にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0600 起床 気分快 曇 舞鶴・北滋賀遠征記録⑪幻のような水の郷を探検するという話。

血圧値 119/68/79 酸素飽和度 98% 体温 36.2℃ 体重 67.1キロ

 

今日は朝から腰が痛いです。昨日は何ともなかったのですが。

 

一昨日、網戸の掃除をして、強制スクワットみたいな恰好で変な身体の動かし方をしたり、ユニットバスの中のドアを、外して逆さまに浴槽の中にオキシ漬けしたり。

 

大掃除の後遺症ですね。

明日はもっとあちこち、痛くなるのかな。嫌だなあ。

 

さて、舞鶴・北滋賀の旅の記録の続きです。⑪は、針江の探検と旨いものの話、です。

結局、4泊5日の旅になりました。

 

【10月4日(火)その1】

 

朝はホテルでゆっくりして、超軟水の針江の湧き水のお風呂に入ります。

ここでは蛇口から出る水も、お風呂も、トイレの水も、全部綺麗な湧き水です。

 

庭にも湧き水の池。鯉が居ます。

食堂にも、湧き水。

この集落一帯は、どこをボーリングしても、すぐに水が湧きます。

 

このいのちの水のことを昔から「生水(しょうず)」と呼んでいます。

 

ここ針江地区は里山の写真家・今森光彦さんが撮り2004年1月にNHKハイビジョンスペシャルで放映された映像詩『里山・命めぐる水辺』の舞台になった美しい景色と生命の輝きに満ちた滋賀県高島市新旭町針江という小さな静かな集落です。

琵琶湖を取り巻く深い比良山系の山々に降った雨や雪が、地中に沁み込んで伏流して、この集落の地下を滔々と静かに流れ、湖に戻ってゆくのです。

 

そこに竹の管を差し込むと、このような可愛い井戸になる。

 

この豊かな水を糧として、北滋賀の高島の里の人々は、暮らしてきたのですね。

 

水とともに共生する歴史と文化。

 

集落の中を巡る水路やその水を生活用水に利用したシステムを「かばた」(川端)と呼んでいます。

 

このような水の文化、美しい景色、地域の人との触れあいなどを求めて今では日本中、海外よりたくさんの人がここを訪れるようになったそうです。


地元の有志で「針江生水の郷委員会」というグループをつくり、周辺の豊かな自然や水辺の暮らし、または地域の人々に触れながら、現代の暮らしを見つめ直すきっかけを感じられるようにと、かばた見学ツアーを行っています。

 

今読んでいる本。

とても参考になります。

 

この見学ツアー(参加者3人!平日だから?)に今日の午後参加するのですが、その前にちょっと集落を散歩して、お昼を食べないと。

集落を流れる針江大川。
梅花藻の花が咲き、サギが小魚を狙っています。

 

そろそろお昼の時間です。

「川信」、明治13年創業。
地元の名水と四季折々の自然の恵みを活かした湖国の味自慢の老舗料理屋です。

滋賀県高島市 川新|お料理・仕出し・各種宴会・大型駐車場完備 - 滋賀県高島市でお料理・仕出し・慶事・弔事・七五三・お食い初めの事なら川新まで。大型駐車場完備で大型バスも6台駐車できます。豊かな自然に育まれた旬の野菜や川魚を中心としたお料理をご提供しております。 (oryori-kawashin.com)

 

生水のきれいな水と豊かな自然に育まれた旬の野菜や川魚を中心とした”湖国料理”。

小鮎の甘露煮、鰻の蒲焼き、海老豆、しじみ煮、近江牛しぐれ煮、小鮎の天麩羅、上原豆腐の冷や奴、地野菜の炊いたん、地玉子出汁巻き 他

湖魚のお造り (びわ鱒)
上原豆腐のお吸い物、新旭産コシヒカリ、漬け物

 

地酒はこんな感じ。2種類いただきました。

 

お店の向かいには、撚糸工場が。

高島は木綿の産地です。

「高島ちぢみ」が有名。


尺が伸びるので、以下、次号。