受け止めるという大人の対応を見せ、ウクライナの大統領はあくまでロシアが発射したと突っぱねています。

アメリカ大統領も火消しの態度を見せて、これに対してロシアは好意的に見ている。

 

まさに戦時外交ですが、うっかりミスで核弾頭付きの戦略核兵器を暴発してしまったら、それこそ大変。

 

この言葉を思い出します。ほんと危険!

 

 

もう一つ、思い出す映画は、これ。

 

タルコフスキー監督は、今の状況を空の上からどう見ているのでしょうか?