にこたろう読書室の日乗

死なないうちは生きている。手のひらは太陽に!

0540 起床 気分快 晴 孤独死のリスクがある人が、「もうこれでいつ死んでも大丈夫」、という状態になるとすれば、それはどういう状態なのか。

血圧値 103/67/63 酸素飽和度 98%  体温 35.3℃ 体重 66.6キロ

数値が結構低めです。痺れが軽いかな😃

良いことかも。

 

たまには早朝の散歩をしたいけど、すでに気温が高いと、危ないかもですよね‼️

 

雄大な夏の雲。


昨日このブログで書いた、僕の今の最大の問題は、「独居状態」であることで、「孤独死した場合に迷惑がかかる」という状況について。いろいろご感想やご意見やご心配をいただいています。

そんなこと今更いうことでもないだろう、とお思いのかたも多いかと思ったのですが、ご好意やお気遣いを嬉しく思います。

 

僕の今の状況は、ぜんぜん特殊なものではなくて、いまこの世界に、あまねく存在する困った問題であろうと思います。個人としてだけではなく、ともにこの世界に生きている者として、自分もいかに力を合わせて向き合っていけるのか。誠意をもって前向きに取り組んでおられるかたがたの努力に、いかに気づけるか。

個人の悩みや状況を越えて、一歩を踏み出す姿勢をもたなくてはいけないなあ、と考えさせられています。

 

状況はいろいろでも、孤独死のリスクがある人が、「もうこれでいつ死んでも大丈夫」、という状態になるとすれば、それはどういう状態なのか?

みんなどうしているんだろう。



たとえば緊急の発作を起こしたとき、マンションから外の道に出てひっくり返る、というしかないのかな。

今回の経験で、咄嗟の電話すらできないから、鍵のかかった密室で気を失って、そのまま死ぬ可能性が非常に高い。実際、僕の知り合いでも普通にあったし。

お知り合いに合鍵を持っていてもらったとしても、そう簡単には駆けつけられないし。
愛人が近所にいるおっさんでも不審死したという例があるから、これはあてにはならないのかも。
2世帯住宅で壁一枚隔てて住んでる親御さんが、餓死して1週間後に見つかったケースも。

なんか、身につまされますね。

 

お年寄りでなくても、身寄りのない病気の心配のある人とかは、一人で住んでいてはいけない、という法律を作らないとダメなのかな。けっこう、独居にこだわりのあるケースも多いだろうし。もちろんやむを得ない、という場合が多いのだろうけど。
これを「社会的な問題だ」、といって突き放しても、なかなか改善されないですよねえ。

 

さて。

人は、毎日いろいろな理由で亡くなります。これは生物としての厳然とした自然の摂理です。
それでも、病気で亡くなるというのは、悲しくやり切れない思いがします。

ちょっと古いですが、平成30年の厚生労働省による統計によれば、日本人の死因は、

1位が悪性新生物(がん)です。2位が心疾患、3位が老衰、4位が脳血管疾患、5位が肺炎となっていました。

 

それぞれ1日あたりの人数も計算してみたら、以下のようになりました。

1位 がん 37万3547人 ・・・1日あたり1023人 
2位 心疾患 20万8210人 ・・・1日あたり570人 
3位 老衰 10万9606人 ・・・1日あたり300人 
4位 脳血管疾患 10万8165人・・・ 1日あたり296人 
5位 肺炎 9万4654人 ・・・1日あたり259人 

 

これでもまだ全部ではありません。

たとえば交通事故死を調べると年間4596人、転倒・転落などによる不慮の死はなんと9645人でした。
道でつまずいたり、階段からころげたりして「打ちどころが悪くて・・・」みたいな状況で亡くなる方が、年間に1万人近くもいることになります。

 

【2021年最新版】最新統計データから見える孤独死の現状とは?もはや高齢者だけの問題じゃない?

 

さらに悲しいのは、自宅における孤独死です。
どうにかすれば防げたのではないか、と思ってしまいます。ただそれが難しいことは、今は僕も良くわかっています。

 

以下のグラフは『東京都監察医務院で取り扱った自宅住居で亡くなった単身世帯の者の統計(令和元年)』から制作されたものです。

このグラフからは65歳以降、孤独死の発生件数が急激に増加することが読み取れます。また、その際に男性の死亡者数の割合がピークとなっているので、独身男性が定年退職後に孤独死として亡くなってしまうことなどが読み取れます。

 

その主な要因は、地域・社会からの孤立、高齢者の貧困、熟年離婚やパートナーの死等、が考えられますね。

 

何か僕にもあてはまっているような!

 

また、「誰かに頼ることは恥ずかしいこと」という価値観もあるので、周囲に助けを求めることができず、孤立してしまうということもあるのではないでしょうか。

 

僕は、ただひたすら周囲のかたに甘えて生きているだけなので、なんか申しわけない気がしています。

 

お手数をお掛けして、どうもすみません。