にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0600 起床 気分快 晴 舞鶴・北滋賀遠征記録⑫酒造に寄ってから、「かばた」見学ツアーに参加する話。旅の終了。

血圧値 126/83/80 酸素飽和度 98% 体温 36.1℃ 体重 67.2

 

雲がかかってるけど、おおむね晴れているようですね。

気温と湿度は良い感じかな。

 

さて、ついに舞鶴・北滋賀の旅の記録の最終回です。⑫は、酒造に寄ってから、かばた見学ツアーに参加、です。その後ついに、旅の終了。

 

【10月4日(火)その2】

 

お昼のお店の近くに、酒蔵がありますので、寄ってみましょう。

 

慶応元年(1865年)創業

川島酒造株式会社

 

銘柄は「松の花」。

創業時、酒蔵建造のため伐採した古い松に対する忍びがたい思いを込めて「松の花」と命名されたそうです。

何といっても、針江は水の郷。お酒も美味しくできますね。

ウィスキーの醸造も計画があるようです。

そう言えば、宿泊先の施設も、クラフトビールの計画があるとか。

いろいろ水つながりで、楽しみですね。

 

お薦めに従って、お酒はこの2本を購入しました。宅配便であくる日には到着。

お昼に「川信」で飲んだかも。

 

さて、予定の2時になりましたので、公民館前に集合し、川端(かばた)見学ツアー開始です。

 

まずは針江公民館の隣にある「生水の郷(しょうずのさと)」で受付。ツアー参加料は大人1人につき1,000円でした。

 

このあたりでは、家を建てるとまず川端のために井戸を掘るそうです。

ここを中心に間取りを計画するわけですね。

家が更地になっても、このように川端は路上に残ります。

水は綺麗で、冷たいです。

紙コップをいただいて、湧き水を飲ませてもらいました。まろやかで美味しい。

超軟水です。

これなら、お酒も美味しくできますね。

これが、第二のキッチン、川端です。

鯉を飼っていますね。残飯とか野菜屑とかきれいに食べてくれるそうです。

 

地下から湧き出た水は最初に壺池(つぼいけ)へ。

壺池から流れ出た水は次に端池(はたいけ)へ。

イカを冷やしたり、食器を洗ったりすることもできます。

 

 

まさに、台所を川が流れる、という感じですね。

この水は水路から出て、また川に戻ります。

そして、琵琶湖に帰る。

琵琶湖の水は、蒸発して雲となり、山に雨や雪を降らせる。

その水はまた、地下水脈を経て、針江の郷の湧き水となり、川端に戻ってくる。

 

壮大な循環。

自然の変わることのない営みと、寄り添って生きる人たちの生活。

古来、変わることのない粛然としたいのちの時間。

 

水路にもたくさんの鯉が泳いでいます。

母屋とは別棟になっている川端は、「そとかばた」と呼びます。

ここはお寺の外川端です。かなり広いですね。

 

約1時間、途中で鮒のなれずしを作っているところを見学したり、川端でお豆腐を作るお店を見たり。(このお豆腐もお昼に食べました。)

あっという間の、楽しいツアーでした。

 

またお盆とか、秋祭りとかの時に来てみたいなあ。

針江川の下流の、船着き場(ドキュメンタリーで有名になったシーン)のほうにも行きたいし。

 

また訪れる機会があるでしょう。

まだ食べたいものもあるしね。

 

帰路は、簡潔に。

 

新旭駅 16時13分発 湖西線新快速(姫路行)

京都駅 17時13分発 のぞみ240号(東京行)

品川駅 19時27分発 山手線

目黒駅 19時35分着

 

3時間ちょいで着きました。意外と早いかも。

 

①~⑫の長連、雑然とした文章にもかかわらず、ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

お疲れ様でした!