にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0540 起床 気分並 雨 気圧の影響か、身体中が痺れます! イギリスつながりで思い出すのは『カササギ殺人事件 Magpie Murders』。

血圧値 126/82/88 酸素飽和度 98% 体温 36.6℃ 体重 67.4キロ

 

気圧の影響か、身体中が痺れます!



台風14号 再上陸し列島横断 関東や東北 暴風・大雨に警戒 交通機関に影響も。

この台風は南西諸島でターンしたあと九州を縦断、山陰をかすめて日本海を東進し、新潟から本州を横断して太平洋に出るという、じつに遠大な航跡をとりつつあります。
珍しいパターンですね!

大きな被害が出ないと良いけど。

 

続報、ナンマドルは、午前9時に日本の東で温帯低気圧に変わりました。

まだ強い風や雨が続いています。

 

台湾では地震が来るし。

女王崩御以後、世界は揺らぎ続けていますね。

 

イギリスつながりで思い出すのは、前にも触れた小説『カササギ殺人事件 原題:Magpie Murders』。

著者のアンソニー・ジョン・ホロヴィッツ(Anthony John Horowitz)はロンドンのパディントンの生まれですね。

 

0540 起床 気分並 曇 梅雨は明けたはず? この変な天候で、僕は「かささぎ」に憑りつかれてしまったのか? - にこたろう読書室の日乗 (hatenablog.com)

 

この人は突然出てきた感じでしたが、グラナダシリーズの「ポワロ」の脚本を書いてたんですね。それで納得。

 

クリスティ(こちらはミステリーの女王ね)に連なる、イギリスの伝統的「推理小説」そのものに目を向けた、とても凝った、面白い作品です。

『「推理小説」小説』っていうのかな。

 

作中小説とそれをめぐる編集者たち外部の物語との、二重の入れ子構造。

ネタバレはしませんが、マニアをふふんと納得させる、巧妙さがあります。

 

これ、日本語翻訳は気を使っただろうなあ。いくつか原書で確認したくなる部分があります。まあ、英語は苦手ですが。(原文見たけど、これはなかなかの神翻訳!)

 

日本での、その後のこのブレイクは凄い!

週刊文春ミステリーベスト10

  • 2018年 - 『カササギ殺人事件』1位
  • 2019年 - 『メインテーマは殺人』1位
  • 2020年 - 『その裁きは死』1位
  • 2021年 - 『ヨルガオ殺人事件』1位

このミステリーがすごい!

  • 2019年 - 『カササギ殺人事件』1位
  • 2020年 - 『メインテーマは殺人』1位
  • 2021年 - 『その裁きは死』1位
  • 2022年 - 『ヨルガオ殺人事件』1位

ミステリが読みたい!

  • 2019年 - 『カササギ殺人事件』1位
  • 2020年 - 『メインテーマは殺人』1位
  • 2021年 - 『その裁きは死』1位
  • 2022年 - 『ヨルガオ殺人事件』2位

本格ミステリ・ベスト10

  • 2019年 - 『カササギ殺人事件』1位
  • 2020年 - 『メインテーマは殺人』1位
  • 2021年 - 『その裁きは死』1位
  • 2022年 - 『ヨルガオ殺人事件』1位

 

ブログのことばから。

 

「このようなミステリ小説は初めてで、読んでいてこんなに興奮したのも初めてです。一気読みの後に整理して、改めて読み直して、やっと興奮が収まりました。2度、3度読んで面白さが深まりました。」

 

「僕はクリスティの作品を全て読んだわけではないので見落としもかなりあると思いますが、下巻でどういったオマージュが散りばめられているのか解説されているので、様々なクリスティ作品を知ることが出来ました。クリスティ入門としても最適の一作となっています。」

「クリスティの作品を読んだことのない人でもちゃんと楽しめる内容になっています。クリスティ作品未読の人が本書を読み、知らず知らずのうちにクリスティの要素を感じ取って面白いと思えたなら、本書を入口にクリスティ作品に手を伸ばすのもアリだと思います。」