にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0430 起床 気分快 晴 害魚考。

血圧値 115/73/68 酸素飽和度 99% 体温 36.4℃

 

この時間帯だと、早朝血圧というよりも夜間血圧ということになるのかな。

まずまず良好、ということかな。こんな感じがこの七か月間、維持されています。

いろいろ考えかたはありますが、とりあえず降圧剤の効果はある、ということですね。

 

終活・断舎利は、緊急対応をだいたい終えて、ゆっくりとした終焉へ向けての、粛々とした作業段階に入ります。これもまずまず、良かったなあ。

 

ところで。

最近良く報道で、お姉さんとかがブラウントラウトという魚を釣って、これは害魚だから食べちゃうぞ!みたいなシーンを見ます。

なんとなくヤラセっぽいですが、かなり強力にこの魚を害魚駆除したいという雰囲気が強まってきた、ということでしょう。

 

外来魚として、これまで悪役の代表とされてきたのは、これ。

ブラックバス(オオクチとコクチの2種類がいます)ですね。

もともと日本にはいなかった魚ですが、釣りのターゲットとして持ち込まれ、各地に放流・拡散されて大繁殖しました。

ワカサギやアユ、その他の生き物を片っ端から食べて巨大化するのでもはや悪者の極みで、駆除の対象になってます。

こういう外来種の害獣はいろいろいて、アメリカザリガニとかアマゾンのカメとかもね。

 

そして、ブラウントラウト

これはヨーロッパの鱒で、なかなか美しい。シューベルトのピアノ5重奏曲の標題として有名な『ます』は、これです。それだけ向こうでは身近で愛されている魚なのですが、やはり日本に持ち込まれて自然繁殖し、いまや害魚扱いになりました。

 

ニジマスやレイクトラウトと合わせて、環境省および農林水産省ブラウントラウトを産業管理外来種に選定しています。

「入れない、捨てない、拡げない」といった外来種被害予防三原則に基づき適切に管理した上で引き続き商業利用しよう。と言うことです。

今のところ既に定着している水域では、ブラウントラウトを釣って楽しんでも良いということになります。が、しかし、最近はかなり緊迫した状況になってきた、ということかな。ちょっと残念な気もします。

 

それでは、これはどうするのか。

・コイ
・タイリクバラタナゴ
イワナ(国内外来魚)
・ワカサギ(国内外来魚)
・メダカ(国内外来魚)

 

実は、日本で普通に見かけるコイは外来魚なのです。

在来種のコイ(野鯉)も存在しますが、琵琶湖や四万十川などの数カ所でしか生息が確認されていません。

体高が低いものが野鯉(在来種)、高いものがヤマトゴイ(外来種)とされますが、近年ではほとんどが交雑種か外来種です。

 

この問題は、そう簡単に割り切れるものではありません。

 

僕はもう、病気の影響で釣りはできないのかもしれませんが。

アラスカに、もう一度行きたいなあ。